Apple Watch Series 8/SE2/Ultraの価格や性能を比較!新機能や旧型との違いも解説
更新日時 : 2022-10-17 11:05
2022年9月8日に新型Apple Watch(アップルウォッチ)として、「Apple Watch Series 8(シリーズエイト)」「Apple Watch SE2(エスイーツー)」「Apple Watch Ultra(ウルトラ)」が発表されました。
すでに発売も開始しているため、新型Apple Watchを買うべきかどうか悩んでいる方もいるでしょう。
そこで今回は、新型Apple Watchの価格や性能を比較し、どのような違いがあるのか解説していきます。また、旧型Apple Watchとの違いなども解説するので、新型を待つべきなのか迷っている方は参考にしてみてください。
【Apple Watch Series 1~7に関してはこちら】
目次
Apple Watch Series 8/SE2/Ultraの価格は?発売日と予約開始日はいつ?
2022年9月8日にAppleのイベントにて発表された「Apple Watch Series 8」「Apple Watch SE2」「Apple Watch Ultra」の、発売日と予約開始日をまとめた表がこちらです。
発売日と予約開始日
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
発売日 |
2022年9月16日 | 2022年9月16日 | 8・SE2の一週間後 2022年9月23日 |
予約開始日 |
2022年9月8日 | 2022年9月8日 | 2022年9月8日 |
新型Apple Watchの予約注文はすでに開始しています。Apple公式が公開している発売日は、Apple Watch Series 8とApple Watch SE2が2022年9月16日(金)で、Apple Watch Ultraは2022年9月23日(金)です。
大手キャリアのドコモやau、ソフトバンクは2022年9月17日(土)に発売をしました。
【GPSモデルとGPS+セルラーモデルの違い】
価格を見る前に、AppleWatchは2種類の通信モデルがあります。
GPSモデルとGPS+セルラーモデルの違いをかんたんに説明いたします。
GPSモデル
Apple Watch(GPSモデル)がBluetooth(ブルートゥース)またはWi-Fi(ワイファイ)経由でiPhoneに接続されると、テキストメッセージを送受信したり、電話に出たり、通知を受け取ることができます。GPSを内蔵している為、iPhoneがなくてもワークアウトの距離、ペース、経路を測定できます。
GPSモデルはiPhoneを経由して、Bluetooth>Wi-Fiの順で接続します。
GPS+CELLULARモデル
Apple Watch(GPS + セルラーモデル)は、GPSモデルのすべての機能に加えて、携帯電話通信機能を内蔵しています。そのため、iPhoneを持っていない時でも、電話をかけたり、受けたり、メッセージを送受信したり、通知を受けたり、Apple MusicやApple Podcastをストリーミングで楽しむことができます。
GPS+セルラーモデルはiPhoneを経由して、Bluetooth>Wi-Fi >モバイルデータ通信ネットワーク(プランを契約している場合)の順で接続し、iPhoneがなくても接続できるのがGPS+セルラーモデルの特徴です。
GPSモデルは、iPhoneやWi-Fiがないとネットが使えないですが、GPS+セルラーモデルは単体で使用が可能です。
Apple Watch Series 8の価格まとめ
Apple Watch Series 8のApple公式販売価格をまとめた表がこちらです。
GPSモデル |
GPS+ セルラーモデル |
|
---|---|---|
41mmケース |
通常モデル:59,800円~67,800円 エルメスモデル:なし |
通常モデル:74,800円~119,900円 エルメスモデル:バンドなど含めると最高額モデル 171,100円~249,800円 |
45mmケース |
通常モデル:64,800円~87,800円 エルメスモデル:なし |
通常モデル:79,800円~120,800円 エルメスモデル:179,100円~211,800円 |
※表の値段はすべて税込です。
ApGPSモデルとGPS+セルラーモデルの違常のモデルと、エルメスとのコラボモデルの2種類あります。通常モデルは41mmケースなら6万円前後、45mmケースなら7万円台から購入可能です。どちらもケースの素材やバンドの種類によって価格が変動します。
エルメスモデルはGPS+セルラーモデルのみ用意されており、エルメスモデルで一番安い価格だと17万台で購入可能です。
Apple Watch SE2の価格まとめ
Apple Watch SE2のApple公式販売価格をまとめた表がこちらです。
GPSモデル |
GPS+ セルラーモデル |
|
---|---|---|
40mmケース |
最安モデル 37,800円~45,800円 |
45,800円~53,800円 |
44mmケース |
42,800円~50,800円 | 50,800円~58,800円 |
※表の値段はすべて税込です。
高コスパモデルのApple Watch SE2は価格が安く、約4万円~5万円ほどで購入できます。ケース素材やバンドの種類で価格が変動しますが、GPS+セルラーモデルの最も高いものでも6万円かかりません。
Apple Watch Ultraの価格まとめ
Apple Watch UltraのApple公式販売価格をまとめた表がこちらです。
GPSモデル |
GPS+ セルラーモデル |
|
---|---|---|
49mmケース |
なし | 最高額モデル 124,800円 |
※表の値段はすべて税込です。
新型Apple Watchの高性能モデルであるApple Watch Ultraは、124,800円という最も高い価格設定になっています。Apple Watch UltraにGPSモデルは用意されておらず、GPS+セルラーモデルのみ選択可能です。
Apple Watch Series 8/SE2/Ultraの新機能は?
新型Apple Watchに搭載される主な新機能は以下の通りです。
それぞれの新機能について詳しく解説していきます。
低電力モード
低電力モードは、消費電力を抑えてバッテリーを長持ちさせる機能です。常時表示ディスプレイや一部のセンサー機能などを一時的に停止・制限することで、バッテリー駆動時間を延ばします。
なお、低電力モードは新型Apple Watchだけの新機能ではありません。2022年9月13日リリースの新OS「watchOS 9」に搭載された機能なので、watchOS 9に対応している「Apple Watch Series 4」以降のモデルなら利用可能です。
衝突事故検出
衝突事故検出は、自動車に乗っているときに衝突事故を検出する機能です。
最大256Gの衝撃を検出する高重力加速度センサーや3軸ジャイロスコープを搭載しています。
さらにマイクやGPSなどを活用することで、衝突事故が起こった時に自動で緊急通報サービスに知らせたり、緊急連絡先に連絡できるようにしたり、位置情報の共有が可能です。
また、100万時間を超える運転データと衝突データを学習させたアルゴリズムを採用しており、高精度な衝突検出を実現しています。
皮膚温センサー(Series 8またはUltra)
皮膚温センサーは、女性の月経周期を深く知るための機能で、Apple Watch Series 8とApple Watch Ultraに搭載されています。
眠っているときの皮膚温や心拍数などのデータを組み合わせることで、正確な月経周期を予測可能です。
アクションボタン(Ultraのみ)
アクションボタンは、サイドボタンとは別に用意されたカスタマイズ可能なボタンです。Apple Watch Ultraだけに搭載されているボタンで、ワークアウトの操作やコンパスウェイポイントのマークなどの機能をカスタマイズできます。
サイレン機能(Ultraのみ)
サイレン機能は、緊急時に助けを呼ぶために搭載されている機能です。
Apple Watch Ultraに搭載されており、86デシベルの大音量で周囲の人に助けを求めることができます。
サイレンの音は最大180メートル先まで届くので、山登りなど人気のない場所で助けを呼びたいときに便利です。
Apple Watch Series 8/SE2/Ultraの違いは?性能を比較
「Apple Watch Series 8」、「Apple Watch SE2」、「Apple Watch Ultra」の性能を比較した表は以下の通りです。
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
価格 GPSモデル |
41mm:59,800円~ 45mm:64,800円~ |
40mm:37,800円~ 44mm:42,800円~ |
なし |
価格 GPS+ セルラーモデル |
41mm:74,800円~ 45mm:79,800円~ |
40mm:45,800円~ 44mm:50,800円~ |
124,800円 |
ケースサイズ |
41mm/45mm | 40mm/44mm | 過去最大ディスプレイ 49mm |
素材 |
アルミニウム/ステンレススチール | アルミニウム | チタニウム |
重さ |
41mm:32.0g~ 45mm:38.8g~ |
40mm:26.4g~ 44mm:32.9g~ |
49mm:61.3g |
カラー |
アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:グラファイト/シルバー/ゴールド |
ミッドナイト/スターライト/シルバー | ナチュラル |
バッテリー 駆動時間 |
最大18時間 | 最大18時間 | 過去最長 最大36時間 |
低電力モード |
〇 | 〇 | 〇 |
防塵性能 |
IP6X | – | IP6X |
耐水性能 |
50m | 50m | 過去最長 100m |
常時表示 ディスプレイ |
〇 | – | 〇 |
血中酸素 ウェルネス アプリ |
〇 | – | 〇 |
心電図アプリ |
〇 | – | 〇 |
皮膚温 センサー |
NEW! 〇 |
– | NEW! 〇 |
GPS機能 |
L1 GPS | L1 GPS | NEW! 高精度2周波GPS |
衝突事故検出 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
サイレン機能 |
– | – | NEW! 〇 |
アクション ボタン |
– | – | NEW! 〇 |
スピーカー |
内蔵スピーカー | 内蔵スピーカー | スピーカー2つ デュアルスピーカー |
マイク |
内蔵マイク | 内蔵マイク | 指向性ビームフォーミングのスタジオ品質 3マイクアレイ |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
※表の値段はすべて税込です。
一旦まとめると、Apple Watch Series 8は標準的な性能を持つスタンダードモデル、Apple Watch SE2は機能を少なくして価格を抑えた高コスパエントリーモデル、Apple Watch Ultraは最新技術を搭載した高性能モデルです。
新型Apple Watchを安く手に入れたい方はApple Watch SE2、使いやすさを重視したい方やヘルスケアアプリを活用したい方はApple Watch Series 8、アウトドアやスポーツなどで活用したい方はApple Watch Ultraをおすすめします。
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
モデル | スタンダードモデル | エントリーモデル | 高性能モデル |
どんな方向け? | 使いやすさを重視したい方 | 安く手に入れたい方 | アウトドアやスポーツなどで活用したい方 |
ここからは、項目別に新型Apple Watchの違いを見ていきましょう。
ケースサイズ・本体の重さで比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
ケースサイズ |
41mm:41×35×10.7mm 45mm:45×38×10.7mm |
40mm:40×34×10.7mm 44mm:44×38×10.7mm |
49mm:49×44×14.4mm |
重さ GPSモデル |
41mmアルミニウム:32.0g 45mmアルミニウム:38.8g 41mmステンレススチール:42.3g 45mmステンレススチール:51.5g |
40mm:26.4g 44mm:32.9g |
なし |
重さ GPS+ セルラーモデル |
41mmアルミニウム:32.0g 45mmアルミニウム:38.8g 41mmステンレススチール:42.3g 45mmステンレススチール:51.5g |
40mm:27.8g 44mm:33.0g |
49mm:61.3g |
ケースサイズはモデル別に異なり、Apple Watch Series 8は41mmと45mm、Apple Watch SE2は40mmと44mmの2種類から選択可能です。Apple Watch Ultraにはシリーズ最大サイズの49mmケースのみ採用されています。
ただし、Apple Watch Ultraの重量は61.3gと重く、バンドを含めるとさらに重くなるので、購入する前に装着感を確認しておいたほうがいいでしょう。一方、最も軽いのはApple Watch SE2の40mmで、GPSモデルとGPS+セルラーモデルどちらも20g台の軽さを実現しています。
デザイン・カラーで比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
素材 |
アルミニウム/ステンレススチール | アルミニウム | チタニウム |
カラー |
アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:グラファイト/シルバー/ゴールド |
ミッドナイト/スターライト/シルバー | ナチュラル |
Apple Watch Series 8とApple Watch SE2はケースの外枠が丸みのあるデザイン、Apple Watch Ultraは外枠が角ばったデザインが特徴的です。
ケースの素材はApple Watch SE2がアルミニウム、Apple Watch Ultraには強度が高く傷つきにくいチタニウムを採用しています。Apple Watch Series 8はアルミニウムとステンレススチールの2種類から選択可能です。価格の安さと本体の軽さを重視するならアルミニウム素材、耐久性の高さや高級感のある見た目を求めている方はステンレススチール素材が適しています。
ケースカラーのラインナップはApple Watch Series 8が最も豊富です。アルミニウム素材で4色、ステンレススチール素材で3色の全7色から選べます。Apple Watch Ultraに関してはナチュラルカラーの1色のみです。
バッテリー性能で比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
バッテリー 駆動時間 |
最大18時間 | 最大18時間 | 最大36時間 ※LTE接続時:最大18時間 |
低電力モード |
〇 | 〇 | 〇 |
バッテリー 駆動時間 低電力 モード時 |
最大36時間 | 最大36時間 | 最大60時間 |
高速充電 |
〇 | – | 〇 |
Apple Watch Series 8とApple Watch SE2のバッテリーは最大18時間の連続駆動が可能です。LTEに接続していない状態なら最大36時間駆動するApple Watch Ultraに比べると短く感じますが、一回の充電でほぼ丸一日利用できるため、一日に何度も充電する必要はありません。
バッテリー消費を抑える新機能「低電力モード」の設定をすれば、Apple Watch Series 8とApple Watch SE2のバッテリー駆動時間は最大36時間まで延ばせます。Apple Watch Ultraなら最大60時間まで利用可能です。
また、Apple Watch Series 8とApple Watch Ultraに関しては高速充電機能に対応しています。高速充電を活用すると短時間で充電できるようになるので、使用中にバッテリーが切れたり前日に充電し忘れたときに便利です。
耐久性で比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
防塵性能 |
IP6X | – | IP6X |
耐水性能 |
50m | 50m | 100m |
Apple Watch Series 8とApple Watch UltraはIP6Xの防塵に対応しているため、砂埃が舞いやすい砂浜やアウトドアシーンでも安心です。耐水性能はApple Watch Ultraのみ、最大100m耐水と水深40メートルまでのスキューバダイビングに対応しています。
耐久性の高さで順位付けすると、以下の順番になります。
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch Series 8(ステンレススチール)
- Apple Watch Series 8(アルミニウム)
- Apple Watch SE2
アウトドアやスポーツなどで故障が心配な場合は、Apple Watch Ultraまたはステンレススチール素材のApple Watch Series 8がおすすめです。
ディスプレイで比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
常時表示 ディスプレイ |
〇 | – | 〇 |
最大輝度 |
1,000ニト | 1,000ニト | 過去最大 2,000ニト |
ナイトモード |
– | – | NEW! 〇 |
ディスプレイ 解像度 |
41mm:352×430 45mm:396×484 |
40mm:324×394 44mm:368×448 |
49mm:410×502 |
「常時表示ディスプレイ」に対応しているApple Watch Series 8とApple Watch Ultraは、腕をあげていないときでも画面が表示されているので、画面内の時間表示やアプリなどをいつでも確認できて便利です。
画面の明るさに関しては最大2,000ニトのApple Watch Ultraが最も明るく、日中の屋外など明るい場所でも画面が見やすくなっています。また、Apple Watch Ultraは暗い場所での視認性を良くする「ナイトモード」にも対応しています。
ヘルスケア機能で比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
血中酸素 ウェルネス アプリ |
〇 | – | 〇 |
心電図アプリ |
〇 | – | 〇 |
高心拍数と 低心拍数の 通知 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
不規則な 心拍リズムの 通知 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
心肺機能 レベルの通知 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
NEW! 〇 |
皮膚温 センサー |
NEW! 〇 |
– | NEW! 〇 |
血中酸素濃度や心電図を計測する高度なヘルスケア機能は、Apple Watch Series 8とApple Watch Ultraに搭載されています。心拍の通知機能はどのモデルでも利用可能です。月経周期の正確な予測に役立つ皮膚温センサーについては、Apple Watch SE2には搭載されていません。
充実したヘルスケア機能を活用したい場合は、Apple Watch Series 8またはApple Watch Ultraを選びましょう。
アクティビティ機能で比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
GPS機能 |
L1 GPS | L1 GPS | NEW! 高精度2周波GPS |
ダイブ コンピュータ |
– | – | NEW! 〇 |
Apple Watch Ultraは、従来の「L1 GPS」に「L5 GPS」を加えた高精度2周波GPSを搭載しています。より精度の高いデータを処理できるようになったため、衛星の電波をブロックしやすい高層ビルや木々に囲まれている場所でも正確に位置情報を取得可能です。アウトドアやスポーツシーンで活用する方は重宝するでしょう。
また、スキューバダイビングやフリーダイビングを楽しむために作られた「ダイブコンピュータ」が搭載されています。内蔵された水深計と水温センサーが水深や水温といった海の情報を手軽にチェック可能です。
スピーカー・マイクで比較
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch Ultra |
|
---|---|---|---|
スピーカー |
内蔵スピーカー | 内蔵スピーカー | NEW! デュアルスピーカー |
マイク |
内蔵マイク | 内蔵マイク | NEW! 3マイクアレイ |
Apple Watch Ultraはオーディオ技術にもこだわっており、「デュアルスピーカー」を搭載しています。スピーカーを2つに増やすことで、通話などの音量がApple Watch Series 8から40%向上しました。
また、機械学習で強風などの雑音を除去する「3マイクアレイ」を搭載。Apple Watch Ultraなら、雑音の多い場所でもクリアな音声で通話できます。
新型Apple Watchと旧型Apple Watchを比較
Apple Watch Series 8とApple Watch Series 7、Apple Watch SE2とApple Watch SEでは、どのような違いがあるのか性能や機能を比較していきます。
Apple Watch Series 8とApple Watch Series 7の違い
Apple Watch Series 8とApple Watch Series 7を比較した表がこちらです。
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch Series 7 |
|
---|---|---|
発売日 |
2022年9月16日 | 2021年10月15日 |
ケースサイズ |
41mm/45mm | 41mm/45mm |
素材 |
チタニウムがなくなった アルミニウム/ステンレススチール |
アルミニウム/ステンレススチール/チタニウム |
重さ |
41mm:32.0g~ 45mm:38.8g~ |
41mm:32.0g~ 45mm:38.8g~ |
カラー |
3色減った アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:グラファイト/シルバー/ゴールド |
アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/グリーン/ブルー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:グラファイト/シルバー/ゴールド チタニウム:スペースブラック/チタニウム |
バッテリー 駆動時間 |
最大18時間 | 最大18時間 |
防塵性能 |
IP6X | IP6X |
耐水性能 |
50m | 50m |
常時表示 ディスプレイ |
〇 | 〇 |
血中酸素 ウェルネス アプリ |
〇 | 〇 |
心電図アプリ |
〇 | 〇 |
皮膚温 センサー |
7との違い 〇 |
– |
衝突事故検出 |
7との違い 〇 |
– |
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch Series 7 |
2021年10月15日に発売されたApple Watch Series 7と、Apple Watch Series 8の主な違いを項目別に見ていきましょう。
主な違いは下記の通りです。
素材・カラーの違い
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch Series 7 |
|
---|---|---|
素材 |
アルミニウム/ステンレススチール | アルミニウム/ステンレススチール/チタニウム |
カラー |
アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:グラファイト/シルバー/ゴールド |
アルミニウム:ミッドナイト/スターライト/グリーン/ブルー/(PRODUCT)RED ステンレススチール:グラファイト/シルバー/ゴールド チタニウム:スペースブラック/チタニウム |
Apple Watch Series 7はケース素材をアルミニウム・ステンレススチール・チタニウムの3種類から選べましたが、Apple Watch Series 8ではチタニウム素材のケースが廃止されました。
また、カラーの種類も減っており、全10色あるApple Watch Series 7に対して、Apple Watch Series 8は全7色となっています。
皮膚温センサー・衝突事故検出の有無の違い
Apple Watch Series 8 |
Apple Watch Series 7 |
|
---|---|---|
皮膚温 センサー |
〇 | – |
衝突事故検出 |
〇 | – |
新機能である「皮膚温センサー」と「衝突事故検出」は、Apple Watch Series 8から初めて搭載されます。
皮膚温センサーは月経周期の正確な予測に役立つ機能、衝突事故検出は自動車で衝突事故を起こしたときに緊急通報サービスに知らせてくれる機能です。
Apple Watch SE2とApple Watch SEの違い
Apple Watch SE2とApple Watch SEを比較した表がこちらです。
Apple Watch SE2 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|
発売日 |
2022年9月16日 | 2020年9月18日 |
ケースサイズ |
40mm/44mm | 40mm/44mm |
素材 |
アルミニウム | アルミニウム |
重さ |
40mm:26.4g~ 44mm:32.9g~ |
40mm:30.4g~ 44mm:36.2g~ |
カラー |
ミッドナイト/スターライト/シルバー | シルバー/スペースグレイ/ゴールド |
バッテリー 駆動時間 |
最大18時間 | 最大18時間 |
防塵性能 |
– | – |
耐水性能 |
50メートル | 50メートル |
常時表示 ディスプレイ |
– | – |
血中酸素 ウェルネス アプリ |
– | – |
心電図アプリ |
– | – |
皮膚温 センサー |
– | – |
衝突事故検出 |
SE1との違い 〇 |
– |
Apple Watch SE2 |
Apple Watch SE |
2020年9月18日に発売されたApple Watch SEの後継モデルにあたるApple Watch SE2は、どのようなところが変わったのでしょうか。項目ごとに主な違いを見ていきましょう。
主な違いは下記の通りです。
重さの違い
Apple Watch SE2 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|
ケースサイズ |
40mm/44mm | 40mm/44mm |
重さ |
40mm:26.4g~ 44mm:32.9g~ |
40mm:30.4g~ 44mm:36.2g~ |
Apple Watch SE2とApple Watch SEはデザインやケースサイズに変更はありませんが、約4gの軽量化を実現しています。40mmケースモデルなら20g台と非常に軽いです。
カラーの違い
Apple Watch SE2 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|
素材 |
アルミニウム | アルミニウム |
カラー |
ミッドナイト/スターライト/シルバー | シルバー/スペースグレイ/ゴールド |
Apple Watch SEのカラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3色でしたが、Apple Watch SE2ではミッドナイト・スターライト・シルバーの3色に変更されました。スペースグレイやゴールドカラーを使いたい方は注意しましょう。
衝突事故検出の有無の違い
Apple Watch SE2 |
Apple Watch SE |
|
---|---|---|
衝突事故検出 |
〇 | – |
新機能「衝突事故検出」は旧モデルのApple Watch SEには搭載されていません。衝突事故を起こしたときに役立つ機能なので、自動車をよく運転する方におすすめです。
Apple Watch Series 8/SE2/Ultraに関するよくある質問
新型Apple Watchに関する質問をまとめていきます。
血圧や血糖値の測定機能は搭載されている?
ヘルスケア機能として追加が期待されていた血圧や血糖値の測定機能は、今回の新型Apple Watchに搭載されませんでした。血圧測定機能は2025年ごろに搭載されることが予想されていますが、血糖値測定機能に関しては現時点で目処が立っていません。
体温計測機能は搭載されている?
新型Apple Watchには女性の月経周期を予測するために役立つ皮膚温センサーが搭載されました。しかし、一般的な体温計のように体温を計測する機能は搭載されていません。
フラットデザインを採用しているモデルはある?
Heard from source today that there is a flat front glass display for apple watch display. High chance that this is the front glass for the Apple Watch Series 8.
Haven’t heard any on how’s the redesign housing nor which model yet.
illustration image only not real. https://t.co/uC6i22Q0aZ pic.twitter.com/DmWh8FOZGE— ShrimpApplePro ? (@VNchocoTaco) May 16, 2022
現在のところありません。新型Apple Watchが正式発表される前までは、フラットデザインを採用したモデルが発売されるのではないかと噂されていました。
しかし、今回の新型Apple Watchにはフラットデザインを採用したモデルはありません。
Apple製品の発売前は、噂が飛び交いますがAppleの公式の発表や公式ページで正しい情報を確認しましょう。
ノジマなら噂ではなく、正しい情報をお客様にお伝えし、お客様に最適なAppleWatchをおすすめいたします。
Apple Watchのご購入はノジマまで!
今回は、2022年9月発売の新型Apple Watchの価格や性能を比較しました。皮膚温センサーや衝突事故検出などの健康・安全管理に役立つ新機能が搭載されたことで、Apple Watchの活躍の幅が広がっています。
スタンダードモデル「Apple Watch Series 8」、高コスパモデル「Apple Watch SE2」、高性能モデル「Apple Watch Ultra」のおすすめな方の特徴は以下の通りです。
- Apple Watch Series 8:使いやすさを重視する方や充実したヘルスケア機能を活用したい方
- Apple Watch SE2:新型Apple Watchを安く手に入れたい方
- Apple Watch Ultra:本格的なアウトドアやスポーツシーンで活用したい方
新型Apple Watchの購入を検討している方は、上記の目安を参考に選んでみてください。
ノジマならお客様に合ったApple Watchをおすすめさせていただきます。
ご来店された方には気持ちよく、安心してご利用いただけるように、従業員も検温や消毒など感染対策を徹底しておりますので、ぜひお近くのお店へお立ち寄りください。
\ AppleWatch取扱店の検索はこちら /
※こちらの記事は2022年10月時点の内容です。
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