紅葉もきれいに撮れる! 一眼レフカメラ初心者のための入門編

公開日時 : 2019-10-17 18:00
更新日時 : 2019-10-17 18:00

紅葉もきれいに撮れる! 一眼レフカメラ初心者のための入門編紅葉もきれいに撮れる! 一眼レフカメラ初心者のための入門編

紅葉といえば、誰もがその美しさに見とれてしまう風景です。感動的な瞬間を写真に収めたいと思うのも当然でしょう。ところが、実は風景写真の中でも難しい部類に入るのが紅葉なのです。感動を“再現”するにはテクニックが必要です。とはいえ難しく考えすぎることはなく、初心者でもプロ並の写真を実現できるのがデジタル一眼の魅力。今回は「カメラを始めたい!」「もっときれいに撮りたい!」という人向けに、撮影テクニックを紹介します。

光に応じたシチュエーション選択が紅葉撮影の第一歩

濡れた紅葉

初心者と上級者の違いはいくつかありますが、わかりやすいポイントとして、撮影時のシチュエーションが挙げられます。

特に紅葉撮影では、天候が仕上がりを大きく左右します。まずは紅葉が美しい好天タイミングを根気よく待つことから始めましょう。

逆に雨天時は、濡れた葉を強調し、紅葉の質感を演出するという上級テクニックも。こちらは、晴天時の紅葉が美しく撮れるようになってから挑戦しましょう。

晴天時のポイントは、光の加減(順光・逆光・サイド光)を見極め、撮影意図に応じて使い分けること。実はここに、初心者とプロの明確な違いが表れます。見方を変えれば、光を手の内に入れることで初心者でもプロに近い写真が撮れるわけです。

プロは、必ずロケハン(撮影現場の下見)をします。皆さんも同じ場所に何度か通い、時間帯をずらしながら、自分の撮影意図に沿ったシチュエーションを見つけてみましょう

順光での撮影+逆光での演出をマスター

逆光の紅葉

晴天時、紅葉をもっとも鮮やかに捉えられる光は、カメラの後ろから被写体に向かって光が差す「順光」です。光には物を輝かせる効果があるので、紅葉の赤色も美しく映えます。

反面、全体に“のっぺり”と、立体感を感じにくい写真になりがちな点は順光のデメリット。面白さやドラマティックな演出という意味から、逆光を好む考え方もあります。

逆光時は建物など暗い背景を一緒に写し込むことで、明暗(コントラスト)差が生きる構図を狙えます。また、あえて葉を裏側からクローズアップし、光が透けて見える紅葉を作品化するテクニックも。後者は、赤色より黄色の紅葉で有効な技でしょう。

ちょっと面白いのは、サイド光(※斜めに差し込む光のこと。「斜光」とも呼びます)。木々に影が生じるため立体感を演出しやすく、柔らかい雰囲気の写真が撮れます。

紅葉した山の遠景撮影には最適ですし、枝&葉の一部だけをソフトフォーカス的にクローズアップしても、いい味が出るはず。順光や逆光をある程度マスターできたら、サイド光を活かした撮影にもトライを。テクニックの幅が大きく広がりますよ。

露出補正とホワイトバランス調整は必須

こうした光を意図的に演出する際は、露出補正とホワイトバランス調整も必須に。

紅葉写真に多い失敗例は、色鮮やかな紅葉とはほど遠い“どんより”した印象になりがちなこと。カメラの露出が空や背景の明るさに引っ張られ、肝心の被写体が暗く沈んでしまうわけです。

そのため、紅葉写真では「露出補正+1.0EV」程度を基準に、多少の白飛びは割り切って考えたほうが成功しやすいかもしれません。

逆に、マイナス補正で“しっとり”感を狙うテクニックもあります。地面に落ちた葉などを撮影する際には、上品な印象を演出できるでしょう。

前述の逆光時も露出補正が活きるシチュエーションですから、「やり過ぎかな?」と思うほど補正しても面白いかもしれません。逆光が強いほどプラス補正の考え方でトライすれば、最適な補正値が見つかるはず。

同様に、ホワイトバランスも「オート」だけでなく、「太陽光」「曇り」「日陰」などを使い分けましょう(※名称はメーカーによって異なります)。難しく考えず、天候に応じた設定にするだけでも、紅葉の赤みや黄色が鮮やかに強調されます。

カメラによっては、撮影モードを「スタンダード」「標準」から「風景」に変更すると効果的な場合も。「風景」モードでは彩度が高めになるため、紅葉の美しさを印象的に仕上げてくれます。

※主なメーカーの撮影モード名称
キヤノン:ピクチャーコントロール、ニコン:ピクチャースタイル、ソニーα:クリエイティブスタイル、パナソニック:フォトスタイルなど、名称はメーカーごとに異なります。

一歩前から寄ることで世界が変わる紅葉写真

写真撮影の基本でもある構図に関して、「紅葉撮影だから」という特別なテクニックはありません。

風景写真全般にいえることですが、遠景は広角でなく望遠で、象徴的な部分を切り取るイメージで撮影しましょう。

また、近くの被写体を撮影する際は、「初心者ほど寄れない」パターンに陥りがち。望遠のボケが好きな方ほど、広角で一歩前に……を意識すると世界が一変するかもしれませんよ。

ちなみに、望遠でも広角でも、晴天時のレンズにはPLフィルター装着がおすすめ。風景写真には欠かせないアイテムですし、紅葉の色鮮やかさにも効果絶大でしょう。

ただし、装着するとシャッタースピードが遅くなるため、手ブレには要注意。暗めの場所では、ISO感度を上げるなどの工夫もお忘れなく。

ノジマでは一眼レフもお取り扱いしております。是非、この機会にご購入されてみてはいかがでしょうか?ご相談はお気軽にノジマ店舗スタッフまでお声がけください。

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