家電小ネタ帳
知らないと命の危険!ヒートショック対策家電特集!
更新日時 : 2022-01-14 12:28
ここ最近、急激に寒くなりましたね。毎年12月から2月にかけての突然死が増加しています。
脱衣所など寒暖差が激しい場所では、急激な温度の変化で、体内の血圧が大きく変動します。その際、「ヒートショック」が発生して突然死に繋がります。
年によっては交通事故よりも、ヒートショックが原因で死亡する数が多い時もあります。
自分は関係ないと思っていても、ご高齢の人だけではなく、生活習慣病の人も対象になります。若くても油断は禁物ですよ。
冬の寒い時期は、どんな人でも「ヒートショック」には十分な注意が必要なのです。「ヒートショック」とはどんな症状なのか、気をつけることはどんなことなのか?快適に過す為にどのような対策が必要なのか?解説していきます。
ヒートショックとは?
ヒートショック(heat shock)とは、「熱」を表すheatと「衝撃」を表す shockが合わさった言葉です。
暖かい部屋から寒い部屋への移動した時など、温度の急な変化が体に与えるショックが起こります。
体が熱を保持するために血管を収縮させ、結果として血圧が上がります。
そして、お湯に浸かることで血管が拡張し、血圧が下がるといった急激な血圧の変化が何回も起こります。
すると、心筋梗塞や脳卒中を伴う意識喪失を引き起こす原因に繋がります。
万が一、浴槽の中で意識を失ってしまった場合、溺死のリスクが高まってしまいます。
同様に寒いトイレでも似たようなことが起こることがあります。
12月~2月までの時期が寒暖の差が激しく、ヒートショックの好発時期です。
- 血圧の変動により、心臓に負担がかかり、主に心筋梗塞や脳卒中、不整脈のリスクが高まる
- 万が一、浴槽の中で意識を失ってしまった場合、溺死のリスクが高まる
ヒートショックを気をつける家の場所とは?
ヒートショックを気をつける家の場所は主に4箇所です。
お風呂の脱衣所(洗面所)
脱衣所に移動すると、寒さに対応するために血圧が上昇します。衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。それから、浴槽に入ると、急に体が温まるため、血圧が下降します。
これはお風呂から上がって、リビングなどに戻る際にも気をつける必要があります。特に10℃前後の温度差がある場所は危険とされていますので、注意が必要です。
お風呂の浴槽と洗い場
主な日本家屋は北側にお風呂があることが多く、冬の冷たい浴室でいきなり熱いシャワーや脱衣室から温かい湯船に入る行動を取ると、急激な温度変化により血圧が乱高下して、心臓をはじめ全身の血管に異変が起こる可能性が高くなります。
今まで普段どおりしていた入浴は危険が潜んでいます。特に寒い冬場は長風呂になりやすい為、危険が高まります
また、ヒートショックによる血圧の変動などで浴槽の中で意識を失ってしまい、溺死する事故も起こっています。冬場の入浴中の死亡率は他の季節よりかなり高い為、その殆どはヒートショックが原因と考えられます。
入浴前は水分補給をして、血圧も計っておくと良いでしょう。
トイレ
冬場のトイレは暖房器具などもなく、寒いトイレでも似たようなことが起こることがあります。
トイレに行く際は、厚手の上着か靴下などを着用し、暖房便座にしたり、暖房器具を設置するなど対策をした方が良いでしょう。
特にトイレから出る時は、ゆっくり出ることをおすすめします。
寝室
寝室でもヒートショックは気をつけなければなりません。ふとんの中の温度と室温の差も血圧を乱高下させてしまいます。
夜中にトイレに行きたくなったり、のどの渇きでキッチンに行こうと、布団を出た瞬間に急激な温度変化で血圧が変動します。
ヒートショックの対策方法とは?
- 浴室を暖める
- 入浴前に脱衣所(洗面所)を暖める
- 湯温は41度以下に設定する
- 入浴前に水分補給をする
- 入浴する前に同居者に一声掛け
- かけ湯してから入る
- 湯に漬かる時間は10分までを目安にする
- 浴槽から急に立ち上がらないようにする
- アルコールが抜けるまで、または食後すぐの入浴は控える
- 精神安定剤、睡眠薬などの服用後入浴は危険なので注意する
- 冬の夜中から朝のトイレは上着を羽織る!
- 布団から出る時に急に立ち上がらない
ヒートショック対策のおすすめ家電を紹介
遠赤外線ヒーター
脱衣所(洗面所)には遠赤外線ヒーターがオススメ。速暖で遠赤外線の効果で身体の芯まで温まります。
セラミックファンヒーター
トイレにはセラミックファンヒーターはいかがでしょうか。温風が個室全体を暖めてくれます。
温水便座
冷たい便座などに座らないように、暖房機能が付いている温水便座がおすすめです。
暖房製品ならお近くのノジマへ!
ヒートショック対策でいつまでも健康に!
- 脱衣所や浴室は暖かくする!
(なるべく部屋間の温度差をなくす) - お風呂の温度は熱過ぎないようにする!
(お風呂は41度以下を目安にする) - 冬場の長風呂はしない!
(お風呂に漬かる時間は10分までを目安とする) - 飲酒後の入浴をしない!
(血圧の変動が激しくなるので、入浴を避ける) - ゆっくりお風呂から出る!
(急に立ち上がるなどめまいなどになるので気をつける) - 常に血圧を常に計る!
(血圧の変動が激しくなっていないかチェックをする) - 入浴前も後も水分補給をする!
(入浴すると水分が失われます) - 入浴する前に同居者に一声掛けをする!
(同居者は、いつもより入浴時間が長い時には入浴者に声掛け) - 冬の夜中から朝のトイレは上着を羽織る!
(便座も温めおくか、暖房をつける) - 布団から出る時に急に立ち上がらない
(寒暖の差が激しいので注意する)
いかがでしたか?ヒートショックは、特に寒くなる12月から2月にかけては注意が必要です。ご家族が元気に暮らせるように、この時期は声掛けなどをして気をつけていきましょう。
ヒートショックにならないために各部屋に暖房製品を!
冬物暖房は、いくつかならみなさんお持ちだと思います。古い家電だと暖まるまで時間がかかったり、身体の芯まで温まらない場合もあります。
1月から2月にかけてノジマは冬物大処分で暖房製品がお安くなっています。お使いの家電製品を処分して新しい暖房製品を買うチャンスです。
お買い替えなら古い暖房製品(石油・ガス製品を除いて)はクーポンをご利用いただき無料で処分いたします。
部屋ごとの寒暖の差はヒートショックを誘発します。ご年配の方が主にはなりますが、若い方でも基礎疾患がある方や生活習慣病の方も油断はできません。
ヒートショックを防ぐためにも、脱衣所やトイレなどの各部屋に暖房製品があると安心です。冬物大処分をしているノジマへぜひご来店ください。
ヒートショック対策家電についてお悩みやお困りごとがございましたら、ぜひノジマへお気軽にご相談ください。
※ この記事は2022年1月時点の情報を元に更新されています。
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