iPhoneの画面録画のやり方を解説|内部音声や外部音声のみの設定方法

更新日時 : 2021-10-28 10:37

iPhoneの画面録画のやり方

iOS 11以降のiPhoneには、画面録画できる機能が標準で搭載されています。

画面録画機能を使えばアプリの操作方法を解説したり、スマホゲームを実況したいときに、特殊な機材を用意することなくスクショ動画を撮影できるので非常に便利です。

そこで今回は、iPhoneで画面録画する方法を解説してきます。

画面録画できないときの対処法や、iPhoneで使える画面録画アプリも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

iPhoneの画面録画機能とは

iPhoneの画面録画機能とは、iOS 11で新たに搭載された機能「画面収録」のことです。

iOS 10以前のバージョンでは静止画のスクショ撮影しかできませんでしたが、iOS 11以降のiPhoneではスクショ動画の撮影もできるようになりました。

画面収録は機材不要で音声録音と一緒に録画できるので、アプリの操作方法やスマホゲーム実況の動画を撮影するときに便利です。

画面録画すると相手にバレる?

バレた人のイメージ画像

SNSの面白いやりとり、YouTubeのお気に入りのシーン、ライブ配信映像などを画面録画で保存したい人は、画面を録画していることが相手にバレるのかどうか気になるはず。

基本的にはiPhoneの画面収録機能を使って画面を録画しても相手にバレることはありません。

しかし、一部のアプリについてはスクショを撮影したり画面録画をしたときに通知が届く場合があります。

たとえば、SNSアプリ「Instagram(インスタグラム)」では、ダイレクトメッセージの1度開くと消える写真・動画を画面録画すると相手に通知され、バレることがあるので注意しましょう。

iPhoneで画面録画する方法

iPhoneの画面収録機能を使って画面を録画する方法を解説していきます。

まずは事前準備として、コントロールセンターに画面収録機能を追加しましょう。

「設定」アプリを開いてください。

iPhoneの画面録画の操作手順1

アプリを開いたら画面を下にスクロールし、「コントロールセンター」をタップします。

iPhoneの画面録画の操作手順2

コントロールセンター設定画面の”含まれているコントロール”に「画面収録」があるかチェックしましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順3

画面収録がなかったときは画面の下のほうにある「画面収録」をタップし、コントロールセンターに追加してください。

iPhoneの画面録画の操作手順4

”含まれているコントロール”のなかに「画面収録」があれば追加完了です。

iPhoneの画面録画の操作手順5

コントロールセンターの設定画面に「画面収録」がない場合、iPhoneのバージョンがiOS 11以前になっている可能性があります。

バージョンを確認し、アップデートを済ませてから再度上記の手順を試してみてください。

画面録画のやり方

スマホの画像

録画したい画面を開いた状態で、画面右上から下方向にスワイプしましょう。

コントロールセンターが出てきたら二重丸の画面収録アイコンをタップしてください。

iPhoneの画面録画の操作手順6

ボタンをタップすると「ピコンッ」と音が鳴り、3秒後に画面録画が始まります。

二重丸のアイコンが赤色に変わったら録画中になるので、コントロールセンターを閉じましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順7

画面録画を止めたいときは、画面左上の赤くなった時間表示部分をタップしてください。

iPhoneの画面録画の操作手順8

”画面収録を停止しますか?”と確認画面がでてくるので、「停止」をタップしましょう。

また、端末本体にあるスリープボタンを押し、画面をロック状態にすると録画が自動停止します。

iPhoneの画面録画の操作手順9

画面録画を終了すると、”画面収録ビデオを写真に保存済み”という通知が表示されます。

iPhoneの画面録画の操作手順10

録画した動画のファイルは「写真」アプリで確認できます。

画面録画中にアプリの通知が映りこむのを防ぎたい人は「おやすみモード」をオンにしておきましょう。

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iPhoneの画面録画で外部音声を録音するには?

iPhoneの画面収録機能では、画面の録画と一緒に音声が録音されます。

通常設定だと画面録画時のマイクがオフになっているため、録音できるのはiPhoneの内部音声(アプリの通知音やスマホゲームの音楽など)のみです。

自分の声など外部音声を録音したい場合は、マイクをオンにしたうえで画面録画する必要があります。

画面収録機能でマイクのオン・オフを切り替える方法

オン・オフのイメージ画像

画面収録機能のマイク設定を切り替え、外部音声を録音する方法を解説します。

まずは画面右上から下方向にスワイプし、コントロールセンターを開きましょう。

コントロールセンターを開いたら、二重丸の画面収録アイコンを長押しします。

iPhoneの画面録画の操作手順11

長押しすると画面収録のマイク設定が表示されるので「マイク オフ」のアイコンをタップしてください。

iPhoneの画面録画の操作手順12

「マイク オフ」から「マイク オン」に切り替わったら「収録を開始」をタップ

iPhoneの画面録画の操作手順13

以上の手順でマイクをオンにしておくと、画面録画と一緒に外部音声を録音できます。

内部音声のみ録音したい場合は同様の手順でマイクをオフにしましょう。

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iPhoneでうまく画面録画できないときの原因と対処法

本記事で記載している通りの手順を踏んでも画面録画できないケースがあります。

ここでは画面録画がうまくできないときの原因や対処法を紹介するので、参考にしてみてください。

機能制限がかかっている

スマホに制限がかかっているイメージ画像

iPhoneは機能ごとに制限をかけることができます。

画面録画ができないときは画面収録の機能制限がかかっていないか確認しましょう。

機能制限の確認・変更は「設定」アプリから行います。

設定アプリを開き、「スクリーンタイム」をタップしてください。

iPhoneの画面録画の操作手順14

スクリーンタイム画面を開いたら「コンテンツとプライバシーの制限」をタップしましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順15

「コンテンツとプライバシーの制限」にチェックが入っていなければ機能制限がかかっていないので、以降の手順はスキップしてください。

チェックが入っていた場合は「コンテンツ制限」をタップしましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順16

”GAME CENTER”のなかにある「画面収録」をタップ

iPhoneの画面録画の操作手順17

画面収録画面で設定が「許可」になっていれば問題なく利用できます。

「許可しない」になっている場合は機能制限がかかっていて画面収録機能が使えないので、「許可」をタップして制限を解除しましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順18

ストレージの空き容量不足

スマホの容量が不足しているイメージ画像

画面録画できていても、動画の保存ができない場合があります。

これはストレージの空き容量が不足していることが原因です。

数分程度の短めの録画動画であれば問題ありませんが、長時間の録画になるほど動画ファイルの容量が大きくなり、必要なストレージの空き容量も大きくなります。

「せっかく撮影した動画がうまく保存されない」という人はiPhoneの空き容量を確認し、不要なデータやアプリを削除しましょう。

ストレージの空き容量は「設定」アプリから確認できます。

設定アプリを開き、「一般」をタップしてください。

iPhoneの画面録画の操作手順19

一般の設定画面を開くと「iPhoneストレージ」があるのでタップしましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順20

”iPhoneストレージ”画面の赤枠部分に、「使用済み:〇〇GB/〇〇GB」iPhoneのストレージ利用状況が表示されます。

画面を下に進めるとアプリごとの使用容量を確認できるので、使っていないアプリがあったら削除して空き容量を増やすといいでしょう。

iPhoneの画面録画の操作手順21

保存しておきたいデータが多く、削除できるデータが少ない場合は、「iCloud」や「Googleドライブ」といったオンラインストレージサービスを活用がおすすめ。

パソコンを持っている人ならiPhoneのデータをパソコンに移しておくのもいいでしょう。

アプリ・サービス側が画面録画を禁止している

禁止のイメージ画像

そもそもアプリやサービス自体が画面録画を禁止しているケースがあります。

この場合、iPhone本体の設定に問題がなくても画面録画できません。

たとえば、動画配信サービスのひとつNetflix (ネットフリックス) 」の動画をiPhoneの画面収録機能を使って画面録画しようとすると、再生画面がブラックアウトしてしまいます。

ミラーリング中になっている

スマホでテレビを観ている画像

ミラーリングとはiPhoneの画面をテレビに映し出すことをいいます。

iPhoneに標準搭載されているミラーリング機能は、画面収録機能と同時に利用できません。

画面収録機能が使えなくなっている場合はミラーリングをオフにしておきましょう。

ミラーリング機能のオン・オフはコントロールセンターから確認できます。

画面右上から下方向にスワイプしてコントロールセンターを開き、「画面ミラーリング」をチェックしてください。

赤枠の部分が白くなっていたらミラーリングがオンになっているので、タップしてオフに切り替えましょう。

iPhoneの画面録画の操作手順22

音声が録音できていない

スマホの音声のイメージ画像

マナーモード設定がオンになっていると内部音声が録音できません。

「せっかく画面録画したけど音声が入っていなかった」という人はマナーモード設定を確認し、オンになっていたらオフに切り替えておきましょう。

iPhoneのバージョンが古い

古いスマホのイメージ画像

そもそもiPhoneのバージョンがiOS 10以前になっていると、画面収録機能が使えません。

iOS 11以降のバージョンになっていても不具合が発生することがあります。

画面録画できなくてiPhoneが最新のバージョンになっていない人は、アップデートすると不具合が解消することがあるので試してみてください。

iPhoneのバージョンを確認するときは「設定」アプリを使いましょう。

確認手順としては、まず設定アプリを開いて「一般」をタップします。

”一般”の設定画面に進んだら「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。

iPhoneの画面録画の操作手順23

”ソフトウェア・アップデート”画面で「iOSは最新です」と表示されていれば、最新バージョンということが分かります。

iPhoneの画面録画の操作手順24

最新でない場合はアップデートしておきましょう。

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iPhoneで使える画面録画アプリ

ただ画面録画を行う分にはiPhoneに標準搭載されている画面収録機能でも十分使えますが、必要最低限の機能しか搭載されていません。

編集機能など画面録画以外の追加機能を使いたい場合は、別のアプリを活用してみましょう。

ここではiPhoneで使える画面録画アプリを簡単にご紹介していきます。

画面収録機能が搭載されていないiOS 10以前のバージョンのiPhoneを使っている人はぜひ参考にしてください。

DU Recorder

iPhoneの画面録画の操作手順25

「DU Recorder」は画面録画だけでなく、動画編集機能を搭載しているアプリです。

動画編集機能ではトリミングやミュージックの追加、テキスト入力、複数の動画を結合、動画ファイルのGIF変換などができます。

また、ライブストリーミング機能にも対応しており、YouTubeやFacebook、Twitchにログインしておけば手軽にライブ配信を楽しめます。

動画の画質は「360p/480p/720p」から選択可能です。

※月額制のプレミアムプランに加入すれば最大1080p画質まで。

ひとつのアプリで画面録画から動画編集まで済ませたいときに重宝するでしょう。

Record it

iPhoneの画面録画の操作手順26

「Record it」も画面録画と動画編集機能が使えるアプリです。

iPhoneの画面収録機能と同じように画面の録画と内部音声の録音を同時に行えます。

マイク設定をオンにすれば外部音声も一緒に録音可能です。

動画のなめらかさに影響するフレームレートや、画質を左右するビットレートなどを自由に選択できるため、よりクオリティの高い動画を録画できるでしょう。

基本無料で使えるアプリですが、無料だと画質や機能に制限があります。

一度使ってみて「便利だけど、もっと快適に使いたい」という人は有料版も検討してみるといいでしょう。

TechSmith Capture

iPhoneの画面録画の操作手順27

「TechSmith Capture」も上記2つと同じように画面録画に加え、動画編集も可能なアプリです。

アプリを利用するためにはTechSmithのアカウントが必要になるため、初回利用時はアカウント作成が求められます。

録画した動画ファイルは同じメーカーのサービス「Snagit」や「Camtasia」へ手軽に共有可能です。

外部音声の録音にも対応しているので、動画に自分の声を入れることもできます。

QuickTime Player|Mac PC向け

QuickTime Player|Mac PC向け

「QuickTime Player」は、iPhoneと同じメーカー「Apple」社が提供するマルチメディアプレーヤーです。

Mac PCとiPhoneをLightningケーブルを使って接続し、画面録画することになります。

iPhone単体で画面録画すると画面左上の時間表示が赤くなりますが、QuickTime Playerを使えば通常の画面表示のまま録画可能です。

また、iPhoneの画面収録機能より高画質に録画できるため、画質にこだわりたい人におすすめ。

トリミングなどの基本的な編集機能が搭載されているので、録画した動画をそのまま編集することもできます。

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