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【2020年最新版】ドライブレコーダーのおすすめ9選|選び方も解説
公開日時 : 2020-08-29 18:21
更新日時 : 2020-09-01 18:42
ドライブレコーダーは運転中の映像を録画できるカー用品です。
事故やあおり運転などの瞬間を記録しておけるため、注目されています。
そんな中、いざドライブレコーダーを買おうと思っても「ドライブレコーダーが欲しいけど、どうやって選べばいいのかわからない…」という人も少なくないでしょう。
そこで今回はドライブレコーダーの選び方を解説しつつ、おすすめのドライブレコーダーをご紹介します。
ドライブレコーダー選びの参考にしてみてくださいね。
目次
3種類のカメラタイプ
ドライブレコーダーを選ぶときに大切なのがカメラタイプです。
カメラタイプは大きく分けて「フロントカメラ」、「前後2カメラ」、「360度カメラ」の3種類あります。
それぞれ特徴・撮影範囲を理解して、目的にあったカメラタイプのドライブレコーダーを選びましょう。
「フロントカメラ」タイプ
最も一般的なのが「フロントカメラ」タイプのドライブレコーダーです。
フロントカメラタイプは、車の前方のみ撮影できます。
比較的シンプルな設計になるので、取り付けが簡単でリーズナブルな価格のものが多いです。
前方のみの撮影になるので、あおり運転など後方でなにかが起こったときに映像を残せません。
「前後2カメラ」タイプ
前と後ろにカメラを取り付けて、車の前後を撮影できるのが「前後2カメラ」タイプのドライブレコーダーです。
後方からのあおり運転対策に有効なカメラタイプです。
ただし、前後2カメラタイプでは左右の撮影ができないので横方向からのアクシデントを撮影できません。
「360度カメラ」タイプ
「360度カメラ」タイプのドライブレコーダーは、1台のカメラで前後左右を撮影できます。
全方向に加えて車内の映像も撮影可能です。
一方で1台のカメラで360度を撮影するため、ほかのカメラタイプに比べて画質が悪くなってしまいがちなデメリットがあります。
また、高性能になるので価格も高価なものが多いです。
前方 | 後方 | 360度 | |
---|---|---|---|
「フロントカメラ」タイプ | ○ | × | × |
「前後2カメラ」タイプ | ○ | ○ | × |
「360度カメラ」タイプ | ○ | ○ | ○ |
ドライブレコーダーの選び方
ドライブレコーダーは、下記7つのポイントをおさえ、適切な製品を選ぶことが重要となります。
それぞれ詳しく解説していきます。
画質
事故にあったとき、証拠となる相手のナンバープレートや周辺の状況を鮮明に撮影するために、「画質」が重要です。
画質を選ぶときは「解像度」と「画素数」をチェックしましょう。
解像度は「フルHD(1920×1080)」以上、画素数は「200万画素」以上がおすすめです。
※フルHDは「1080P」と表記されたりします。
画質がフルHD以上であれば、ナンバープレートをしっかりと確認できる映像がとれます。
より鮮明な映像を撮りたい場合は、「WQHD(ダブリューキューエイチディー)(2560×1440)」や「4K(3840×2160)」などのモデルもいいですが、価格も高くなるので予算とのバランスを考えて選びましょう。
画角
ドライブレコーダーは「画角」が広いほど広範囲な映像を撮影ができます。
画角には「水平」、「垂直」、「対角」の3種類あって、一番重要なのが「水平」画角です。
水平画角が広いほど、横方向に広く撮影できます。
ドライブレコーダーを選ぶときは水平画角「100度」以上を目安にしましょう。
画角が100度だと物足りない人は、120度以上のモデルもおすすめです。
また、最近では360度カメラのドライブレコーダーも増えてきています。
前後左右に加えて車内の撮影も可能です。
どの角度からの事故にも備えたい人は、360度ドライブレコーダーを検討してみましょう。
フレームレート
「フレームレート」は、1秒間に何枚のコマを撮影できるかを表したもので、映像のなめらかさに影響します。
1秒間に30枚のコマを撮影できると「30fps」、60枚撮影できると「60fps」のフレームレートということです。
※パラパラ漫画をイメージすると分かりやすいです。
ドライブレコーダーならフレームレート「30fps」以上を目安にするといいでしょう。
フレームレートが低いとカクカクした見づらい映像になるので注意が必要です。
HDR・WDR
HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)とWDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)とは、明るさを自動で調節してくれる機能で「黒つぶれ」や「白とび」を防いでくれます。
たとえば、トンネルなどの暗い場所や晴れの日で逆光が強いときでも映像を鮮明に撮影できます。
せっかく事故の様子をおさえたのに、映像が白とびしていてよく見えなかったら意味がありません。
しっかりと鮮明な映像を残すためにも、HDR・WDR機能はチェックしておきましょう。
駐車監視機能
車の運転中以外にも事故の危険性があります。
当て逃げや車上荒らしなど駐車時のトラブル対策に有効なのが「駐車監視機能」です。
車に衝撃が当たったときや人やモノの動きを検知して作動するものなど、製品によって記録方法は異なります。
乗車中だけでなく駐車しているときの事故にも備えたい人におすすめな機能です。
GPS
ドライブレコーダーに衛星利用測位システム(以下、GPS)が搭載されているタイプも非常に便利です。
GPS機能が搭載されていれば、事故が発生した場所の位置情報や運転時の走行速度などがわかります。
事故発生時の証拠として提示できるデータが増えるのでおすすめです。
ただ、GPS搭載のドライブレコーダーは高価なものが多いので予算とのバランスを考えて選ぶといいでしょう。
取り付けが簡単なミラー型
ドライブレコーダーは、取り付けが手間に感じる人も少なくないでしょう。
そういった人には「ミラー型」のドライブレコーダーをおすすめします。
ミラー型のドライブレコーダーは、ルームミラーに被せて取り付けるだけというお手軽さが魅力です。
また、通常のドライブレコーダーと比べて場所をとらないので、運転中に視界に入って邪魔になったり、運転席周りがごちゃごちゃすることがありません。
ドライブレコーダーの取り付け作業が面倒な人は、一度ミラー型もチェックしてみてはいかがでしょうか。
ドライブレコーダーの人気メーカー
ドライブレコーダーはメーカーごとに特徴が異なります。
各メーカーの特徴を把握して、ドライブレコーダー選びの参考にしましょう。
ケンウッド
ケンウッド(Kenwood)は、オーディオメーカーとしても有名でカーナビやドライブレコーダーなどを製造している人気カー用品メーカーです。
フルHDやWQHDなど高画質なドライブレコーダーを多く取り揃えています。
また、ラインナップも豊富で本体サイズがコンパクトなものや駐車監視機能がついたものなど多種多様な製品を提供しています。
ユピテル
引用元:株式会社ユピテル
ユピテル(Yupiteru)は、前後を録画する「2カメラ」シリーズ、暗いところでも鮮明に録画できる「SUPER NIGHT」シリーズが人気のメーカーです。
必要な機能をおさえたリーズナブルな「シンプル」シリーズや、便利機能を充実させた「ハイグレードプレミアム」シリーズなどもあって、用途にあわせた選び方ができるでしょう。
コムテック
引用元:株式会社コムテック
コムテック(COMTEC)は、ドライブレコーダーの販売実績トップクラスを誇る人気メーカーです。
フロントカメラや前後2カメラ、360度カメラのドライブレコーダーを幅広く取り扱っています。
フルHDの高画質でHDR・WDR機能を搭載したモデルなどを多数ラインナップ。
また、高性能に加えて製品3年保証つきなので、安心して使えるのも魅力でしょう。
ドライブレコーダーのおすすめ|安い・コスパ重視
それではドライブレコーダーのおすすめをご紹介します。
まずは、コスパの良いものを選んでみましたので、低予算でドライブレコーダーを探している人は、ぜひ参考にしてください。
【カイホウ】200万画素ドライブレコーダー フロントカメラタイプ KH-DR120
フルHDで200万画素の高画質モデル
リーズナブルなフルHDドライブレコーダーです。
2.4インチの液晶ディスプレイで見やすくて高画質な映像を見せてくれます。
フレームレートも30fpsと申し分ないでしょう。
また、Gセンサーに対応しているので事故発生時の映像をしっかりと記録します。
低価格ながら基本的な機能をおさえたコスパの良いモデルです。
解像度 | フルHD |
---|---|
画素数 | 200万画素 |
水平画角 | 102度 |
フレームレート | 30fps |
HDR・ WDR | – |
駐車監視機能 | – |
GPS | – |
【エンプレイス】ドライブレコーダー 200万画素 フロントカメラタイプ NDR-163
WDR搭載で白とび、黒つぶれを防ぐ
夜間や明るい場所の映像を鮮明に撮影できるWDRを搭載したモデルです。
トンネルの出口などの白とびしやすいスポットでも問題なく録画してくれるでしょう。
また、3つの録画モード(常時録画モード、イベント録画モード、手動録画モード)を搭載しているので、状況にあわせて録画の仕方を使い分けることができます。
暗いところの映像もしっかりと録画したい人にぴったりなドライブレコーダーです。
解像度 | フルHD |
---|---|
画素数 | 200万画素 |
水平画角 | 100度 |
フレームレート | 30fps |
HDR・ WDR | あり |
駐車監視機能 | – |
GPS | – |
ドライブレコーダーのおすすめ|前後2カメラ
つづいては、前後2カメラタイプのおすすめドライブレコーダーをご紹介します。
【コムテック】フルHD 200万画素 前後2カメラドライブレコーダー ZDR-015
前後2カメラでフルHDの高画質モデル
こちらのドライブレコーダーは、フロントカメラ、リヤカメラ両方が200万画素なので、前方と後方どちらも高画質な映像を録画できます。
フロントカメラにはHDRが搭載されているので、前方方向にある車のナンバーをはっきりと記録できるでしょう。
また、6つの安全運転支援機能により安全なドライブをサポートしてくれます。
高画質な映像と安全運転サポートに対応した高性能なモデルにです。
解像度 | フルHD |
---|---|
画素数 | 200万画素 |
水平画角 | 115度(フロント) |
フレームレート | 29.1fps |
HDR・ WDR | あり(フロントのみ) |
駐車監視機能 | あり |
GPS | あり |
【ケンウッド】スタンドアローン型 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR745
広角レンズの採用で広範囲をカバー
画角122度の広い視野で記録することができるドライブレコーダーです。
一般的な画角100度前後のモデルより死角が狭いので広範囲を撮影可能です。
「スモークシースルー機能」を使えばリアスモークガラスの濃さにあわせて3段階で明るさを調節できます。
また、32GBの大容量microSDHCカードが付属されているので、長時間の録画に対応可能です。
解像度 | フルHD |
---|---|
画素数 | 207万画素 |
水平画角 | 122度(フロント) |
フレームレート | 27.5fps |
HDR・ WDR | あり(フロントのみ) |
駐車監視機能 | あり |
GPS | あり |
【アルパイン】フロント/リア 2カメラドライブレコーダー DVR-C02R
4つの録画モードを搭載した安心モデル
こちらは「常時録画」、「衝撃録画」、「手動録画」、「駐車録画」の4つの録画モードに対応しているドライブレコーダーです。
運転中に衝撃を受けたり、駐車中に動きを検知したりすると自動で録画を開始する設計になって、安全性が高いです。
より安全を求めている人におすすめなモデルです。
解像度 | フルHD(フロント) |
---|---|
画素数 | 200万画素(フロント) |
水平画角 | 121度 |
フレームレート | 27fps |
HDR・ WDR | – |
駐車監視機能 | あり |
GPS | あり |
ドライブレコーダーのおすすめ|360度カメラ
ここでは、360度ドライブレコーダーをご紹介します。
【コムテック】GPS+360°カメラ搭載ドライブレコーダー HDR-360G
WDR搭載の360度撮影モデル
暗所や明るいところにも強いWDR搭載の360度ドライブレコーダーです。
垂直画角も240度なので縦方向の広範囲な録画に対応しています。
前後方向の映像の2分割録画機能を搭載していて、液晶ディスプレイでも映像が確認しやすいです。
駐車監視機能にも優れていて、最長10時間の映像を上書きされずに記録できます。
また、衝撃を検知すると自動で録画を開始するので衝撃前後の記録も可能です。
解像度 | 1856×1856 |
---|---|
画素数 | 340万画素 |
水平画角 | 360度 |
フレームレート | 29.1fps |
HDR・ WDR | あり |
駐車監視機能 | あり |
GPS | あり |
【エルソニック】360度ドライブレコーダー EK-DR36X
リーズナブルな360度ドライブレコーダー
こちらはノジマのプライベートブランド「ELSONIC(エルソニック)」の製品です。
360度ドライブレコーダーですが、かなりリーズナブルな価格となっています。
低価格でありながらGセンサーや駐車監視機能などを搭載しているコスパの高いモデルです。
撮影モードは4種類(ワイドアングル、球面モード、フロント&バックモード、マルチウィンドウモード)あります。
360度をとるのか、前後をしっかりとるのか、など状況にあわせた使い分けができるので重宝するでしょう。
解像度 | 1440×1440 |
---|---|
画素数 | 200万画素 |
水平画角 | 360度 |
フレームレート | 24fps |
HDR・ WDR | – |
駐車監視機能 | あり |
GPS | – |
【コムテック】GPS+360°&リアカメラ搭載高性能ドライブレコーダー HDR-360GW
360度と後方の映像をしっかり記録
全方位を記録する360度カメラに、後方を記録するリヤカメラがついたドライブレコーダーです。
360度カメラだけでは見づらい後方を、フルHDのリヤカメラでしっかりと映像に残します。
映像を守る「バックアップ機能」により、事故を受けて電源が切れてもファイルの破損をおさえて、映像を守ってくれます。
記録した映像はパソコンで専用ビューアソフトを使えば再生可能で、映像や音声に加えGセンサーの情報も確認できます。
解像度 | 1856×1856(フロント) |
---|---|
画素数 | 340万画素(フロント) |
水平画角 | 360度 |
フレームレート | 27.5fps(フロント) |
HDR・ WDR | あり |
駐車監視機能 | あり |
GPS | あり |
ドライブレコーダーのおすすめ|ミラー型
さいごにミラー型ドライブレコーダーのおすすめをご紹介します。
【カイホウ】9インチミラーモニタードライブレコーダー KH-M9200R
9.6インチ大画面のフルサイズミラー型モデル
静電容量式タッチパネルを採用したミラー型ドライブレコーダーです。
リアカメラも付いていて、フロントカメラの映像と同時に表示できるのが特徴的です。
HDR機能を搭載しているので、白とびや黒つぶしの心配がありません。
また、Gセンサーも搭載されていて衝撃時に自動録画できます。
運転席周りをすっきりさせつつ、ドライブレコーダーを設置したい人におすすめです。
解像度 | フルHD(フロント) |
---|---|
画素数 | 200万画素(フロント) |
水平画角 | – |
フレームレート | – |
HDR・ WDR | あり |
駐車監視機能 | – |
GPS | – |
まとめ
今回は、ドライブレコーダーの選び方とカメラタイプごとのおすすめ製品をご紹介しました。
以下の7ポイントを参考にドライブレコーダーを選べば失敗することはないでしょう。
事故にあったときに証拠となるのがドライブレコーダーの映像です。
性能はなるべく妥協せずにしっかりとしたものを選びましょう。
※この記事でおすすめしている商品はノジマオンラインでご購入いただけます。
※この記事は2020年8月29日時点の情報を元に作成しています。
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