パソコンの種類や選び方をわかりやすく解説!

更新日時 : 2024-03-08 12:18

パソコンの選び方

新しくパソコンを選ぶ時、ノートパソコンやデスクトップパソコン、タブレットPCなど種類が多くて迷いますよね。

また、2025年10月14日のWindows10のサポート終了や新生活に備えて新しいパソコンへ買い換えられている方も多いかと思われます。

そこで今回は、パソコンの機種から購入のポイントまで紹介していきます。

目次

ノートパソコン

ノートパソコン  UX550GD

ノートパソコンはキーボード、タッチパッドなどパソコンを使用する為の機能が一体化しているパソコンになります。

据え置きで利用することができるだけではなく、ふたつ折りにすることもできるので、外出先などで持ち運んで使用することもできます。

ふたつ折りにした場合のサイスはB5~A4ファイルほどのサイズになります。

更にノートパソコンはバッテリーも内蔵しているので、電源を確保できない場所でも自由に使用できるのも特徴になっています。

年々、ノートパソコンの人気は高まり、パソコン全体の半分以上を占めるほどにまで成長し、ご利用している方がもっとも多い機種になりました。

ノートパソコンの主な種類と用途

エントリーモデル

ノートパソコンの中でも最も安価な種類です。

インターネット、メールなど基本的な用途に十分な性能で、ネットサーフィン動画視聴などあまり作業をしない人におすすめです。

5万円前後から購入できるため、とりあえずノートパソコンが必要なときに購入すると良いでしょう。

価格 50,000円~
主な用途 ネットサーフィン、メール、動画視聴
主なブランド ヒューレットパッカード HPシリーズ、Dell Inspironシリーズ
CPU Intel Celeron、Core i3、AMD Athlon、Ryzen 3など
メモリ 4GB~
ストレージ eMMC 128GB~
グラフィック性能 CPU統合型

ビジネスモデル

ビジネスや、高度なレポート・文書作成に向いているモデルで、情報漏洩を防ぐ強力なセキュリティ機能やOfficeソフト、ウェブカメラが付属していることが多いのが特徴です。

出先での使用を想定された堅牢性と大容量バッテリーを備えているため、堅実な機種を探している方にもおすすめできます。

予算にある程度余裕がある場合に検討すると良いでしょう。

価格 100,000円~
主な用途 ビジネス、ウェブ会議、Office
主なブランド ヒューレットパッカード Pro Book、Elite Bookシリーズ、Dell Latitudeシリーズ
CPU Intel Core i3、 Core i5、AMD Ryzen 3、Ryzen 5など
メモリ 8GB~
ストレージ SSD 256GB~
グラフィック性能 CPU統合型

ハイエンドモデル

3Dゲームや動画編集など、高度なタスクに適しているモデルです。

ハイパワーなCPUとグラフィック性能、冷却機能を備えており、快適にタスクをこなすことができます。

価格は相応に張りますが、ノートパソコンで出来ることはほとんどこなせるため、予算が確保できる人におすすめです。

価格 200,000円~
主な用途 ゲーム、動画編集、3Dモデリングなど
主なブランド ヒューレットパッカード OMENシリーズ、Dell Alienwareシリーズ
CPU Intel Core i7、 Core i9、AMD Ryzen 7、Ryzen 9など
メモリ 16GB~
ストレージ SSD 512GB~
グラフィック性能 NVIDIA RTXシリーズ、AMD radeonシリーズ

MacBook

MacBookは、Appleが販売しているノートパソコンです。

Apple独自のmacOSを搭載しており、クリエイティブ分野で評価されています。

携帯性の高いMacBook AirとハイスペックモデルのMacBook Proが販売されているので、用途と予算に合った機種を選ぶと良いでしょう。

  MacBook Air MacBook Pro
価格 14,8800円~ 248,800円~
ディスプレイ 13インチ/15インチ 14インチ/16インチ
CPU Apple M2/M3 Apple M3/PRO/MAX
メモリ 最大24GB 最大24GB(M3)/最大36GB(PRO)/最大128GB(MAX)

ノートパソコンのメリット・デメリット

メリット

  • バッテリーが内蔵されている。
  • 折りたたみができる。
  • 無線LAN対応。
  • 持ち運びができる。

デメリット

  • バッテリー交換ができない。
  • CD、DVD、BDを挿入できない機種がある。

こんな方におすすめ

パソコン初めて購入する方で、購入する機種で迷っている場合はノートパソコンがおすすめです。

ノートパソコンはインターネット、ショッピングサイト、写真の取り込み、CD取り込み、メールなど基本的なことが全てこなせてしまうので、パソコンを初めて使う方はノートパソコンををご購入される方が非常に多いです。

ノートパソコンでできないことは動画編集や3Dゲームくらいになるので、編集やゲームにこだわらなければノートPCで問題はありません。

デスクトップパソコン

デスクトップパソコン

デスクトップパソコンはパソコン本体、ディスプレイ、キーボードが3つに分かれているパソコンになります。

デスクトップパソコンはノートパソコンとは異なり、持ち運んで使用する為には作られていなく、機器も1つ1つ重くなっています。

ですが、デスクトップパソコンは筐体が大きく作られているのでノートパソコンより多めに機能が搭載されています。

液晶ディスプレイが大きいので作業がしやすいのが特徴になります。

ノートパソコンとの違い

  デスクトップパソコン ノートパソコン
性能 高い 普通
用途 高負荷なゲームや編集ソフト ビジネスやレポート作成など持ち出しての使用
携帯性 無し あり
拡張性 高い 低い

デスクトップパソコンは、ノートパソコンと異なり持ち運びができませんが、同じ価格帯ならノートパソコンより高性能です。

また、大きな筐体は拡張性が高く、ストレージの増設がノートパソコンより容易になっています。

性能不足になったり、破損したパーツの交換も可能ですが、こちらはある程度のパソコンの知識が必要な上、メーカーパソコンの場合は保証の対象外になることがあるので注意が必要でしょう。

ノートパソコンより外部出力ポートが多く、複数のモニターを使用するマルチディスプレイにも適しています。

デスクトップパソコンのメリット・デメリット

メリット

  • 大画面なので画面が見やすい。
  • 保存容量が多い。
  • 処理速度が速め。
  • ディスプレイの高さの調整が可能。

デメリット

  • 機器が大きいので持ち運びが困難
  • 機器が大きいので設置する為のスペースを確保しないといけない。
  • 配線が複雑(モニターや本体に繋げないといけない為)

こんな方におすすめ

画面が小さいと操作がしづらい、家でがっつり作業をやりたい、動画編集などやってみたいという方はデスクトップパソコンのご購入がおすすめです。

デスクトップパソコンであれば、容量が大きいように構造されているのでゲームができたり編集ソフトを使うことができます。

デスクトップパソコンは家電量販店で購入できますが、費用やスペックなどにこだわる方はメーカーから直接購入されている方もいます。

タブレットパソコン

タブレットパソコン

タブレットパソコンは形がタブレット型になっているパソコンになります。

パソコンとして1台で2役をこなすことができ、サイズが7~12インチほどなので置く場所も節約ができます。

タブレットPCはタッチパネルを採用されているモデルが多いので、液晶画面にタッチできたり、デジタルペンで手書き入力することもできます。

Chromebook

タブレットパソコンの代表的な機種がChromebookです。

Chromebookは、Googleが開発したChromeOSを搭載しており、Android端末と同じような操作感が特徴です。

Android端末と同じくGoogle Play ストアでアプリをダウンロード出来るため、Android端末と同じアプリを共有できます。

ただし、一部のソフトはChromeOSには対応していないことがあるので注意しましょう。

タブレットPCのメリット

メリット

  • コンパクトなので、カバンに入れて持ち運びが可能。
  • 画面をタッチして操作ができる。

デメリット

  • スペックが低め。
  • 容量の大きいデータの扱いが難しい。

こんな方におすすめ

レポートの作成やパソコンを持ち運ぶ機会が多い方にはタブレットパソコンがおすすめです。

タブレットパソコンであれば、サイスも軽めになっているので家で途中までレポートや文章作成して残りの入力は外出先にパソコンを持っていて終わらせたりするという使い方ができます。

外出先でのレポート作成が多い方に向いています。

一体型デスクトップパソコン

タブレットパソコン

一体型デスクトップパソコンは液晶ディスプレイと本体が統一されているタイプのパソコンになります。

ノートパソコンはキーボードが一体化していますが、一体型パソコンの場合はキーボードが一体化されていないのでマウスも含めて自由にキーボードを動かすことができます。

一体型パソコンのメリット・デメリット

メリット

  • マウスやキーボードを自由に動かせる。
  • 配線作業が必要なし。
  • 見た目が美しい。

デメリット

  • 処理性能が低めで価格も高め。
  • 排熱処理が苦手なので熱暴走がしやすい。
  • 拡張性が低めなのでパソコンとしての寿命も短い。
  • 一体型になっているため、分解やメモリの増設作業が難しい。

こんな方におすすめ

楽で配線が複雑じゃないのがいいという方には一体型デスクトップパソコンがおすすめです。

デスクトップパソコンは本やモニターを設置して、そこから本体からモニターをケーブルで繋ぎ電源ボタンを押してようやく使えるようになりますが、設置するだけでも手間がかかってしまいます。

しかし、一体型デスクトップパソコンなら電源コンセントをモニターに繋いで電源ボタンを押して起動するので配線作業の手間を省くことができます。

一体型デスクトップパソコンを購入する方は大きい画面でパソコンを使うことができて、配線作業の手間がかからない部分で購入されている方が多いです。

パソコンを購入する時のポイント

パソコンを購入する時のポイント

パソコン購入する際に確認するのは「パソコンを使って〇〇がしたい」という目的を持つことが大事です。

サイズ、値段、性能も大切ですが、まずは「パソコンで〇〇がしたい」という目的を持って頂くことで、購入したいパソコンの機種を絞ることができます。

ネットサーフィンやレポート・書類作成の場合

ネットサーフィンやレポート・書類作成の場合

ネットサーフィンやレポート作成など、負荷の軽い用途の場合はノートパソコンやタブレットパソコンがおすすめです。

ノートパソコンやタブレットパソコンは、安価なモデルが多数ある上、携帯性が高く使い勝手が良いため、様々な場面で活躍します。

ビジネスモデルの機種ならば、強力なセキュリティ機能と頑強さを持ち合わせているのでビジネスシーンにもピッタリ。

進学や就職でパソコンが必要な人は、ノートパソコンやタブレットパソコンから選ぶと良いでしょう。

ゲームや動画編集の場合

ゲームや動画編集の場合

高負荷なゲームや動画編集をやりたい場合はデスクトップパソコンがおすすめです。

デスクトップパソコンは、ノートパソコンより安価で高性能な機種が購入できるため、スペックを重視したい人に向いています。

外部出力ポートやUSBポートも多いため、自分好みのパソコン環境にセッティング出来るのも嬉しいポイント。

外出先でもゲームや動画編集をやりたい場合はゲーミング・クリエイティブモデルのノートパソコンも候補に挙がります。

ただし、同程度の性能のデスクトップパソコンより高価なため、予算に応じて選ぶ必要があります。

パソコンを買い替える前の事前準備

パソコンを買い替える前の事前準備

パソコンの買い替えが決まった際は、バックアップなど準備が必要な事があります。

  • データのバックアップ
  • アカウントの引き継ぎ
  • 古いパソコンの処分方法の検討

順に解説します。

データのバックアップ

データのバックアップ

古いパソコンから引き継ぐ重要なデータはHDDやクラウドストレージにバックアップをしておきます。

システムデータなど重要なデータのバックアップは、OS搭載のバックアップ機能を使うのが一般的です。

各OSでのバックアップ方法は、それぞれのメーカーの公式ページを参照しましょう。

また、データ引っ越し用のソフトウェアも販売されているので、それらを利用するとより簡単にデータの引っ越しが出来るでしょう。

アカウントの引き継ぎ

アカウントの引き継ぎ

利用しているアプリやサービスのアカウントの引き継ぎも必要になります。

アプリやサービスによって異なりますが、IDやパスワードを控えておく事が重要です。

詳細はアプリやサービスの公式サイト等を確認しましょう。

古いパソコンの処分方法の検討

古いパソコンの処分方法の検討

新しいパソコンに買い替えた後の、古いパソコンの処分方法の検討しておくと良いでしょう。

特に下取りや中古として売却する場合は、データの消去が重要になります。

ノジマでは、新しいパソコンをお買い上げ時に古いパソコンの下取りも承っています。

新しいパソコンの購入から古いパソコンの処分まで、ノジマにお任せください。

パソコンのご相談はノジマまで

パソコンのご相談ならノジマ

今回は、パソコンの選び方について解説しました。

パソコンは専門用語が多く、かつ高額な製品なので参考になれば幸いです。

ノジマではお客様に最適な機種の案内から古い機種の処分まで、パソコンのご相談を承っています。

パソコンのことでお悩みの際は、ぜひお近くのノジマまでお越しください。

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