「オレオレ」「アポ電」「なりすまし」! 高齢な親を守るための詐欺防止電話機選び

2019年10月01日

詐欺

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オレオレ詐偽、振り込め詐偽、在宅かどうかを確認するアポ電、銀行、役所の人間などのなりすまし、果てはこの時期ならではの「改元号詐偽」など、日々巧妙に振り込め詐欺電話は進化しています。

そこで今回は、詐偽電話から置いた親の身を守るための、詐偽防止機能付き電話機を紹介します。

詐偽電話に引っかからないためには電話に出ないことが肝心!?

振り込め詐欺被害を防止するためには、まず不審な電話に出ないことが肝心です。応答する場合には、通話内容を録音することによって、相手にプレッシャーをかけられますし、事後の警察への通報時に役立つので、オススメです。

現在は携帯電話・スマートフォン(スマホ)が主流ですが、固定電話を使い続けている方も多いはず。そこで固定電話用の詐欺防止機能付き電話機が、各メーカーより出そろっているので紹介します。

パナソニック

RU・RU・RU」シリーズに代表されるように、画面表示が大きく、かかってきた電話の相手が登録されていれば名前が大きく表示されます。それだけでも安心感は高いですが、もちろん迷惑電話対策はそれだけではありません。

まずは詐欺電話の相手に対して「この電話は迷惑電話防止のために録音されます」とのメッセージが流れ、警告します。

さらに電話を取る前に着信音とともに「迷惑電話にご注意ください」という注意喚起のアナウンスが流れます。

実際に通話となった場合は、自動的に録音が開始されます。通常は最大約10分で、録音のたびに上書きされますが、保存することも可能です。

またナンバー・ディスプレイサービスを契約していれば、着信拒否も可能ですし、相手に失礼だからと電話を切れない人のために、チャイム音を流して、「誰か来たから」と切るタイミングを作ってくれる親切機能も。よく考えられた製品と言えるでしょう。

シャープ

電話機を導入するためには、子供や親戚など、本当に重要な人の電話番号を登録する必要が出てきます。親が近くに住んでいる場合はいいですが、おいそれと帰れない遠い地域に住んでいる場合もあるでしょう。

そんな時に役立つのが、このシャープ「デジタルコードレス電話機」のように、設定なしでも安全性をある程度高めてくれる電話機です。

この機種は、何も設定せずに取り付けたとしても、音声ガイダンスに従えば、通話後に着信許可するか拒否するかの設定を簡単にできます。

さらに、「怪しいな」と思ってもどうしたらいいかわからない場合に備え、ワンタッチで発信できる相談先を登録することも可能です(取扱説明書には「警察総合相談窓口」の番号の記載あり)。

また事前に登録の必要はありますが、相手の名前を音声で知らせてくれる「誰からコール」、登録者以外の電話であれば都道府県名を知らせてくれる「どこからコール」という機能もあり、関わりのない地域からの迷惑電話を防ぐことができます。

パイオニア

デジタルコードレス留守番電話機」シリーズの機種も、着信時に録音していることを通知してくれるタイプのアナウンス機能が搭載されています。これだけでも詐欺を行う相手にプレッシャーをかけられるので、単純ですが、効果はあります。

また専用のコール音設定で、本当に重要な相手の電話の時にすぐわかるように設定することもできます。

高齢層の能力に合わせた電話機選びが大切

このように、現在では詐欺電話防止のための機能を持った電話機が数多く登場しています。家電量販店の店頭では、メーカーごとに独自のロゴマークをつけて、キャンペーンを展開しているほどです。

もちろんこうした機種を使わなくても、非通知電話をシャットアウトする機能を搭載している電話機なら、それだけでもだいぶ安心です。

どれも高齢な親のために親切な機能を満載している機種ばかりですが、取り付け時には、重要な電話番号を登録するなどの作業が別途必要になります。親が設定できる範囲の能力に限定して選ぶか、もしくは代わりにやってあげるかの対策が重要になります。

ただそうした面倒な作業をしてでも、安心感は大きいので、高齢な親族を持つ方は、ぜひ取り付けてみてはいかがでしょうか。

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