1円スマホ終了せず!総務省が転売防止プラン後もノジマは1円スマホ継続中!

更新日時 : 2024-04-07 10:11

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2023年12月27日(水)から、電気通信事業法施行規則の一部を改正する省令が施行され、スマートフォン購入時の割引上限が規制されました。

2019年10月から導入された端末と料金プランを分けた「分離プラン」ですが、今回はどのように変化したのでしょうか。

本記事では、2023年11月7日に総務省の発表内容やスマホの割引規制、なぜ1円スマホが終了せず続いているのか解説していきます。

総務省が発表した内容

総務省が発表した内容と背景

今回に至った背景は、モバイルの技術革新のスピードは速く、今やスマートフォンなどは日々の生活に欠かせないものとなっています。

なので、モバイルが納得感のある料金になり、良質なサービスになれば、生活がより豊かになるという考えです。

そこで今回、総務省が掲げた「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」の基本的な考え方は以下の3点です。

  • 納得感のある料金・良質なサービスの実現
  • 事業者間の乗換えの円滑化の加速
  • 事業者間の公正な競争環境の整備の促進

納得感のある料金・良質なサービスの実現

過度な端末の値引きを抑制し、端末割引競争ではなく、通信費やサービスの競争へシフトさせることを目的としています。

導入当初は効果が現れていたものの、白ロム割によって1円など大幅な割引が行われたことで転売ヤーが続出しました。

2023年12月27日(水)以降は、過度な割引を規制し、転売ヤーを防止するために制度改定を年内に実施するとのことです。

事業者間の乗換えの円滑化の加速

利用者は自分自身にあったプランを選ぶことにより、携帯料金の支出を減らすことが課題となっています。

未だに旧プランを契約している方が半数近くおり、新プランに乗り換えない理由として多いのが、「手続きが面倒だから」などが上げられています

また、2023年5月にはMNPワンストップが開始されましたが、認知度は約14%で、手続きが面倒と考えられる利用者に対して周知することが重要です。

そこで今後は、MNPワンストップ化を推進するべく、MNPワンストップ対応事業者の拡大を行なっていく予定です。

事業者間の公正な競争環境の整備の促進

現状、MNOがシェアの割合が多いので、MVNOの競争力確保が重要です。

今後の取組としては、2023年度当初と比較して、2025年度までには約3割低減することを予定しています。

2023年12月27日(水)以降のスマホの割引規制

スマホの割引は今後どうなる?

2023年12月27日(水)以降は白ロム割も規制対象なり、端末の価格に応じて値引き上限が変更されました。

白ロム割の規制内容と値引き上限について解説します。

白ロム割の規制

白ロム割の規制

引用:総務省|報道資料|「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」の公表

そもそも白ロム割とは、例えば10万円の端末に対して、2万円の値引きとは別に、端末単体販売でも同額の割引することを「白ロム割」と呼びます

2023年12月26日(火)以前は、白ロム割は規制の対象外のため過度な割引がされていましたが、12月27日(水)は割引額の総額が規制されます。

過度な割引を規制して、総額の割引上限を設定したことにより、1円などのスマホが規制されることが予想されましたが、1円スマホは終了しませんでした

なぜ1円スマホが終了していないのかは最期に記載しています。

値引きの上限は原則4万円

値引きの上限は原則4万円

引用:総務省|報道資料|「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」の公表

現状は割引の上限が一律2万円でしたが、原則4万円となります。

「割引が増えたから良くなるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、あくまで端末の価格によって割引が変わります。

端末価格が4万円から8万円までの場合は端末価格の50%、4万円以下の場合は2万円が値引き上限となります。

今後の割引規制をまとめると、以下の通りです。

現状の割引規制 今後の割引規制
・白ロム割は非規制
・上限一律2万円
・白ロム割も規制対象
・上限は原則4万円
 (※4~8万円までの場合は端末価格の50%、4万円以下の場合は2万円)

【iPhone 14も実質1円継続】なぜ1円スマホ無くならないのか

【iPhone 14も実質1円継続中】なぜ1円スマホ無くならないのか

割引上限が規制されたものの、蓋を開けてみると実質1円スマホは終了していません。

なぜ終了していないのか、それを説明するためにソフトバンクを例に挙げると、2023年12月26日(火)、ソフトバンクは「新たなサポート(バリュー)」を発表しました。

新特するサポート(バリュー)の詳しい内容や対象機種に関しては、「12月27日よりソフトバンクが「新トクするサポート(バリュー)」を提供開始!」をご覧ください。

簡単に説明すると、本体端末を48回払いで購入し、13ヶ月目以降にソフトバンクに回収・査定してもらうと、最大36回分の分割金が免除されるというサービスです。

新特するサポート(バリュー)利用し、iPhone 14(128GB)を購入すると、以下のような料金になります。

  • 12ヶ月目までの支払い:1円(月々)×12回=12円
  • 13ヶ月目以降の支払い:3,209円(月々)×36回=115,524円

上記のように、13ヶ月目に返却すればiPhone 14が実質12円で使える計算になります。

このようにキャリアによっては、新しくサービスを開始して実質1円を継続しています。

ノジマでも1円スマホ継続中!

今回は、2023年11月7日に総務省に総務省が発表した、「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」や1円スマホについて解説しました。

割引の規制はあるものの、キャリアの新しいサービスや元々安価なスマートフォンは未だに実質1円で購入できる状況です。

ノジマでも1円スマホを購入できますので、お得に購入されたい方はノジマへご相談ください。

ノジマでは、携帯キャリアからの派遣ヘルパーがいないので、お客様にあった携帯キャリア・料金プランをご案内できますので、ぜひお近くのノジマ店舗へお越しください!

※ノジマでは、転売目的の契約はお断りしております。

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