今さら聞けない「光コラボ」本当にお得?疑問点や不安を解消!

更新日時 : 2023-09-27 14:12

今さら聞けない「光コラボ」本当にお得?疑問点や不安を解消!

利用すればお得なはずの「光コラボレーション(光コラボ)」ですが、それでも乗り換えていない人もまだ多いことでしょう。

その理由としては、何がどう違うかわかりづらいという理由も。

そこで光コラボについて、疑問や不安を解決していきましょう。

「光コラボ」って何?

「光コラボ」って何?

以前は、NTT東日本/西日本が提供する光回線「フレッツ光」などのネット回線と、プロバイダーと分けて契約する必要がありましたが、2015年2月からは、回線を借りているプロバイダーが独自キャンペーンやオプションをプラスし、回線サービスと合わせて展開できるようになりました。

プロバイダとは回線を提供する仲介業者で、回線を提供する会社が回線サービス業者です。

例えるならば、プロバイダは我々の情報を運搬してくれる運送業者、回線は道路となります。

運送業者は今まで道路まで管理できなかったのが、道路まで管理できるようになった、ということなんですね。

この「プロバイダーが回線サービスも含めて販売できるモデル」が、(プロバイダーと)光(回線)のコラボレーション、略して光コラボなのです。

光コラボの3大メリット

今までのフレッツ光
光コラボの3大メリット

光コラボに乗り換えると、次のようなメリットを受けることができます。

3大メリット

  • 月額利用料金が安くなる可能性がある
  • 光コラボ独自のサービスを受けられる
  • プロバイダー一体型なら支払いの一本化が可能

利用料金が安くなる

光コラボでは、フレッツ光よりも月額料金が安くなるケースが多く、月々のインターネット代を抑えたい人なら見逃せません。

通常のフレッツ光であれば、戸建タイプがフレッツ光+プロバイダー料金で約6,000円、マンションタイプが約4,500円ほど。

しかし、例としてコラボ光のニフティ光であれば、戸建タイプ5,478円、マンションタイプ4,268円とそれぞれお得になります。

1月でみれば、それほど大きな金額差ではないですが、インターネットの回線は2、3か月で辞める方は少数だと思いますので、年間で計算すれば、戸建タイプは約12,000円、マンションタイプは約7,500円もお得に!

これがずっとと考えれば、かなりの節約ですよね。

※3年プラン適用時の料金です。

教えて、コンさる!

インターネットの速度も気になるわ

それなら「IPv6」に対応しているネット回線がおすすめです!

IPv6とは?

IPv6とは簡単に言うと、インターネットの通り道、道路のようなものです。

インターネットを利用して、行き来するデータが車だとします。

現在ほとんどの人が、IPv4という道路を使っています。

ネット利用者が多いと、IPv4道路に大量の車(データ)が通り、渋滞してしまいます。

そこで渋滞緩和のために、新しい道路を作ることにしました。

それが、IPv6です。

IPv6道路を走れるのは、IPv6に対応したプロバイダと機器を使っている人だけ。

なのでネット利用者が多くても、IPv6道路を走れる車が少ないので、渋滞の心配がありません。

独自のサービスを受けられる

コラボ光にはフレッツ光には無い独自サービスもあり、例えばドコモ光、ソフトバンク光など、携帯電話と合わせることによって更に割引をえられるサービスなどもあります。

支払いの一本化

通常のフレッツ光ですと、フレッツ光意外に別途プロバイダー料金が発生するため、支払いも別々に行う必要がありました。

しかし、コラボ光では支払先やサービスの提供、サポート窓口が同じところになりますので把握しやすく、管理の手間を省けるのもいいですね。

このように光コラボでは、ユーザー獲得のため、価格面やサービス面での競争が行われ、その結果として、さまざまなメリットが生まれます。

では、どうして光コラボに乗り換えない人がいるのでしょうか。

「転用」って何? 手続きが大変そう…

「転用」って何? 手続きが大変そう…

自宅で光回線を利用しておらず、新規契約なら店頭などで申し込めば大丈夫ですが、すでにフレッツ光回線ユーザーの場合はどうすれば?

その際は、契約中のフレッツ光から光コラボへ変更するために「転用」という手続きが必要です。

ちょっと難しそうな言葉ですが、イメージとしては、携帯電話やスマートフォンでMNP(ナンバーポータビリティ)を行うときに必要な予約番号と似ています。

回線の信頼性は大丈夫?

回線の信頼性は大丈夫?

光コラボはプロバイダーが展開するサービスですが、利用しているインターネット回線は、あくまでもNTT東日本/西日本の光ファイバー回線です。

そのため、光コラボだから遅い……という現象は基本的に発生せず、今までと同品質の光回線を利用できます。

工事は必要? 費用が高い?

工事は必要? 費用が高い?

回線速度と並ぶ不安要素として、工事関連の話題を挙げる人も多く見かけられます。

たしかに回線を乗り換えますから工事やその費用がかかるのでは、と考えてしまいます。

それは間違いで、フレッツ光回線ユーザーなら回線をそのまま利用でき、一部の例外を除いて、工事は原則的に不要です。

また、フレッツ光で定期契約割引を利用している場合、契約更新月以外の解約は解約金がかかりますが、光コラボへの転用では解約金が免除されます。

なお、光回線を使っておらず、新規で申し込む際は工事費が発生しますが、光コラボの各サービスでは、キャンペーンなどで開通月は無料などの割引も実施していますし、工事費の分割払いも可能です。

さらに、NTT東日本/西日本でフレッツ光の回線工事費の分割払いが残っているケースでは、光コラボ事業者に残額が引き継がれ、次のような対応となることが一般的です。

•残額を免除、または減額
•同条件で残額を分割払い
•光コラボの初回請求時、残額を一括払い

申し込み手続きの過程で確認できますので、忘れずに確認しましょう。

2019年7月から光コラボの“再転用”がスタート!

2019年7月から光コラボの“再転用”がスタート!

ここまで光コラボへの転用を中心に解説してきましたが、すでに光コラボサービスを利用しているユーザーは、もしかしたら自分は関係ないと感じているかもしれません。

実は、そうではありません。

光コラボから光コラボへの乗り換えを可能にする、“再転用”という制度が登場!最後に“再転用”について、ご紹介します。

これまでは光コラボから光コラボへの契約変更はできず、別の事業者に乗り換える場合は、回線契約を解約した後、改めて新規契約を結ぶ必要がありました。

解約して別の光コラボを契約する際、光回線の設備を一旦撤去するという決まりがあるため、新たな光コラボ先で工事費などが発生する可能性が出てきます。

さらに、ひかり電話などを利用していると、番号が変わってしまうという面もありました。

ところが“再転用”が可能になると、回線の解約は必要なく、工事費などもかからずに利用中の光コラボから、別の光コラボサービスへの乗り換えができるようになるのです。

ユーザー側としては、かなり大きなメリットと言えるでしょう。

現在は2019年7月からスタートしております。

転用したり光コラボサービスを始めてから2年以上が経過されている方は月額料金が高くなっている可能性がございます。

ノジマ店頭では、お客様一人一人に合わせた料金プランの見直しを様々なプランからご紹介させて頂きます。

ぜひお気軽にご相談からお待ちしております。

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