有機ELテレビとは?4Kテレビとの違いを解説!

更新日時 : 2022-11-25 12:32

実は4Kテレビと有機ELテレビは違うカテゴリーの話で、4Kテレビの有機ELテレビも数多く販売されています。

有機ELテレビは次世代のテレビとも呼ばれ、液晶テレビと比べ圧倒的に薄く、画質がきれいなのが最大の特徴です。

また、動きの激しいゲームやスポーツも、スムーズに映し出すことが可能です。

有機ELテレビとは


※画像はイメージです。実際の画面ではありません。

今注目を集める、次世代テレビです

4Kテレビが4Kの映像を映し出せるテレビという意味なのに対し、有機ELテレビは液晶テレビやプラズマテレビのような、テレビの種類の一つです。

現在主流の液晶テレビと比べ「黒」の表現力が高く、鮮明に映像を映し出せます。
また、一般的な液晶テレビの薄さが約7~10cmなのに対し、有機ELテレビは約0.5~0.8cmと大きな差があります。

また液晶と比較してブルーライトが軽減されるというメリットもあり、テレビだけでなくスマホのディスプレイにも、有機ELが起用されています。

有機物に電圧をかけると発光する現象を「有機エレクトロルミネッセンス (Electro Luminescence)」と言い、これを利用して映像を映すため、有機ELテレビと呼ばれます。

教えて、コンさる!

これは、蛍が光るのと同じ原理なんです。

蛍の光をいっぱい集めて、テレビ画面にするイメージなのね!

液晶テレビとの違い

液晶テレビよりも高画質で薄い有機ELテレビですが、その違いは映像を映し出す方法です。

液晶テレビの場合

テレビの中にはカラーフィルターと呼ばれるもの凄く小さい赤、青、緑(光の三原色)の色が並んだフィルターがあり、その後ろから光を当てることで、画面にフィルターの色を投影させています。
※このもの凄く小さい赤、青、緑の1セットが、1画素です。4Kテレビはこの粒が約829万個びっしり並んでいるのです。

また液晶を使って後ろからの光の量を調節することで、様々な色を表現しています。

この欠点は大きく2点あります。
後ろから光を当てる部品(バックライト)が必要な点と、「黒」に対しても光をあてるため、光が漏れてしっかりと「黒」を表現できない点です。

有機ELテレビの場合

対する有機ELテレビは、上記の赤、青、緑自体(有機物)がそれぞれ単体で発光することで画面に色を投影させています。
※光自体に色は無く、カラーフィルターを通して色を投影させる方法もあります。

そのため、後ろから光を当てる必要がありません。

液晶テレビの欠点であったバックライトは必要ないため薄くすることができますし、発光を止めれば光の漏れはなくなり、しっかりと「黒」を表現することができるのです。

その薄さを活かした、壁掛け設置も人気です。

教えて、コンさる!

プラズマテレビにもバックライトはないって、昔聞いた事があるわ。

プラズマテレビは放電する事で映像を映し出す仕組みです。確かにバックライトはありませんが、放電する為のスペースが必要なので、有機ELのような薄さは実現できないのです。

ぜひ店頭で体感してみてください

有機ELテレビの画質のきれいさは一目瞭然です。

もちろんノジマ店頭には、有機ELテレビの展示もございますので、ぜひ店頭でその違いを体感してみてはいかがでしょうか。

店舗案内

教えて、コンさる!

ところで4Kテレビってなに?私のテレビも4Kの放送は見られるの?

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