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【2021年2月版】Apple Watch 最新シリーズ6まで徹底比較まとめ!シリーズ3 or SEなにが買いなの?
公開日時 : 2019-09-13 12:00
更新日時 : 2021-02-07 17:47
画像引用:Apple Watch SE
AppleのイベントでiPhone11と同時にApple WatchのSeries5も発表されたのが2019年9月10日でした。発売1周年経ちましたね。Apple Watchって世間では騒がれて興味はあるけど、歴代のApple Watchがどういった違いがあるのか?そもそもAppleWatchってどんなものなのか?どんな使い方ができるのか?現行モデルは?など疑問をお持ちになりますよね。その疑問を解決させていただきます。AppleのiPhoneをお持ちの方であれば必見ですよ!
目次
- Apple Watchとは?
- Apple Watchってわかりづらい?
- Apple Watchはなにができるの?
- Apple Watchの魅力ってなんなの?
- Apple Watchの紹介映像
- 歴代モデルの発売日は?
- 現行モデルの価格は?
- GPSモデルと、GPS+CELLULARモデルはなにが違うの?
- ケースサイズは小さいのが女性で大きいのが男性!?
- Apple Watch Series(世代)別 比較表
- Series 3~6何が変わったの?
- Apple Watchの選び方
- Series 6/SEの発売日は?
- 2020年9月16日02:00(日本時間)でApple Watchに関する発表について
- WWDC2020発表の新機能は?
- 今はApple Watch Series 3 or Apple Watch SEどっちが買い?
Apple Watch(アップルウォッチ)とは?
まずスマートウォッチとはどういったものいうのかご存知ですか?それはスマホ(iPhone(アイフォーン)含む)と連携して電話やメールなど様々な機能を使用できる腕時計型のデバイス(端末)です。
ジャンルでは、身につけるデバイス(端末)、ウェアラブルデバイス(Wearable device)と言われています。Apple Watchとは、Appleが開発・販売しているスマートウォッチです。
Appleが2015年4月24日に初代Apple Watch(アップル ウォッチ)を発売して約6年が経ちました。2016年のSeries(シリーズ) 2ではおサイフケータイに対応し、Suica(スイカ)を利用できるようになりました。
2017年のSeries 3ではGPS(ジーピーエス)モデルとGPS+CELLULAR(セルラー)モデルが採用されました。2018年にはデザインも一新されより薄くなり、表示領域も大きくなったSeries 4が発売されました。Apple Watchは、発売から毎年のペースで新作が出ています。
スマートウォッチとして後発だったにも関わらず、スマートウォッチの認知度を一気に上昇させ今やマーケットシェア1位とAppleの強さを発揮しています。
そして、2020年9月16日02:00(日本時間)に、血中の酸素濃度や最大酸素摂取量を計測できるセンサーを搭載したSeries 6と、機能がSeries 5相当なのに価格が魅力なSEが発表されました。
Apple Watchってわかりづらい?
Apple Watchのモデル種類は大きく分けて3種類です。通常モデルの他にNike+モデル・Hermès(エルメス)モデルとコラボモデルを含めてSeries 4は3種類あります。
Series 3までは高価格帯モデルのEdition(エディション)モデルもあり4種類あったのですが、Hermèsとの兼ね合いなのかSeries 4からなくなっています。Series 5からEditionモデルが素材も新たに復活しました。
Apple Watch Series 5ではケースの大きさがコンパクトな40ミリと、大型の44ミリと2種類、カラーバリエーションがシルバー・スペースグレイ・ゴールドと3種類あります。
さらにApple Watch Series 6では、シルバー・スペースグレイ・ゴールドに加えてブルー・(PRODUCT)REDの5種類になりました。
ケース素材がアルミニウム・ステンレスと2種類採用しており腕にとめるバンドに至っては10種類以上、このようにApple Watchのバリエーションは多種多様!
興味はあるけど、どれを選んでいいのかわからない!中には18金を採用した200万円を超える高価格帯のモデルもあると聞いたことがある。なんか高そうだし使いこなせるか不安で手が出しにくい!そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Apple Watchはなにができるの?
では、Apple Watchが何をできるのかを確認していきましょう
- ウルトラ警備隊のように時計に向かって発信・受電・通話ができる
- iPhoneがなくてもSuicaやApplePay(アップルペイ)など電子マネーで買い物ができる
- iPhoneを都度操作しなくてもメールやLINE(ライン)などの通知を見ることができる
- GPSを活用して健康やスポーツに必要なランニングやウォーキングのログ(記録)をつけることができる
- 面倒くさがりでも一日のライフログ(行動記録)を自動で取ることができる
- 防水機能があるのでプールや水場、雨の日でも気兼ねなく使用できる
- 常時心拍、脈拍を計測してくれて健康管理や寝ている間も睡眠を管理することができる
- もし事故に遭ったりなどして、消防や警察に電話しなくてはならない場合、緊急SOS電話をかけることができる
- 転倒が検知されてから1分間なんの動きもなかった場合は15秒のカウントダウン後、手首を叩いてくれる上に警告音を鳴らして、自動的に着用者の位置情報も添えて緊急通報サービスに連絡することができる
- モバイルSuicaを登録すればそれだけで決済が可能。ちょっとのコンビニやウォーキングなどでiPhoneを持ち歩く必要もなくなる。
- 地図アプリやナビアプリとの連携で道案内ができる
- デジタルクラウン(竜頭)長押しでAppleのAIアシスタントSiriが使用できる
- iPhoneのカメラを遠隔操作で自撮りや写真撮影ができる
- MacBook(マックブック)のログイン時のロックを近くにいるだけで解除ができる
- ストリーミング再生をしている音楽のスキップや停止ができる
- 動画や音楽のボリュームをデジタルクラウン(竜頭)で調整ができる
- 時計の壁紙デザインの種類が豊富なので毎日変更して気分によって着せ替えできる
- 純正・サードパーティ含めてバンドの種類が多いので着せ替えを楽しむことができる
- iPhoneがなくてもApple WatchとAirPods(エアポッズ)だけで音楽を持ち歩くことができる
- 血中酸素濃度アプリで血中に取り込まれた酸素レベルを確認することで、フィットネス、ウェルネスに関する状態を把握できる
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Apple Watchの魅力ってなんなの?
以前はオシャレさが売りでしたが、最近はヘルスケア(健康管理)やフィトネストラッカー(活動量計)としての魅力をAppleは主張しています。
とにかく、持てば分かるのですが持たないと一生わからない。LINEの通知をiPhoneを開くことなく読むことができることがどれだけ楽か。
財布と携帯を持たずに、Apple WatchとAirPodsだけで身軽に日課のランニングをすることができ、途中のコンビニで電子マネーで会計すれば軽食や水分補給もできてしまう。
座り仕事のひとには座りすぎると死亡リスクが最大40%も増えるという研究結果もあり、1時間以上座っていると22分も寿命が縮むそうです。そういったリスクを回避するため、Apple Watchは「立ちましょう」と促してくれ、週間のウォーキングが不足していると残りの歩数を促してくれ、達成すれば褒めてくれます。
いつ何時に何があるかわからない人生、突然倒れても交通事故にあっても緊急時に連絡してくれて命を救われた逸話もたくさんあります。Apple Watchの心拍数測定機能が不整脈などの早期発見につながり、多くのユーザーが命の危機を救われてきました。
人生100年時代、健康への意識はより高くなっています。利便性だけが注目されますが、健康管理ツールとしても非常に優れたデバイスです。むしろ、お若い方よりもご年配の方にオススメします。ご家族へのプレゼントにいかがでしょうか?
Apple Watchのヘルスケア機能はアップデートを重ねる度に常に進化しています。心拍計数測機能はもちろん、心拍数急変通知や心電図、心拍異常検知だけではなく、騒音測定や転倒検知、月経周期の記録なども機能が備わっています。
最新のwatchOS7 になると、血中酸素濃度計測やストレス状態の判定、睡眠状態の記録なども可能になりました。Apple Watchの機能を制限する時間を設定もできるようになったので、大人も子供も扱えるスマートウォッチになりました。
Apple Watchの紹介映像
Apple Watchができことを表現しており、主に新しい健康習慣を示してくれることを表現した紹介映像になっています。
歴代モデルの発売日は?
歴代のシリーズは1年毎に発売してきました。2020年にはApple Watch Series 6だけではなく低価格モデルApple Watch SEも発売になりました。
SERIES |
SE |
SERIES 6 | SERIES 5 | SERIES 4 | SERIES 3 | SERIES 2 | SERIES 1 | 第1世代 |
発売日 | 2020年9月18日 | 2020年9月18日 | 2019年9月30日 | 2018年9月21日 | 2017年9月22日 | 2016年9月16日 | 2016年9月16日 | 2015年4月24日 |
現行モデルの価格は?
バンドやモデルによって金額が異なります。最安の価格一覧をご用意しました。全て税抜です。
世代 | ディスプレイサイズ | GPS | GPS+CELLULAR |
Apple Watch Series 3 通常 | 38ミリ | 19,800円~ | 30,800円~ |
Apple Watch Series 3 通常 | 42ミリ | 32,800円~ | 45,800円~ |
Apple Watch Series 6 通常 | 40ミリ | 42,800円~ | 53,800円~ |
Apple Watch Series 6 通常 | 44ミリ | 45,800円~ | 56,800円~ |
Apple Watch Series 6 Nike+ | 40ミリ | 42,800円~ | 53,800円~ |
Apple Watch Series 6 Nike+ | 44ミリ | 45,800円~ | 56,800円~ |
Apple Watch Series 6 Hermès | 40ミリ | – | 133,800円~ |
Apple Watch Series 6 Hermès | 44ミリ | – | 138,800円~ |
Apple Watch Series 6 Edition(チタニウム) | 40ミリ | – | 82,800円~ |
Apple Watch Series 6 Edition(チタニウム) | 44ミリ | 87,800円~ | |
Apple Watch SE 通常版 | 40ミリ | 29,800円~ | 34,800円~ |
Apple Watch SE 通常版 | 44ミリ | 32,800円~ | 37,800円~ |
Apple Watch SE Nike+ | 40ミリ | 29,800円~ | 34,800円~ |
Apple Watch SE Nike+ | 44ミリ | 32,800円~ | 37,800円~ |
GPS(ジーピーエス)モデルと、GPS+CELLULAR(セルラー)モデルはなにが違うの?
店頭でApple Watchを選ぶ際に、料金ボードの下に小さく「GPSモデル」や「GPS+CELLULARモデル」と書かれています。見慣れない文字なのでつい敬遠したくなりますよね。
価格もGPSとGPS+CELLULARモデルでは5000~11,000円ほどGPS+CELLULARモデルのほうが高いです。見た目ほぼ同じで大きさが全く同じなのになぜ価格が異なるのでしょう。違いはというと。。。
GPSモデル
Apple Watch Series 6/SE(GPSモデル)がBluetooth(ブルートゥース)またはWi-Fi(ワイファイ)経由でiPhoneに接続されると、テキストメッセージを送受信したり、電話に出たり、通知を受け取ることができます。GPSを内蔵している為、iPhoneがなくてもワークアウトの距離、ペース、経路を測定できます。
GPS+CELLULARモデル
Apple Watch Series 6/SE(GPS + Cellularモデル)は、GPSモデルのすべての機能に加えて、携帯電話通信機能を内蔵しています。そのため、iPhoneを持っていない時でも、電話をかけたり、受けたり、メッセージを送受信したり、通知を受けたり、Apple MusicやApple Podcastをストリーミングで楽しむことができます。
と、CELLULARモデルはドコモやau、SoftBankと契約をすることによりiPhoneがなくてもWi-FiがなくてもApple Watch本体単独で操作することができます。違いはデジタルクラウン(竜頭)に赤色が入っているのが特徴です。Series 3よりもSeries 4は目立たなくなりました。
Apple Watchは契約が必須と思われている方もいらっしゃるかも知れませんが、契約がなくてもApple Watchを使うことはできるのです。
※ GPS + Cellularモデルは通信事業者からの指示にそって手続きします。必要に応じて通信事業者にお問い合わせの上ご相談ください。
ノジマでは契約を必要としないGPSモデルを取り揃えております。ノジマの Apple Watch取扱店 をご確認の上ご来店ください。
ケースサイズは小さいのが女性で大きいのが男性!?
コンパクトなのが女性で、大型なのは男性でApple Watchはペアウォッチだと思っている方がいたらそれは誤解です。大型の44ミリ(以前のモデル42ミリ)でも女性でお持ちの方もいますし、コンパクトな40ミリ(以前のモデル38ミリ)をつけている男性もいます。
要はそのひとがどういった使い方をしたいのかで選べばいいのです。画面が大きくて操作しやすかったら大型の44ミリですし、おしゃれに気を使いたいから洋服に合わせやすいほうがいいひとは40ミリを好みます。
まずは身につけてみて、どちらが自分に合っているのかを確認されたほうがいいですね。ノジマのApple Watch取り扱い店舗では店舗によっては、ご試着もご用意しております。お気軽にスタッフへお声がけくださいませ。
Apple Watch Series(世代)別 比較表
歴代のApple Watchのモデル比較一覧です。
SERIES | SE | SERIES 6 | SERIES 5 | SERIES 4 | SERIES 3 | SERIES 2 | SERIES 1 |
現行・廃盤 | ○ | ○ | ×(廃盤) | ×(廃盤) | ○ | ×(廃盤) | ×(廃盤) |
Apple Watch | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Apple Watch Sport | × | × | × | × | × | × | ○ |
Apple Watch Nike+ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
Apple Watch Hermès | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Apple Watch Edition | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
歴代のApple Watchの大きさ・素材比較一覧です。赤表示は当時初登場の最新技術です。
SERIES | SE | SERIES 6 | SERIES 5 | SERIES 4 | SERIES 3 | SERIES 2 | SERIES 1 |
大きさ(コンパクト) | 40ミリ | 40ミリ | 40ミリ | 40ミリ | 38ミリ | 38ミリ | 38ミリ |
大きさ(大型) | 44ミリ | 44ミリ | 44ミリ | 44ミリ | 42ミリ | 42ミリ | 42ミリ |
表示領域(コンパクト) | 759平方ミリメートル | 759平方ミリメートル | 759平方ミリメートル | 759平方ミリメートル | 593平方ミリメートル | 593平方ミリメートル | 593平方ミリメートル |
表示領域(大きさ(大型) | 977平方リメートル | 977平方リメートル | 977平方リメートル | 977平方リメートル | 740平方リメートル | 740平方リメートル | 740平方リメートル |
薄さ | 10.4ミリ | 10.4ミリ | 10.7ミリ | 10.7ミリ | 11.4ミリ | 11.4ミリ | 10.5ミリ |
重さ(コンパクト・アルミニウム) | 30.49g | 30.5g | 30.8g | 30.1g | 26.7g | 28.2g | 25g |
重さ(大型・アルミニウム) | 36.2g | 36.5g | 36.5g | 36.7g | 32.3g | 34.2g | 30g |
材質 | アルミニウム | アルミニウム・ステンレス・チタニウム | アルミニウム・ステンレス・チタニウム・セラミック | アルミニウム・ステンレス | アルミニウム・ステンレス・セラミック | アルミニウム・ステンレス・セラミック | アルミニウム |
歴代のApple Watchの機能比較一覧です。こうしてみると6世代の成長がわかります。赤表示は当時初登場の最新技術です。
SERIES | SE | SERIES 6 | SERIES 5 | SERIES 4 | SERIES 3 | SERIES 2 | SERIES 1 |
新品最安価格 | 42,800円~ | 42,800円~ | 販売終了 | 販売終了 | 19,800円〜 | 販売終了 | 販売終了 |
カラーバリエーション | シルバー・スペースグレイ・ゴールド | シルバー・スペースグレイ・ゴールド・ブルー・(PRODUCT)RED | シルバー・スペースグレイ・ゴールド | シルバー・スペースグレイ・ゴールド | シルバー・スペースグレイ | シルバー・スペースグレイ | シルバー・スペースグレイ |
ディスプレイ |
LTPO OLED Retinaディスプレイ、1,000ニト |
LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ、1,000ニト |
感圧タッチ対応LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ | 感圧タッチ対応LTPO OLED Retinaディスプレイ | 第3世代の感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイ | 第2世代の感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイ | 感圧タッチ対応OLED Retinaディスプレイ |
常時表示ディスプレイ |
× |
○ |
○ | × | × | × | × |
プロセッサ | S5 | S6・U1チップ | S5 | S4 | S3 | S2 | S1P |
転倒検出 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × |
バッテリー駆動時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
内蔵GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
内蔵容量(GPSモデル) | 32GB | 32GB | 32GB | 16GB | 8GB | 8GB | 8GB |
内蔵容量(GPS+Cellular) | 32GB | 32GB | 32GB | 16GB | 16GB | 8GB | – |
防水機能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 | 防沫性能 |
ApplePay(おサイフケータイ) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
eSIM対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
心拍センサー |
光学式心拍センサー |
第2世代の光学式心拍センサー |
第2世代の光学式心拍センサー | 第2世代の光学式心拍センサー | 光学式心拍センサー | × | × |
心電図機能 |
× |
○ |
○ | ○ | × | × | × |
血中酸素濃度センサー |
× |
○ |
× | × | × | × | × |
デジタルクラウン | 触覚的な反応を返すDigital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown | 触覚的な反応を返すDigital Crown | Digital Crown | Digital Crown | Digital Crown |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 4,2 | 4,2 | 4,2 |
Series 3~6/SE何が変わったの?
上記表をご覧の通り、Series 3から4になった時に大幅なフルモデルチェンジになりました。初代モデル以降Series 3まで変わらなかったケースサイズはSeries 4から大きくなりましたし、転倒検知機能も搭載されました。デジタルクラウン(竜頭)やサイドボタンのデザイン変更、スピーカーやマイクの配置や形状なども大きく見直しされています。具体的にどのように変わったのか見ていきましょう。
- カラーバリエーションがSeries 3までシルバー/スペースグレイ2色でしたが、Series 4、5ではゴールドアルミニウム、ゴールドステンレススチールとゴールドが追加され3色になりました。Series 6ではブルー、(PRODUCT)REDも追加され5色になりました。
※Apple Watch SEはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色となります。
- ケースサイズが従来の38ミリ/42ミリの構成から40ミリ/44ミリへ変更して前モデル比30%以上拡大して大型化したが厚みは1ミリも薄くなりました。
- ケース素材がSeries 5からEditionモデルは、チタニウムとセラミックが追加になりました。
Series 6では、セラミックがなくなり、ケース素材がアルミニウムケース、ステンレススチールケース、チタニウムケースといった素材のケースを選ぶことができます。SEはアルミニウムのみです。
- ディスプレイ表示も最大化されたがコーナー部分は丸みを帯びディスプレイとケースの一体感が高まり、ディスプレイ領域の縁部分が細くなり画面の端でもマルチタッチ操作が可能となった
- Series 4以降提供される「インフォグラフ(Infograph)」タイプの文字盤が追加
- スピーカーとマイクの位置を一新して、マイクは反響を低減させクリアな通話をできるように、スピーカーサイズは大型化し従来の2倍近い音量を実現
- 12個の複雑なパーツからなる再設計されたデジタルクラウン(竜頭)には細かなスクロールの際に更に素早く正確な操作が可能になる「触覚フィードバック機能」が新たに搭載
-
一般的ですと指をはさんで血中酸素濃度を測る機器がありますが、Apple Watchは本体の裏蓋にあるクリスタル部分に緑色、赤色のLEDと赤外線のLEDが組み込まれており、手首の血管を照射して反射光の量を読み取り酸素レベルを計算できます。「血中酸素濃度センサー」機能はSeries 6のみ搭載しております。
なお、Appleでは「血中酸素ウェルネス」という概念を提唱しており、「血中酸素濃度アプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としている」とアナウンスしています。
- 新しいデジタルクラウン(竜頭)のエッジに指先を30秒当てるだけで心拍数を測定できる「心電図(ECG)機能」搭載
- 転倒検知機能は転倒だけではなく落下やスリップも含めて検知し、転倒してから装着者が60秒以上反応がない場合は、緊急機関に自動的にSOS発信を実行してくれます
- Apple Watch SEは64ビットデュアルチップセットを内蔵したS5を搭載することにより、Series 3のS3よりも最大2倍の性能向上を実現
- Apple Watch Series 6は64ビットデュアルチップセットを内蔵したS6を搭載することにより、Series 5のS5よりも最大20%の性能向上を実現
- 新テクノロジー「LTPO」とは、Low Temperature Polycrystalline Oxide(ロー・テンプレチャー・パーリークリストリーン・オクサイド)の略語で、従来よりも5~15%も消費電力を削減でき、前モデルよりもディスプレイは大きくなっているにも関わらず同等のバッテリ駆動時間を実現している
Apple Watchの選び方
- 通常モデル(Series 6/SE or 前モデルSeries 3)かコラボモデル(Apple Watch Nike+ or Apple Watch Hermès(GPS+CELLULARモデルのみ) or Apple Watch Edition(GPS+CELLULARモデルのみ)かを選びます
- モデルに応じてキャリアで契約するかしないかを選びます(GPSモデル or GPS+CELLULARモデル)
- ケースの大きさ(コンパクト:40ミリ or 大型:44ミリ)を選びます(モデルによっては40ミリのみ)
- ケースの素材(アルミニウム or ステンレススチール or チタニウム or セラミック)はモデルに応じて選ばれます
- ケースの色(シルバー or スペースグレイ or ゴールド)を選びます
- そのケース毎に合うバンドタイプ(スポーツ or レザー(GPS+CELLULARモデルのみ) or ステンレススチール(GPS+CELLULARモデルのみ))を選びます
ノジマではGPSモデルを取り揃えております。ノジマのApple Watch 取り扱い店舗では店舗によっては、ご試着もご用意しております。お気軽にスタッフへお声がけくださいませ。
Series 6/SEの発売日は?
Appleのイベントはアメリカ合衆国カリフォルニア州のスティーブ・ジョブズ・シアター(Steve Jobs Theater)にて、2020年9月16日02:00(日本時間)に発表されました。
発売日は2020年9月18日(金曜日)です。
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2020年9月16日02:00(日本時間)でApple Watchに関する発表について
画像引用:Apple Watch Serise 6
「Apple Watch Series 6」、「Apple Watch SE」を発表
- Apple Watch Series 6に血中酸素濃度機能の追加
「ソロループ」、「ブレイデッドソロループ」を発表
- 伸縮性のある素材が使われており、穴や金具がない1本のバンドとなっています。
サイズも9種類あり、バンドの購入画面の「サイズガイドを使う」をクリックすれば自分にあったサイズを調べることができます。
watchOS 7の配信を発表(2020年9月17日インストール開始)
- iPhoneを持っていない家族でもApple Watch単体で通信できる「ファミリー共有設定」
- 文字盤がカスタマイズが安易に
- 睡眠の管理をしてくれる「睡眠アプリ」
- ミー文字のカスタマイズが可能
- 手洗いが20秒間に満たない場合にきちんと洗うように促し等をしてくれる「手洗い機能」
- Siriのアップデート
WWDC2020発表の新機能は?
画像引用:Apple公式ホームページ
現地時間2020年6月22日(日本時間23日)にAppleが毎年実施している世界開発者会議、Worldwide Developers Conference(ワールドワイド デベロッパーズ カンファレンス)2020、略称WWDC2020が、現地時間2020年6月22日に初の完全オンライン版として開催されました。
そこでApple Watchに関して新機能が発表されました。発表内容の提供開始は未定です。(※2020年9月17日に配信開始しました。)
文字盤の自由度の向上
文字盤に表示できるコンプリケーションの自由度が高くなりました。コンプリケーションとは、文字盤に表示できる機能のことをいいます。
例えばママやパパが赤ちゃんをお世話する時に、お昼寝の時間やオムツ替えの時間などひとつの文字盤で表示できるようになったり、
サーフィンをするひとが「Dawn Patrol(ドーン・パトロール)」というアプリを使ってお気に入りのビーチの水温や風速などを表示できるサーフィン専用の文字盤を作ることができます。
文字盤の共有
新しいwatchOS 7は文字盤が簡単に共有でき最適なものを見つけることできるようになります。
「Face Sharing(フェース・シェアリング)」それが文字盤の共有です。App Storeでサードパーティ製を探したり、ウェブサイトで新作を探すことも可能になります。さらに、友人から受け取ることもできます。
デベロッパ(開発元)が文字盤を直接提供したりSNSを通じて共有もできます。ユーザー同士がつながってApple Watchの可能性を追求できるのです。
マップがサイクリングにも対応
徒歩や車や電車の移動に便利なマップが今回新たにiOS 14と同じくサイクリングにも対応しました。
様々なルートを時間や距離と共に確認でき専用レーンの有無も表示され、移動時間や高低差も分かり曲がり角にさしかかると教えてくれます。
自転車で通れない所や階段の方が早い所も通知してくれます。サイクルショップなどが追加できるのも便利な機能ですね。
ワークアウトにダンスが追加
watchOS 7で追加されたワークアウトはダンスです。
種類はヒップホップにラテン、ボリウッド(インド映画のミュージカル場面に登場するダンス)にカーディオダンス(旧エアロビクス)です。
どれもフィットネスに適した人気のダンスです。
加速度センサーとジャイロスコープのデータから動かしているのが腕のみか下半身のみかを判断するセンサーフュージョンを活用。それにより運動量の算出の精度も向上しました。
ワークアウトが終わった後心拍数を元に戻すためのクールダウンもあります。iPhoneのアプリケーションでも成果を確認できます。
Activity → Fitness に名称変更
Activity(アクティビティ) から Fitness(フィットネス)に名称が変更されました。
睡眠トラッキング機能の追加
睡眠を評価する方法は数値やモニタリング、周期の分析など様々となります。
Appleはデバイスを活用し睡眠をモニターするだけでなく十分に眠ってもらうことを目指しました。起きる時間だけでなく寝る時間も設定するのです。
寝る前のルーティンは寝付きを良くするという研究から、用意されたのが就寝準備機能。眠りの妨げになるものを最小限にしルーティンを作ります。
ベッドに入る前にiPhoneが就寝準備の画面に変化します。落ち着いたロック画面でおやすみモードになります。
寝る時間になるとApple Watchは睡眠モードになります。就寝中は画面が消えタップするとシンプルな文字盤が表示されます。
パートナーを起こさないように静かな触覚のアラームも使えます。起きるとおはようのメッセージと共にバッテリー残量が表示されることによりよくある充電忘れを防いでくれます。
睡眠スケジュール 就寝準備機能や、睡眠モードはApple Watchがなくとも、iOS14を搭載したiPhoneだけでも利用可能です。
手洗いサポート機能の追加
watchOS 7では時計で初めて自動検知の機能を搭載しました。手を洗っている時間を計測できます。
機械学習モデルで手を洗う動作を識別しオーディオを使って水や手の音などを検知します。
途中でちょっとした指導もカウントダウンが終わる前に手洗いをやめると続けるようにメッセージを表示して、終了時は音などで知らせてくれます。
これらの機能は、Apple Watchの第3世代以降の第3~5世代のファームウェアアップデートで提供される予定です。第1世代と第2世代はサポート対象外となりますね。
今はApple Watch Series 3 or Apple Watch SEどっちが買い?
画像引用:Apple公式ホームページ
iPhoneをご利用の方ならApple Watchは断然「買い」だと思います。Apple Watchが現行Seriesが3と6/SEになりました。こんな時は新型にしたほうがいいのでしょうか?
Series 3は大幅に値下がりしましたが最新じゃなくても充分機能を果たします。初めてApple Watchを買うならSeries 3かSEのどちらかをオススメします。
Series 3のGPSモデルなら、19,800円(税抜)、SEのGPSモデルなら、29,800円(税抜)というお手頃な価格。ご自分にも大切なご家族やご友人にも最適なプレゼントになります。
今秋リリースされたwatchOS 7にもどちらも対応していますので、サポートもバッチリ!まだまだ現役です!
では1万の差があるけどどっちにしよう。。と迷う方もいるかも知れません。SEはSeries 3より画面サイズが2ミリ大きい40ミリ、コンパス、転倒検出機能などがついていたり、
サファイアガラスなので傷がつきにくいという特徴があります。1万円高いけど少しでも性能が高い方がいい!と思う方はSEに、とりあえずApple Watchを使ってみたいという方はSeries 3がよろしいと思います。
勿論、最新のSeries 6は、新しい機能や見やすさなどを備えていますのでこちらもオススメです。では、Series 3とSeries 6はどういった方にオススメなのでしょうか、それはざっくり言って。。。
- お値頃で最新じゃなくてもいい!画面が少し小さめでも、とにかくApple Watchが欲しい!というひとはSeries 3がオススメ!
- 画面は大きくて、最新と見た目が同じ、でもひとつ前の機能で良いので、お買い得感のある価格設定の機種がいい!というひとは、SEがオススメ!
- 高くても最新ガジェット大好き!多機能で性能のが高いものがいい!というひとは、Series 6がオススメ!
という基準で選んでみるのはいかがでしょうか?さらに、ノジマなら店頭でスタッフがお客様に最適なApple Watchの購入のお手伝いをさせていただきます。ずっと気になって欲しかったApple Watchを手に入れるチャンスです。
ご購入に際は是非お近くのノジマへご相談ください。ノジマでもApple Watch 取り扱い店舗にて、取り扱っております。プレゼントなどの場合は在庫がない場合もございますので、店頭にてご確認ください。
店舗案内
お近くにノジマがないかたにも、ノジマオンラインでご購入頂けます。
※ 掲載は、2021年2月7日時点です。
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