その目の疲れ、スマホやパソコンの使用が原因かもしれません…疲れ目対策の“裏ワザ”

更新日時 : 2021-12-25 11:19

その目の疲れ、スマホやパソコンの使用が原因かもしれません

スマートフォンやタブレット、パソコンなどの操作中に「目が疲れたな」と感じたことはありませんか?
まさに“現代病”とも呼べる症状ですが、仕事でもプライベートでもなくてはならないのも事実。

何とか目へのダメージを減らせないでしょうか?

スマホやパソコン操作が引き起こす「VDT症候群」を甘くみてはいけません

目の疲れが取れない眼精疲労

目の疲れが取れない眼精疲労

長時間目に負担をかけ続けると「目がショボショボする」とか「目が疲れたな」と感じることがありますが、軽度の場合は目を休めるほか、一晩ぐっすり眠ることで症状が改善します。
しかし、休憩や睡眠をとってもよくならない場合は、単なる「疲れ目」ではなく「眼精疲労」かもしれません

目の疲れからくる症状が休息をとっても治らない状態を、眼精疲労といいます。

  • 目がショボショボする
  • 目が重い
  • 目の奥が痛い
  • まぶたがピクピクする
  • 目がかすむ
  • 目が赤くなる・充血する
  • 目が乾く

といった目の症状だけでなく、

  • 頭痛や肩こり
  • めまい
  • 吐き気
  • 倦怠感などの全身の不調
  • イライラ

などの心の症状を引き起こすことも少なくありません。

今急増しているVDT症候群

今急増しているVDT症候群

眼精疲労の原因は、近視や老眼、度の合わないメガネやコンタクトレンズの使用、ドライアイ、目の病気などさまざまな要素が挙げられます。
その中で近年急増しているのが、スマホやパソコン操作による目の酷使です。

スマホ画面やパソコンのディスプレイを長時間見続けることで眼精疲労から併発するさまざまな症状は、「VDT症候群」と呼ばれ、ある種の社会現象となっています。
※VDTとは「Visual Display Terminal」の略

VDT症候群の怖いところは、慢性化すると背中の痛みや手のしびれなどを引き起こすおそれがある点
視力低下の原因にもなるので、早めの対処が不可欠です。

スマホやパソコン操作で目が疲れたときに試したい10の対策

目が疲れたときに試したい10の対策

スマホやパソコンの使用頻度が高い人が疲れ目や眼精疲労を予防するには、適度な休息を挟むのが一番。
とはいえ忙しいときはそうそう休めないもの。

そこで、隙間時間に着手できる目の疲れを軽減する10の対策をご紹介します。

ブルーライトによるダメージは目薬でケア

眼精疲労の原因としてよく目にするのが「ブルーライト」。
この波長380〜500ナノメートルの可視光線による目の疲れや炎症、充血、かすみなどに効果的な目薬を1日数回、適量点眼します。

矯正視力が合ってない?メガネやコンタクトレンズの見直しを

度の合わないメガネやコンタクトレンズも眼精疲労の原因に。スマホやパソコンを使う際、ピントを合わせるために目を凝らしたり、画面との距離を調節したりする人は、一度眼科に相談してください。

ディスプレイの輝度を下げる

液晶画面の輝度を下げる(明るさを暗く調節する)ことで、ブルーライトによる影響を軽減できます。

青色の明るさを下げる

パソコンの場合、色調整で青色の明るさを下げることで、ブルーライトによる影響を軽減できます。
スマホの場合は、ブルーライトカット用のアプリで調節可能です。

液晶フィルムでブルーライト対策

スマホの場合は、ブルーライトカット用の液晶保護フィルムを貼ることで、目の疲れを軽減する手も。

ブルーライト用メガネ

仕事柄、スマホやパソコンの画面で正確な色をチェックしなければならないという人には、ブルーライトから目を守るメガネの常備がおすすめです。

目の周りのツボ押し

目頭の少し下にある「晴明(せいめい)」、眉毛の中央あたりにある「魚腰(ぎょよう)」、眉頭のくぼみにある「攅竹(さんちく)」、こめかみの少し目尻寄りにあるくぼみ「太陽(たいよう)」、目尻の指1本分外側にある「瞳子髎(どうしりょう)」が眼精疲労に効果的なツボ。
指の腹で小さな円を描くようにツボ押ししてみましょう。

目の疲れに効くサプリメントを取り入れる

目の疲れに効果的なサプリメントを取り入れることで、眼精疲労予防も。

ホットアイマスクやアイマッサージャーでケア

ホットアイマスクや流行りのアイマッサージャーを使って、スキマ時間に眼精疲労対策を。
目薬やツボ押し後に行えば、さらにスッキリ!

目に優しいディスプレイを選ぶ

長時間パソコンのディスプレイを見続ける人には、「目にやさしい」「目が疲れにくい」といわれる「IPS方式」や「ADS方式」の液晶パネルを搭載したディスプレイを選ぶとよいでしょう。

何よりも大切なのは酷使した目を休めること。休息をとってもなかなか改善しない場合、一度眼科を受診してみてください。

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