Internet Explorerがサポート終了。影響やおすすめブラウザを解説!

更新日時 : 2022-06-15 15:21

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長年多くの世代から利用されてきたIE(Internet Explorer)のサポートが、2022年6月16日(日本時間)に終了する運びになっています。

IEのサポートが終了すると、ユーザーや社会にどのような影響が生じるのか、不安に感じている方も多いでしょう。

今回はIEのサポート終了の概要をお伝えするとともに、影響や対処方法、継続してIEを利用し続けるリスクなどについて解説していきます。

乗り換え先として検討できるブラウザも紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね!

IEのサポートが終了

IEのサポートが終了

IEとは、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)の略称であり、Microsoftが提供しているWebブラウザです。

Windows OSとともに普及し、90年代後半から現代までシェアの高いWebブラウザとして、多くの人々から利用され続けてきました。

便利なため、これからもIEを使い続けたいユーザーもいるに違いありませんが、残念ながらMicrosoft社からIEのサポート終了が公式的に発表されました

“Internet Explorer 11デスクトップアプリケーションは廃止され、2022年6月15日に、特定のバージョンのWindows10でサポートが終了します。”

引用:Internet Explorer は Microsoft Edge へ – Windows 10 の Internet Explorer 11 デスクトップアプリは 2022 年 6 月 15 日にサポート終了 – Windows Blog for Japan

※日本時間だと2022年6月16日にIEのサポートが終了となります。

IEを利用しているユーザーは、サポートが終了したあとMicrosoft社が定めるタイミング以降、IEを起動すると最新ブラウザのMicrosoft Edgeが起動するようになります

Windows 8.1以前でMicrosoft Edgeがインストールされていない場合は、早めにMicrosoft Edgeや別のブラウザをインストールするようにしましょう。

OSのバージョンごとのIEのサポート終了日

OSのバージョンごとのIEのサポート終了日

Windows OSのバージョンにはさまざまな種類があり、OSのバージョンごとにIEのサポート終了日が異なっています

すでにサポートが終了しているOSも存在しています。

これからIEブラウザのサポートが終了されるOSについてサポート終了日(※米国時間)をまとめてみました。

【Windows 10 Home/Pro】

OS IEブラウザのサポート終了日
Windows 10 バージョン20H2 2022年5月10日
Windows 10 バージョン21H1 2022年6月15日
Windows 10 バージョン21H2 2022年6月15日
Windows 10 バージョン1507~2004 サポート終了

【Windows 10 Enterprise/Education】

OS IEブラウザのサポート終了日
Windows 10 バージョン1909 2022年5月10日
Windows 10 バージョン20H2 2022年6月15日
Windows 10 バージョン21H1 2022年6月15日
Windows 10 バージョン21H2 2022年6月15日
Windows 10 バージョン1507~1903 サポート終了
Windows 10 バージョン2004 サポート終了

【Windows 10 Enterprise LTSB/LTSC】

OS IEブラウザのサポート終了日
Windows 10 Enterprise 2015 LTS 2025年10月14日
Windows 10 Enterprise 2016 LTSB 2026年10月13日
Windows 10 Enterprise LTSC 2019 2029年1月9日
Windows 10 Enterprise LTSC 2021 2027年1月12日

【Windows 8.1以前】

OS IEブラウザのサポート終了日
Windows 2000 Professional サポート終了
Windows XP サポート終了
Windows Vista サポート終了
Windows 7 サポート終了
Windows 8 サポート終了
Windows 8.1 2023年1月10日

WindowsのOSバージョンを確認する方法

ここまでWindowsのOSバージョンによってIEブラウザのサポート終了日が異なることをお伝えしましたが、自分が利用しているパソコンのOSバージョンの確認方法がわからない方もいるかもしれません。

参考としてWindows10やWindows11におけるOSバージョンの確認方法をまとめてみます。

  • 「スタートボタン」を選択する
  • 「設定」を選択する
  • 「システム」を選択する
  • バージョン情報を選択する
  • 「Windowsの仕様」で「エディション」と「バージョン」を確認する

たとえば、「エディション」で「Windows 11 Home」、「バージョン」で「21H2」のように仕様を確認できます。

※OSバージョンは、現在のバージョンによって確認方法が異なる場合があります。

IEのサポートが終了する前のブラウザ環境

新OS「Windows11」が10月5日にリリース!

IEのサポート終了についてイメージが湧くように、過去のOSと最新のOSにおけるブラウザ環境についても確認してみましょう。

まず、Windows8.1以前のWindows OSではIEが標準のWebブラウザでしたが、Windows 10ではMicrosoft Edgeが標準のWebブラウザになりました

ただし、Windows10のOSを搭載したパソコンで、IEが使えなかったわけではありません。

Internet Explorerのデスクトップアプリも搭載されており、クリックすればIEが起動するようになっていました。

2021年10月にリリースされたWindows11では、スタートメニューにIEのショートカットは登録されておらず、IEのブラウザをすでに利用できなくなっています。

Windows 11にアップグレードするとIEが利用できなくなってしまうので、IEを利用する必要があるのであればやみくもに更新をしないように注意しましょう!

IEのサポート終了後のブラウザMicrosoft Edgeとは?

IEのサポート終了後のブラウザMicrosoft Edgeとは?

IEの代わりに今後はMicrosoft Edgeが主流となっていきます。

Microsoft Edgeとはどのようなブラウザなのか気になりますよね。具体的な特徴を解説していきます。

動画でもご覧いただけます!

特徴1.デザインの改良によって操作性が向上

特徴1.デザインの改良によって操作性が向上

Internet Explorer 11では立体的なデザインが採用されていましたが、Microsoft Edgeではフラットデザインを採用しています。

平面的に表現しており、コントラストがはっきりしていてボタンが押しやすくなっています。

アドレスバーも大きくなっていて、URLやキーワードも入力しやすくなりました

特徴2.タブのグループ化が可能

特徴2.タブのグループ化が可能

たくさんのタブを開いてしまうと、どのサイトを開いているのか、わからなくなってしまいがちです。

その点、Microsoft Edgeでは複数のタブを選択してグループ化することで、タブを整理しやすくなっています

具体的には、タブのグループ名を色分けしてラベリングできるのが便利です。

たとえば、複数の料理サイトのタブを青色にまとめて、「料理サイト」というように名前を付けて管理できます。

タブの視認性が格段にあがるので、サイトを快適に閲覧しやすくなるでしょう。

特徴3.Webサイトの読み上げ機能がある

特徴3.Webサイトの読み上げ機能がある

Microsoft Edgeでは、URLの入力バーの右側の「A」ボタンを押すと、サイト内の文章を読み上げてくれます

適切なスピードで滑らかに発声してくれるので、Webサイトの内容を閲覧しなくても音で把握できます。

新聞社のオンラインサイトでニュースを読み上げさせるという使い方もできます。そのほか、小説を音読してもらうのも楽しそうですね。

特徴4.ツールバーやお気に入りの場所が違う

特徴4.ツールバーやお気に入りの場所が違う

IEでは画面上の上の部分に「ファイル」「お気に入り」「ツール」などありましたが、Microsoft Edgeではそういった機能は右上に集約されています

また、IEのお気に入りバーは左側に表示されていましたが、Microsoft Edgeでは右側に表示されるようになりました。

早めにMicrosoft Edgeや他のブラウザを使い、慣れていきましょう!

IEのサポート終了による影響

IEのサポート終了による影響

IEのサポート終了によってインターネットの利用環境に変化が生じ、ユーザーや社会に大きな影響が生じています。

IEのサポート終了がユーザーと社会に与える影響を解説していきます。

IEのサポート終了がユーザーに与える影響

IEのサポート終了がユーザーに与える影響

IEのサポート終了によって、今まで利用していたサイトがIEで利用できなくなる可能性があります。

たとえば、YouTubeやTwitterなどは、すでにIEへのサポートを終了しています。継続して利用するにはほかのブラウザを利用しなくてはなりません。

今後もIEに対応していないサイトが増えていく可能性があり、閲覧できないサイトが増えていけば不便さが増していくかもしれません。

IEのサポート終了が社会に与える影響

IEのサポート終了が社会に与える影響

IEのみでしか動作しないIEコンテンツに関しては、提供者の立場としてもコンテンツの改修を余儀なくされる事態となりました。

たとえば、銀行が提供している法人向けインターネットバンキングや、政府・自治体が提供している電子申請サイトなどが脱IE化の対応に迫られています

IEのサポート終了してしまう理由

IEのサポート終了してしまう理由

なぜ、今まで普及していたIEのサポートが終了してしまうのでしょうか。

IEは、インターネット黎明期(れいめいき)に登場したブラウザであり、規格が古いことから最新のウイルスや不正アクセスなどによる脆弱性が不安視されていました

また、IEは独自の機能が追加されるごとに動作が重くなり、ユーザーから利用を避けられるようになったという見方もあります。

そのほか、IEは「W3C(World Wide Web Consortium)」のWeb標準規格に準拠していませんでした。

そのため、開発者サイドではほかのWebブラウザとの互換性をチェックしなければならず、開発の工数が多くなっていたといいます。

なお、IEの後継ブラウザであるMicrosoft EdgeはW3Cに準拠しています。

このように、IEにはさまざまな課題が存在しており、2021年の時点でシェアは5%を切っていました

おそらくMicrosoftは、IEからMicrosoft Edgeに切り替えることで、これまでの課題を解決しようとしているのでしょう。

IEのサポート終了に関する対処方法

IEのサポート終了に関する対処方法

IEでしか動作しないコンテンツがある以上、IEのサポートが終了してしまうことに戸惑ってしまう方も多いでしょう。IEのサポート終了に関する対処方法について解説していきます。

対処方法1.IEモードを利用する

対処方法1.IEモードを利用する

IEでしか動作しないIEコンテンツを継続して利用する場合は、Microsoft EdgeのIEモードで閲覧する流れです。

IEモードとは、IEでしか表示できないMicrosoft Edgeに非対応のWebページをMicrosoft Edgeで閲覧できるサービスです。

IEモードの設定方法

IEモードの設定方法

Windows 10におけるIEモードの設定方法は下記の通りです。

  • Microsoft Edgeのブラウザの右上にある「…」をクリックする
  • メニューに表示される「設定」をクリックする
  • 左側の項目にある「既定のブラウザー」を選択する
  • 「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」の部分に関して「許可」の項目に変更する
  • 「再起動ボタン」をクリックしてIEモードを有効にする

対処方法2.ほかのWebブラウザに乗り換える

対処方法2.ほかのWebブラウザに乗り換える

これまでIEを利用してきたユーザーは、すでに導入され始めているMicrosoft Edgeを利用するか、サポートが継続しているほかのブラウザに移行する必要があります

移行というと難しく感じてしまうかもしれませんが、そこまで難しい作業は発生しません。

具体的には導入したいブラウザの名前を検索して、公式ホームページからダウンロードします。

なお、一つのパソコンで利用できるブラウザは一つだけではありません。Microsoft Edgeとほかのブラウザを併用することも可能です。

インストールされたブラウザは、それぞれのアプリをクリックすればいつでも呼び出せます。

アプリを探してクリックするのが面倒であれば、素早くブラウザを呼び出せるようにタスクバーにピン止めしておくのがおすすめです!

IEのサポート終了にともない検討したいブラウザ

IEのサポート終了にともない検討したいブラウザ

IEのサポート終了にともない、Microsoft Edgeだけでなく、ほかのブラウザを利用してみたいと考える方も多いでしょう。

ここからはすでに普及している代表的なブラウザをご紹介します。ブラウザの移行を検討するときに参考にしてみてください。

Google Chrome(グーグルクローム)

ブラウザ1.Google Chrome(グーグルクローム)

Google Chrome(グーグルクローム)とは、Googleが提供している無料で使えるブラウザです。

ブラウザのホーム画面から、GmailやGoogleMap、ドキュメント(文書作成ソフト)、スプレッドシート(表計算ソフト)など、さまざまなツールを呼び出せるようになっています。

インターネットで情報を検索できるだけでなく、日常生活やビジネスに必要な機能を素早く利用できる点がとても便利です。

また、Google Chromeの検索ホーム画面では、Googleのロゴが魅力的なデザインに変化するのも特徴です。

祝日や記念日、偉人の生誕などを祝うためにアレンジされるので、同じブラウザを利用していても飽きがこないように工夫されています。

サポート終了後にIEモードを利用し続けるリスク

サポート終了後にIEモードを利用し続けるリスク

Microsoft EdgeでIEモードを利用し続けることもできますが、IEモードを利用し続けるリスクはあるのでしょうか。

具体的なリスクについて解説していきます。

リスク1.セキュリティが脆弱になる

リスク1.セキュリティが脆弱になる

IEのサポートが終了になると、アップデートが行われなくなるため、最新のセキュリティ対策が行われなくなってしまいます。

具体的には、セキュリティ更新プログラムが無償で提供されなくなる事態が想定されます。

サイバー攻撃やウイルスの被害に遭遇するリスクが高まるので、利用し続けるのは危険だといえるでしょう。

リスク2.IEコンテンツを閲覧できなくなる恐れがある

リスク2.IEコンテンツを閲覧できなくなる恐れがある

IEでのみ動作するように作られたコンテンツは、Microsoft Edgeでも閲覧できます。

しかし、Microsoft社によるとIEモードも徐々にサポートが終了していくので、将来的にはIEコンテンツを閲覧できなくなるリスクもあります

Windows 10 Home/ProのIEモードのサポート終了日(※米国時間)を確認してみましょう。

【Windows 10 Home/Pro】

OS IEモードのサポート終了日
Windows 10 バージョン20H2 2022年5月10日
Windows 10 バージョン21H1 2022年12月13日
Windows 10 バージョン21H2 2023年6月13日

期間に猶予があるので、なるべく早くほかのブラウザに乗り換えて、インターネットの閲覧環境を整えておきましょう!

IEのサポート終了が不安な場合はパソコンの買い替えも検討!

パソコンのご相談ならノジマ

以上、IEのサポート終了の公式発表について概要をお伝えするとともに、サポート終了による影響やIEを利用し続けるリスク、乗換候補のブラウザなどをご紹介しました。

ただ、パソコンの利用に慣れていない方だと、ブラウザのインストールでつまずいてしまう方もいるかもしれません。

その点、最新のWindowsパソコンであればMicrosoft Edgeをそのまま利用できるので、ブラウザのインストールは不要です。

お使いのWindowsパソコンが数年経っていたり、起動が遅いなど不満がある方は、パソコン本体の買い替えも検討してみるのもおすすめです。

パソコンのお買い替えやご相談は、ぜひノジマへお越しください!

ノジマでは、パソコンのお悩み事からお客様にピッタリの商品をご提案させて頂きます。

特に現在は半導体不足により、例年より入荷が少なかったり、値上げ等もあったりするので、少しでも検討されている方は、お近くのノジマ店舗へお立ち寄りください。

IEの終了で不安を感じている方や、古いパソコンを利用している方などは、ぜひノジマの店舗で最新のパソコンを選んでみてくださいね!

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