家電小ネタ帳
リラックスできる睡眠とれてますか? 寝不足は快眠家電で解消しましょう
公開日時 : 2019-09-15 18:00
更新日時 : 2020-06-06 13:17
健康診断はクリアしているのに、体がだるい、疲れがとれない……。そのお悩み、慢性疲労が原因かもしれません。このような疲労を解消するには、質の良い睡眠が不可欠。そこでおすすめしたいのが、快眠家電の活用です。
睡眠は時間だけでなく質も重要
一晩寝てもとれない疲労が半年以上続いている状態を「慢性疲労」と呼びます。日本人の45%程度が抱えているというデータもあり、放っておくと病気や突然死につながるおそれもあるようです。
慢性疲労には身体的な疲れのほかにも、内蔵の疲れや自律神経の乱れ、ストレスなどが関わっています。
この状態が続くと、単にだるいだけでなく、食事を100%楽しめなかったり、朝すっきり目覚められなかったり、精神的に不安定になったりと、悪循環のスパイラルに陥ることも。つらいのは自分自身なので、日常生活や仕事に支障をきたす前になんとかしたいですよね。
蓄積した疲労を回復するには休息が大切ですが、忙しくてまとまった睡眠時間を確保できないという人も多いのでは?
でも心配はいりません。重要なのは睡眠時間ではなく睡眠の質。理想の睡眠時間といわれる「1日8時間」をクリアできなくても、深い眠りを得られれば、脳も身体も休ませることが可能です。
また、深い眠りについているとき、私たちの体内では細胞の修復や疲労回復、ストレスの解放などの役割を担う成長ホルモンが分泌されます。
睡眠は浅い眠りと深い眠りのサイクルで成り立っていますが、深い眠りを十分に確保し、「ぐっすり寝た」という満足感を得ることができれば、疲労は回復へと向かうといわれています。
睡眠の質を改善するためにできること
「ぐっすり寝た」という満足感こそが、質のいい眠りに求められる大事な要素。以下の項目を実践することで、この満足感が得やすくなります。
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- 生活リズムを整える
体内時間にズレが生じると質のよい睡眠を取るのは難しくなります。
特に太陽光などの光によって体内時間は調整されるため、夜遅くまで明るい環境に居続けることや、昼過ぎまで寝ていることなどは体内時間がズレる原因になります。
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- 適度な運動習慣を身につける
適度な運動が質の良い睡眠に繋がるのはよく聞く話だと思いますが、激しい運動は逆効果になるのをご存知でしょうか。
また、就寝直前の運動も興奮させてしまうそうで、効果的な運動のタイミングは就寝3時間前と言われています。
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- 就寝前1時間はスマホの画面を見ない
寝る前にSNSをチェックしたり動画をみたりすることはありませんか?
スマートフォンの画面から発せられるブルーライトは強い光のため、上記の体内時計をズレさせてしまう原因になります。
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- 寝る前のストレッチで全身をほぐす
質の良い睡眠を取るには、脳を休めてくれる副交感神経が、交感神経より優位になる必要があります。
就寝前の軽いストレッチにはリラックス効果を生み出し、副交感神経が優位に手助けとなるため、効果的です。
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- ぬるめのお風呂にゆっくりつかる
就寝前の軽い運動と同じ効果でこちらも就寝前2~3時間前までが効果的です。
大切なのは、副交感神経が優位になるよう促すこと。上記以外にも心身ともにリラックスできる手段をお持ちの人は、いろいろ試してみるといいでしょう。
忙しい人には快眠家電が大活躍
ゆっくりお風呂に浸かる時間やストレッチをする暇がないという人には、快眠家電が大活躍。ここでは目的別におすすめアイテムを紹介します。
・気持ちよく眠りに落ちたい人には「ふとん乾燥機」がおすすめ
ふとんや枕を乾燥し、快適な眠りへと誘うのがふとん乾燥機。暖め機能付きなら、冬場も心地よく眠りに就くことができそう。
・「アイマッサージャー」で目の疲れを解消
不眠の原因にもなる眼精疲労。長時間パソコンやスマホを操作したあとは、ホットアイマスクやアイマッサージャーで疲労を取り除いておきましょう。
・「アロマ加湿器」で寝室に心地よい香りを
良質な睡眠にはアロマの香りも有効です。お風呂にアロマオイルを垂らしてゆっくり入浴するのも手ですが、時間がない人にはアロマ加湿器の使用がおすすめ。まずはラベンダーやカモミールの香りから試してみてください。
ぐっすり眠って快適な朝を迎えることができれば、疲れやストレスが軽減するばかりか、より充実した1日を過ごすことができるはず。快眠家電を上手に取り入れて、より良質な睡眠を手に入れてください。
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