クレジットカードで障害が発生した時の対処法を解説！

更新日時 : 2024-01-06 14:16

キャッシュレス化が推進される昨今の日本。

現金をあまり多く持ち歩かず、決済にはクレジットカードやキャッシュレス決済を使用するという人も増えてきました。

キャッシュレス化で便利になる反面、システム障害が発生すること困ってしまいますよね。

昨年11月にはJCBの子会社であるCARDNET（日本カードネットワーク）のシステムに障害が発生し、およそ80万件の決済に影響を及ぼしました。

普段お使いのクレジットカードが突然使えなくなった場合、慌ててしまう可能性があります。

いざというときに困らないよう、今回はクレジットカードのトラブルについて理解を深めましょう。

CARDNET（日本カードネットワーク）のシステム障害とは？

2023年11月11日、13時23分頃から20時52分頃までの間、CARDNET（日本カードネットワーク）のシステム障害の影響でクレジットカード等の取引が成立しづらい状況になりました。

影響を受けた取引はおよそ80万件におよび、大きな混乱を招きました。

原因は、11月13日に予定していたシステム更改の準備作業であるデータ同期処理にあると、11月24日にCARDNETが発表しました。

クレジットカードが使えない状況になったのは、大手コンビニやJRの駅の券売機、みどりの窓口でした。

モバイルSuicaへチャージやクレジットカードによる「えきねっと」の予約受け取りもできなかったため、多くの利用者に影響が出ました。

クレジットカードのシステム障害の対策は？

いつ起きるかわからないクレジットカードのシステム障害。日頃から備えて対策することはできるのでしょうか。

先程紹介したCARDNETのケースではJCBを含む110社ものカード会社が影響を受けたため、日頃から現金を持ち歩く以外に、事前に対策をするというのは難しいかもしれません。

ただ、カード会社単体に起きるシステム障害のケースであれば、違うカード会社のカードを持っていれば決済することができます。

現金やSuica・PayPayなどの複数のキャッシュレス決済を用意しておくのも対策になります。

決済方法を複数確保しておけば、いざクレジットカードが使えなかった時に慌てることなく対応できるでしょう。

クレジットカードのシステム障害はなぜ起きる？

クレジットカードのシステム障害は、ハードウェアやソフトウェアの故障、ネットワークの問題、サイバーセキュリティの脅威、アップグレードやメンテナンス中のトラブル、第三者の運用上の問題、自然災害など多岐にわたります。

CARDNETのケースは、現行システムと更改システムのデータを同期する処理をきっかけに発生しました。

これらの要因が発生すると、クレジットカードの取引や支払いが中断され、利用者や事業者に影響が及ぶ可能性があります。

企業はこれらのリスクに備え、セキュリティ対策や堅牢なバックアップシステムの導入、定期的なメンテナンスを通じて、システムの信頼性と安定性を確保しています。

よって、大規模なシステム障害は稀ですがゼロではありません。

いざ障害が起きたときに、どのようなことが起きるのか、日頃から想定しておきましょう。

【まとめ】クレジットカードのシステム障害で困らないために

今回は、クレジットカードのシステム障害について、2023年11月11日のCARDNETの障害を例に解説しました。

キャッシュレス化が進み、現金を使わない決済に慣れた頃、今回のようなシステム障害が起きると困ってしまいますよね。

ただ、今回のような障害はこれが初めてではなく、今後もまた起こる可能性はあります。

いざというときのために備えるとしたら、現金を持ち歩く、モバイルSuicaやモバイルPASMO、PayPayなどの複数の決済方法を保有しておく、などの対策が必要です。

モバイルSuicaやモバイルPASMOなどのご相談はノジマでも受け付けております。

また、ノジマでもクレジットカード・キャッシュレス決済など、さまざまなお支払い方法をご利用いただけます。

使い方やご不明な点などがあればお気軽に店頭スタッフにお尋ねください。

※ご相談の内容によっては有料になる場合がございます。