モバイルバッテリーの選び方、おすすめのポイント

更新日時 : 2022-05-10 12:42

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モバイルバッテリーの選び方

モバイルバッテリーの選び方

モバイルバッテリーは発売されている種類も多く、見た目で違いが分かりにくいため、値段を見て購入を決めている方も多いのではないでしょうか。

価格はもちろん重要な決定要素ですが、モバイルバッテリーには見た目では分からない、1度に充電して持ち運べる容量、対応機種、急速充電に対応しているかなど様々な違いがありますので、使い方に合わせた機種を選ぶのがポイントです。

スマートフォンが生活に根付くにつれて、その電池切れを防ぐために最早必需品となりつつあるモバイルバッテリー、選び方とおすすめのポイントをご紹介いたします。

そもそもモバイルバッテリーとは

お使いのスマートフォンは基本的にご自宅で充電されるかと思いますが、外出中に利用中に電池が切れてしまうと当然使うことができません。

外出中で電源が切れてしまいますと、電話やメールなどが使えなくなるだけでなく、最近はおサイフケータイなどで「お財布」として、モバイルSuicaなどで「切符」替わりとして、その他「カメラ」「地図」など無くてはならない機能も使うことができなくなってしまいます。

そんな時にモバイルバッテリーがあれば、外出中にお使いのスマートフォンを充電することが出来ますので、日ごろからスマホを使いこなしている方こそ、その需要は高いと思われます。

外出中に電源が切れるまで使わない、という方でもスマホはご利用のアプリや設定などによって消費される電力が大きく異なるため、思わぬ時に電池が無いという事は起こりえます。

スマートフォンが便利になるにつれ、やはり1台は携帯される事をおすすめいたします。

モバイルバッテリーの選び方

バッテリー容量

モバイルバッテリーの容量の大きさ

モバイルバッテリーによって一度に充電して持ち運べる容量が違います。

容量が大きい製品であれば、毎回充電しなくても使えたり、複数のスマホ、タブレットを充電することも可能です。

ただし、容量の大きさはモバイルバッテリーの大きさ、重さにほぼ比例していますので持ち運びづらくなるかもしれません。

また、モバイルバッテリーの容量は実際にはロスが生じますため、記載の6~7割程の容量になります。

例えばiPhoneの場合、バッテリーの容量は機種によって異なりますが大まかに2,000~3,000mAh程度ですので、3,000mAhのモバイルバッテリーで十分の様に思えます。

しかし実際には1,800~2,100mAh程の充電量しかできない可能性がありますので、可能であれば容量は大きめの製品がおすすめです。

実際に手に取っていただき、バッテリー容量と持ち運び易さのどちらを優先するか、その点を考慮いただければと思います。

対応機種の違い(android・iPhone)

モバイルバッテリーの対応機種

モバイルバッテリーは対応していてもケーブルが対応しないといった場合もあり得ます。

お使いのスマートフォンによって、iPhoneはライトニングケーブルだったり、androidはUSBタイプBだったりUSBタイプCだったりなど、ケーブルは種類が沢山存在します。

モバイルバッテリーにお持ちの充電ケーブルを接続して使えるタイプであれば、お持ちのケーブルを変えれば色々な機種に対応して使用できますが、中にはケーブル一体型のモバイルバッテリーも存在しますので、確認をお願いいたします。

商品のパッケージ正面だったり裏面に必ず記載がありますが、ご不明点などございましたら、ぜひお気軽に店頭スタッフまでお声がけください。

また特にタブレットなどはスマホより、バッテリー容量が大きいため、出力が足らないと充電にかなりの時間を要したり、そもそも充電されないといった事もありますのでこういった点もご注意ください。

(例:iPhoneは問題なく充電できるが、iPadは全然充電できないなど)

急速充電対応

急速充電対応のモバイルバッテリー

ご自宅の夜寝ている時にスマホを充電される場合は特に意識される事はないと思いますが、出先の場合は充電される速度を気にされる場合があると思います。

充電の速度という点においてもモバイルバッテリーによって、急速充電機能を搭載されている機種も多く発売されています。

注意点としては、たとえモバイルバッテリーに急速充電機能が搭載されていても、お使いのスマホが対応していない場合、更にはスマホとモバイルバッテリーが対応していても、充電ケーブルが対応していない場合はその機能が発揮される事はありません。

こちらの機能に関してはパッケージに詳しく記載されていない場合もありますので、詳しくは店頭スタっフまでお声がけください。

mAh(ミリ・アンペア・アワー)とは?

「ミリ・アンペア・アワー)」と読みまして、1時間に放電する電流量の単位です。

mAhを分解すると、

  • m=ミリ=1/1,000
  • A=アンペア=放電時の電流
  • h=hour=アワー=放電の時間

なので、10,000mAhとは、
「10Aの電流を、1時間流すことができる容量」という意味になります。

充電の目安の計算式

では、iPhoneなどmAhに対する充電回数はどのように計算するのでしょうか?
あくまで目安になりますが、以下がおおよその計算式になります。

充電回数目安=モバイルバッテリーの電池容量○mAh×70%(電圧変換ロス30%計算)÷スマホの電池容量□mAh

○=モバイルバッテリーの電池容量
□=充電対象のスマホの電池容量

iPhoneの電池容量

  • iPhone6~8なら、約2,000mAh前後です。
  • iPhone6~8Plusなら、約3,000mAh前後です。
  • iPhoneX・XS・XRなら、約3,000mAh前後です。

10,000mAhのモバイルバッテリーで、iPhone7を充電する場合、
10,000×0.7÷2,000なので、約3.5回となります。

※あくまで目安です。気候や電圧変換ロスの程度により変動します。 実際、どれくらい充電できるのか?

お困りの際には、

【計算式】モバイルバッテリーの電池容量○mAh×70%(電圧変換ロス30%計算)÷スマホの電池容量□mAh

でご参考にしていただければ幸いです。

充電式と乾電池式どっちがお得?

モバイルバッテリーには、充電式と乾電池式があります。特徴と充電式と乾電池の特徴をまとめました。

充電式メリット・乾電池式デメリット

  充電式メリット 乾電池式デメリット
電池の持ち 容量にもよるが持ちがよい あまり持ちがよくない
携帯性 かさばらない かさばる
大きさ 軽くて薄いものが多い 大きくて乾電池2~4本必要
繰り返し 何度も使用可能 充電式の乾電池でなければ使い捨て
コストパーフォーマンス 良い 悪い
普段遣い 適している 適していない
給電容量 大容量 小容量
ゴミ 出ない 乾電池ゴミが毎回出る
脱着 内蔵型なのでできない 乾電池は脱着が可能
別途購入品 充電対象に合ったケーブルのみ 充電対象に合ったケーブルと乾電池
充電可能残量 ほとんどが見れる 見れない
充電対象 ものによってはノートパソコンやゲーム機なども対象 容量の小さいスマホやガラケーなど限られる

乾電池式メリット・充電式デメリット

  乾電池式メリット 充電式デメリット
緊急性 電源がなくてもコンビニなどで電池を買えば大丈夫 電気のない場所では充電できない
災害時 乾電池があれば充電ができる 停電時には充電ができない
防災セット 向いている 向いてない
充電 必要ない 必要
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