防水機能のIPXとは?AirPods ProはIPXなに?

公開日時 : 2019-12-30 15:52
更新日時 : 2020-06-06 11:10

Photo by Levi XU on Unsplash

電子機器が故障する原因として水没が挙げられます。スマートフォンやカメラなどは水に弱く、突然の雨により故障をしてしまったという人は少なくないでしょう。

しかし、最近では防水機能を備えている機器が多く発売されており、お風呂でスマートフォンを見ながらくつろいだり、海や川などで遊ぶ際も気にせず機器を操作して写真を撮影する人も増えています。

電子機器の防水機能を表すことはIPXと呼ばれ、さまざまな機器の商品詳細に記載されています。そしてIPXにはいくつか種類があり、防水機能がどれくらいかは異なるため把握しておく方が良いです。

そこで今回は、そもそもIPXとは何なのかを説明し、どれくらい水に強いかを解説していきます。また、AirPodsProなど最新イヤホンのIPXはどれくらいの数値なのかもわせて紹介していきますので、防水機能を完備した商品をお探しの人はぜひ参考にしてみてください。

IPXの歴史

さまざまな電子機器に搭載されている

今ではさまざまな機器に防水機能は付帯されており、その性能をIPXという数値で表しています。IPとはInternational Protectionの略で、2003年に国際電気標準会議で定められた保護性能です。

最近ではスマートフォンやカメラなどに付帯されている機能として認知されていますが、上述したように随分と前からIPXは各種機器が兼ね備えており、水没から大切な精密機器を守ってくれます。

防塵機能と混同しないよう注意

IPXの歴史に軽く触れたところで、続いては防水と防塵の違いについて説明していきます。実は「IPX」とは別に「IP0X」や「IP1X」という数値があり、これは防塵を表しています。

防塵とはちりやほこりを意味しており、この数値が高ければ機器の内部に侵入しても故障する可能性を防ぎます。単位の表記が防水と似ているため勘違いしてしまう可能性はゼロではないため、しっかりと違いを理解しておきましょう。

防塵機能についてはIP0XからIP6Xまでがあり、最上級のIP6Xは完全な防塵構造でちりやほこりの侵入を完全に防いでくれます。

防水と防滴の違いとは

防水と似ているものに防滴があり、両者の違いを理解できていない人は少なくありません。まず防水は外から水が浸入しないように加工されていることを意味しています。一方で、防滴は水滴が入るのを防ぐことを意味する言葉です。

上述したIPコードで、防水はIPX0からIPX8までで表記されます。そのなかでIPX1からIPX3までを防滴、それ以降の高い数値を防水と呼んでいます。

IPコードは数字が大きければ水濡れに強くなりますので、防滴の方が防水よりも水に弱いです。似ている言葉ですが耐久性は大きく異なるため、勘違いしないよう注意しましょう。

IPXの防水力について

防水規格 保護レベル
IPX0 水の侵入に対しての保護は特にない
IPX1 垂直に落ちる水滴により影響を受けない
IPX2 垂直より左右それぞれ15度以内の雨による影響を受けない
IPX3 垂直より左右それぞれ60度以内の雨による影響を受けない
IPX4 あらゆる方向からの水による影響を受けない
IPX5 あらゆる方向から直接水を噴きつけても影響を受けない
IPX6 あらゆる方向から水を直接強く噴きつけても影響を受けない
IPX7 水中に浸けていても浸水しない
IPX8 水面下でも使用できる

IPX0(ゼロ)

IPX0はIPコードで呼ばれていますが、防水機能を兼ね備えていないことを意味しています。つまり防水機能をもたないため、水に濡れてしまうと故障する可能性が高いです。

商品の詳細に記載されることはあまりありませんが、知識として理解しておきましょう。

IPX1

IPX1は最低限の防水機能で、垂直に落ちてくる水滴による影響を受けないレベルを意味しています。一般的に雨だれであれば水濡れによる故障を防げますが、決して優れている訳ではありませんので取り扱いには注意しなければいけません。

IPX2

IPX2になると垂直だけでなく15度以内の角度がついた降雨から機器を守ってくれます。防水機能として十分なレベルとはいえないため、雨などによる水没には気を付けてください。

IPX3

IPX3は垂直より60度以内からの雨でも影響を受けないレベルの防水機能を備えており、一般的にはここまでが防滴に属します。もちろんIPX1やIPX2よりも水による故障を防げる可能性はありますが、決して強い訳ではないので注意しましょう。

IPX4

IPX4はさまざまな方向からの水の飛沫から機器を守ってくれるレベルで、防水機能ありと呼ばれる数値です。水に強いイヤホンやカメラに搭載されていたり、お風呂で使える防水機能付きのスピーカーに搭載されていたりと、あらゆる機器に備わっています。

AirPodsPro

「AirPodsPro」はAppleから発売されている人気商品で、ノイズキャンセリング機能や外部音取り込みモードが搭載されており高性能な点が高く評価されている最新商品です。

防水機能についてはIPX4を搭載しているため、汗や雨による水没から守ってくれます。運動で気にせず使えることから、AirPodsProでランニング時に音楽を聴いている人も少なくありません。

AirPodsProは1回の充電でおよそ4.5時間の連続再生が可能で、急速充電にも対応しており5分間の充電でおよそ1時間再生できます。防水面だけでなく音質やバッテリーも優れているおすすめ商品です。

BOSE ウェアラブルスピーカー SoundWear Companion Speaker  SOUNDWEARCOMPANION

深みのあるクリアなサウンドと快適な装着感を実現するウェアラブルスピーカー。SoundWear™ Companion® speakerなら、周囲の音と同じように音楽や通話を聴き取ることができます。

抜群の臨場感を再現しつつ、音漏れを抑えるテクノロジーを搭載。自然でクリアな音声で通話したり、SiriやGoogleアシスタントにアクセスしたりできます。最長12時間連続再生可能。

Insta360 Go  CING0XX-A

20グラムのボディで、ブレない瞬間を捉えることができるウェアカメラ。軽く押せば、GOはいつでもどこでも30秒(最大1分間まで延長可能)の動画を撮れます。最高な瞬間を見逃しません。
AI自動編集機能で、一瞬で映画風の作品が出来上がります。

GOはFlowState手ブレ補正技術を取り入れ、撮影を驚くほどの滑らかさを実現します。ジンバル等が一切不要です。世界最小の手ブレ補正つきカメラです。GOで6倍の速度で撮影できるハイパーラプスやAIがストーリーズを仕上げてくれます。

IPX5

IPX5はさまざまな方向から水を直接噴きつけても影響を受けないレベルで、3メートルの距離から機器の全方向に水を噴きつけても問題ありません。

最近ではIPX5の防水機能を備えている機器が多く販売されており、突然の雨に遭遇しても故障しないレベルです。一般的にはIPX5以降は完全防水の扱いとなります。

JVC 完全ワイヤレスイヤホン ブラック HA-A10T-B

コスパの良いイヤホンで、簡単操作の完全ワイヤレスイヤホンです。ケースから取り出すだけで電源ON。ワンボタンの簡単操作が可能です。シンプルなデザインながら耳にしっかりフィットする小型ボディを採用。

高磁力ネオジウムマグネットを採用した高音質ドライバーを搭載し、パワフル&クリアなサウンドを実現。Bluetooth®標準規格5.0及びPower Class1に対応するとともに、アンテナ位置を最適化することで、安定したワイヤレス接続を実現します。

本体のみで約4時間※1の連続再生と充電ケースによるフル充電(約4時間※1×2.5回)を合わせて合計約14時間※1の長時間再生が可能です。15分の充電で約1時間※1の連続再生が可能なクイック充電にも対応しています。
※1:使用条件により変わります。

IPX6

IPX6はあらゆる方向から水を強く噴きつけても故障しないレベルで、完全防水の機器と呼ぶことができます。2.5メートルから3メートルの位置から毎分100リットルの水をかけても耐えられるため、非常に高性能な防水機能を備えているといえるでしょう。

イヤホンやスマートフォンなどに備えられていることが多く、IPX6のレベルであれば水没による故障はなかなか起きません。

IPX7

IPX7は15センチから1メートルの水面下でも、30分間は耐えられる防水機能を意味しています。そのためイヤホンをつけたまま泳いだりお風呂に入ったり、シャワーを浴びることも可能です。

IPX7の防水機能を兼ね備えている代表的な機器がAppleWatchで、時計をしたまま海に入ることもできるためレジャーを楽しむ人にはおすすめです。

SONY  ハイレゾ対応 ワイヤレスポータブルスピーカー h.ear go 2 グレイッシュブラック SRS-HG10-BM

手軽に持ち運んで楽しむ重低音が特徴のポータブルワイヤレススピーカー。1BOXのコンパクトな筐体(きょうたい)に豊かな低域からクリアで広がりのある高域までを鳴らすことができる新開発のハイレゾ対応約35mmフルレンジスピーカーユニットを搭載。さらに、低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを2つ配置した「デュアル・パッシブラジエーター方式」を採用。低域・中域・高域を専用にチューニングし、最適化されたシステムにより、歪(ひず)みの少ないクリアな音を再現します。

伝送率が高く、安定したワイヤレス環境で使用できる5GHzのWi-Fi規格「IEEE 802.11a/n」に対応。サーバー機能に対応したパソコンやNAS(ネットワーク対応HDD)、タブレット、スマートフォンなどに保存している音楽をワイヤレスで再生できます。CD音源などと比較して、高容量のハイレゾ音源も高音質のまま再生できます。

Anker Bluetoothスピーカー Anker SoundCore 2 ブラック  A3105014

SoundCore 2は驚くほどのコンパクトサイズ(約168 x 47 x 56 mm)ながら、強化された2つの6Wドライバーにより、豊かで鮮明なサウンドを提供します。

Anker独自のBassUpテクノロジーにより、迫力と深みのある低音を実現することで、幅広くバランスの取れた強化された低音出力サウンドをお楽しみいただけます。

最大24時間(約500曲)の連続再生が可能なので、驚きの連続再生時間で1日中お気に入りの音楽をお楽しみいただけます。また、スピーカー自体のバッテリー残量はBluetoothペアリング中のiPhoneやiPadからも確認が可能です。(iOS 6以降の機器のみ対応)
※再生可能時間は、音量と再生する内容によって多少異なります

IPX7の防水性能により、庭でも、ビーチでもお気に入りの音楽をお楽しみいただけます。高品質な素材を使用することで、滑らかな触り心地と持ちやすさを両立させています。

IPX8

IPX8は防水を示す数値のなかで最も高いレベルであり常温の水道水、水深1.5メートルに携帯電話を沈めて、およそ30分経過してから取り出しても問題なく使えます。非常に高性能な防水機能を有していますが、どのレベルまで耐えられるかという詳細はメーカーにより異なる場合もあります。

IPXについてのまとめ

IPXとは防水機能を表す数値であり、高ければ高いほど高性能であることを意味しています。しかし、それぞれの等級でどれくらいの防水性を示すかを理解していない人は少なくないでしょう。

大切な機器を水没や汗、雨などから守るためにも、どれくらいの水に耐えられるかは事前に知識として把握し、商品を購入する際に役立ててください。

最新のイヤホンは高い防水機能を備えているものが多く、ただ濡れるだけでなく水中でも使用できるモデルも発売されています。

特に水辺でのレジャー、ランニングなど運動により汗をかくことが想定される人は、商品詳細にあるIPXの数値に注目して選んでみてはいかがでしょうか。

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