【2024年最新】200Vエアコンのおすすめ6選! 100Vとどっちがいいのか、おすすめな人、選び方まで解説

更新日時 : 2024-01-31 14:51

200Vエアコンのおすすめ6選! 100Vとどっちがいいのか、おすすめな人、選び方まで解説

エアコンの購入を検討するとき、200V対応製品と100V対応製品の違いに戸惑うことはないでしょうか。

200V対応エアコンと100V対応エアコンには大きな違いがあり、「選び間違えた…」とならないように注意が必要です。

今回は、200Vと100Vの違いをはじめ、200V対応エアコンの選び方を中心に解説していきます。

おすすめの200V対応エアコンをピックアップしてご紹介しているので、自宅に適した製品をぜひ見つけてみてくださいね!

200V対応エアコンと100V対応エアコンの違い

200V対応エアコンと100V対応エアコンの違い

エアコンによって対応している電圧は200Vと100Vに分かれています。

200V対応エアコンと100V対応エアコンのどちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。

早速、200V対応エアコンと100V対応エアコンの違いを解説していきます!

違い1.空調スピード

違い1.空調スピード

そもそも電圧とは、電流を流すときの勢いを意味する言葉です。

電圧が高ければ電流が勢いよく流れるので、エアコンもパワフルに稼働します

200V対応エアコンの電圧は100V対応エアコンの2倍です。

200V対応エアコンは100V対応エアコンよりも素早く部屋を冷やしたり暖めたりできます。

イメージが湧かない方は水道の蛇口を思い浮かべてみるとよいかもしれません。

蛇口のハンドルを少し動かすと少量の水しか出ませんが、たくさん動かすと大量の水が出ますよね。

ハンドルをたくさん動かしたほうがコップに水がすぐにたまるはずです。

短時間で部屋を快適な温度にしたい場合は200V対応エアコンが適しているでしょう。

違い2.プラグ形状・コンセント形状

違い2.プラグ形状・コンセント形状

200V対応エアコンと100V対応エアコンはプラグ形状・コンセント形状が異なります

設置場所に対応するコンセントがないときは、コンセントの取り替え工事や増設工事をしなければなりません。

200V対応エアコンと100V対応エアコンのプラグ形状・コンセント形状を表にまとめてみます。

電圧 100V(15A) 100V(20A) 200V(15A) 200V(20A)
表示マーク P100V15A P100V20A P200V15A P200V20A
プラグ形状 平行型 アイエル型(IL型) タンデム型 エルバー型
コンセント形状 100V15A 100V20A 200V15A 200V20A

縦穴が2つ並んでいる

2つの穴のうち片側がL字に曲がっている

3つの穴が開いている

3つの穴が開いていて、片側がエル(L)字のタイプ

200Vの場合、よくみかける平行型とは違うことがわかりますよね。自宅のコンセントの形状をよく確認してから導入を検討しましょう。

200V対応エアコンのデメリット

200V対応エアコンのデメリット

200V対応エアコンと100V対応エアコンの違いについておおよそご理解いただけたでしょう。

200V対応エアコンは、効率的に室内を空調できることがわかりましたが、デメリットがないというわけではありません。

導入してから後悔しないよう、200V対応エアコンのデメリットも確認しておきましょう。

デメリット1.狭い部屋向け製品よりも本体価格が高くなりやすい

デメリット1.狭い部屋向け製品よりも本体価格が高くなりやすい

200V対応エアコンは、基本的に広めの部屋を想定した製品であることがほとんどです。

広めの部屋に対応できる製品ほど本体価格が高くなる傾向があります。

そのため、200V対応製品も本体価格が高くなってしまう傾向です。

たとえば、ダイキンが販売しているEシリーズのエアコン(100V対応・12畳用)が140,000円程度の価格である一方で、同じEシリーズのエアコン(200V対応・14畳用)が151,000円程度の価格となっている販売事例が見受けられました。

200V対応製品を検討するときは、導入コストが高くなりやすい可能性も想定しておきましょう。

デメリット2.100V対応製品よりも本体価格が高いこともある

デメリット2.100V対応製品よりも本体価格が高いこともある

同じメーカー・シリーズ・目安畳数のエアコンで、100Vと200Vを選んで購入できる場合があります。

ただ、その場合に200V対応製品の本体価格が、100V対応製品より高くなってしまうことがあります

たとえば、日立が販売しているXシリーズのエアコン(100V対応・主に12畳)の価格が217,000円程度の価格である一方で、同じXシリーズのエアコン(200V対応・主に12畳)の価格が245,000円程度の価格となっている販売事例が見受けられました。

購入費用を抑えたい方であれば、100V対応製品のほうがメリットを感じやすいかもしれません。

デメリット3.工事費用が高くなることもある

デメリット3.工事費用が高くなることもある

200V対応エアコンを導入するときは工事費用が高くなることもあります。

たとえば、自宅の電源供給方式が100Vにしか対応していない単相2線式のケースでは、単相200Vのエアコンを設置できません。

単相2線式から単相3線式(3本の電線で200Vと100Vの両方に対応できるようにした配電方式)に変更する工事が必要です。

その場合、工事費用が80,000円~100,000円になることもあると言われています。

高額の工事費用を支払ってまで、200V対応エアコンを導入すべきなのか、慎重に検討することが大切です。

200V対応エアコンと100V対応エアコンはどっちがいい? おすすめな人

200V対応エアコンと100V対応エアコンはどっちがいい? おすすめな人

200V対応エアコンと100V対応エアコンの違い、200V対応エアコンのデメリットをお伝えしました。

ここまでの内容をもとに、200V対応エアコンと100V対応エアコンは結局どっちがいいのか、それぞれについておすすめな人をまとめてみます。

200V対応エアコンがおすすめな人

200V対応エアコンがおすすめな人は下記の通りです。

  • 広い部屋にエアコンを導入する人
  • 冷暖房の空調スピードを重視する人
  • 帰宅したときの暑さがとにかく不快な人
  • 部屋が温まるまでの寒さに耐えられない人
  • 本体価格の高さが気にならない人
  • 自宅の電源供給方式が単相3線式である人

100V対応エアコンがおすすめな人

100V対応エアコンがおすすめな人は下記の通りです。

  • 狭い部屋にエアコンを導入する人
  • 冷暖房の空調スピードをそこまで重視しない人
  • 一時的に汗をかいても気にならない人
  • 冬に暖房をあまり使用しない人
  • 導入コストを少しでも節約したい人
  • 自宅の電源供給方式が単相3線式でない人

200V対応エアコンの選び方

200V対応エアコンの選び方

200V対応エアコンは本体価格が高くなってしまうというデメリットがありました。

したがって、なるべくお金の負担を減らせるような選び方が重要となってきます。

ここでは、200V対応エアコンの選び方について解説していきます!

シリーズ

シリーズ

各メーカーはエアコンを複数のシリーズに分けて販売するのが一般的です。

基本的にはプレミアムモデルといった上位シリーズや、スタンダードモデルといった下位シリーズなどに分けられます。

上位シリーズは機能が多彩で、本体価格は高くなりやすい傾向があります。

その一方で、下位シリーズは最低限の機能に絞って開発されている分、本体価格が安くなりやすい傾向です。

下位シリーズであれば200V対応エアコンの導入コストを下げられる可能性があります

200V対応エアコンの導入コストを少しでも減らしたい方は、下位シリーズの製品も検討してみるとよいでしょう。

メーカー

メーカー

すでに同じメーカー・シリーズ・目安畳数のエアコンだと、200V対応製品のほうが本体価格は高くなってしまうことがあるとお伝えしました。

しかし、メーカーによっては同じシリーズ・目安畳数でも200V対応製品と100V対応製品の本体価格が同じであることもあります。

たとえば、三菱電機が販売している霧ヶ峰のZWシリーズ(主に10畳)は100Vと200Vから選べますが、いずれも本体価格が同じになっている販売事例も見受けられました。

「200V対応製品のほうが100V対応製品より高い」と決めつけてはいけないこともわかります。

200V対応エアコンを少しでも安く購入したい場合は、1つのメーカーにこだわるのではなく、メーカーごとに同じ条件で本体価格を比較してみることも大切です。

省エネ機能

省エネ機能

エアコンの電気代を抑えるためには、省エネ機能に着目することも大切です。

たとえば、住宅性能を独自のアルゴリズムで学習して立ち上がりの消費電力を抑えてくれるエアコンがあります。

また、体感温度に応じて冷房から送風に自動で切り替えてくれるエアコンもあります。

同じメーカーでも特定のシリーズにしか搭載されていない省エネ機能も珍しくありません。

200V対応のエアコンを選ぶときも、さまざまなシリーズの製品を比較して、電気代の削減に役立つ省エネ機能を見落とさないように細かくチェックしましょう。

おすすめの200V対応エアコン

おすすめの200V対応エアコン

ここまで200V対応エアコンの選び方をご説明しました。

エアコンはさまざまなメーカーから販売されており、シリーズも細かく分かれています。

200V対応エアコンをじっくり探す時間がないという方もいるかもしれません。

そこで、200V対応エアコンに絞って各メーカーのおすすめ製品をいくつかピックアップしてみました。

気になったエアコンがあればぜひ導入を検討してみてくださいね!

Panasonic パナソニック エアコン eolia(エオリア)TXシリーズ CS-TX284D2-ESET

CS-TX284D2-ESET

パナソニックが提供する暖房強化コンパクトモデルの200V対応エアコンです。

すぐでる暖房(AIチャージ)によって、運転オンで素早く暖かい温風が吹き出します。

霜取り運転前にあらかじめ暖かさをチャージするので、霜取り運転中でも寒さを感じにくいです。

新搭載のサーキュレーションモードは、温度のムラを抑えて快適で省エネの運転をしてくれます

そのほか、ナノイーXも搭載しており、部屋の空気とエアコン内部を清潔に維持することも可能です。

暖房性能を重視して200V対応エアコンを選びたい方は、検討してみてはいかがでしょう。

電源 単相200V 20A
冷房目安畳数 8~12畳
冷房能力 2.8kW
冷房消費電力 580W
暖房目安畳数 8~10畳
暖房能力 3.6kW
暖房消費電力 705W
期間消費電力量 828kWh
サイズ 高さ295×幅798×奥行239mm
質量 11.5kg
1年間の目安電気料金 約22,356円

MITSUBISHI 三菱電機 エアコン 霧ヶ峰 XDシリーズ MSZ-XD3624S-ESET

MSZ-XD3624S-ESET

三菱電機が提供する空清機能を搭載した暖房強化モデルの200V対応エアコンです。

エアコンが自動で下向きに風向を調整して、最高約60℃の温風吹出しによって足もとをポカポカにします。

左右に分かれたフラップをそれぞれ独立で制御し、室内の隅々まで温風を届けます。

赤外線センサーが人を感知して人のいるエリアを効率的に空調するのも快適です。

ヘルスエアー機能によって、電気の力でウイルスやカビ菌なども抑制できます

花粉やホコリ、PM2.5などもキャッチするので、室内の空気をキレイに保てるのが安心ですね。

冬に暖かくて清潔な環境で快適に過ごしたい方におすすめできます!

電源 単相200V 20A
冷房目安畳数 10畳~15畳
冷房能力 3.6kW
冷房消費電力 1065W
暖房目安畳数 11畳~13畳
暖房能力 4.8kW
暖房消費電力 1100W
期間消費電力量 1216kWh
サイズ 高さ255×幅799×奥行338mm
質量 14kg
1年間の目安電気料金 約32,832円

DAIKIN ダイキン エアコン うるさらminiMXシリーズ S403ATMP-W-ESET

S403ATMP-W-ESET

ダイキンが提供する加湿能力を向上させた200V対応エアコンです。

無給水加湿(うるる加湿)によって、外気の水分をエアコンが取り込み、無給水で冬の室内にうるおいをもたらします。

音の波長を打ち消す吸音マフラーを新搭載しており、部屋への運転音を変えずに風量を高められるのも画期的です。

暑すぎ・寒すぎを検知して自動運転する「温室パトロール機能」や、屋外から新鮮な空気を取り込んで室内に届ける「給気換気機能」にも対応しています

空気の温度だけでなく湿度や新鮮さにまでこだわりたい方におすすめです。

電源 単相200V 20A
冷房目安畳数 11畳~17畳
冷房能力 4.0kW
冷房消費電力 1270W
暖房目安畳数 11畳~14畳
暖房能力 5.0kW
暖房消費電力 1300W
期間消費電力量 1455kWh
サイズ 高さ295×幅798×奥行272mm
質量 12.5kg
1年間の目安電気料金 約39,285円

HITACHI 日立製作所 エアコン「白くまくん 」Dシリーズ RAS-D40N2-W-ESET

RAS-D40N2-W-ESET

日立製作所が提供する節電に適した省エネ機能を持つベーシックモデルの200V対応エアコンです。

「ecoこれっきり」ボタンを搭載しており、部屋の状況に応じた運転モードを選択して快適かつ省エネの運転をしてくれます

たとえば、冷房時は曇りや夜に控えめな運転をして、暖房時は日差しを感知すると控えめな運転をしてくれる仕組みです。

電気代を節約したい方にピッタリの省エネ機能でしょう。

上下左右風向コントロールにも対応しており、上下左右スイングで室内のすみずみまで快適になります。

風向固定の場合と比較して暖気が分散されやすいです。

200Vによる暖房の効率がさらによくなりそうですね。

電源 単相200V 15A
冷房目安畳数 11畳~17畳
冷房能力 4kW
冷房消費電力 1430W
暖房目安畳数 11畳~14畳
暖房能力 5kW
暖房消費電力 1480W
期間消費電力量 1544kWh
サイズ 高さ280×幅780×奥行218mm
質量 8kg
1年間の目安電気料金 約41,688円

MITSUBISHI 三菱電機 エアコン 霧ヶ峰 Sシリーズ MSZ-S5623S-ESET

MSZ-S5623S-ESET

三菱電機が提供するアプリを含む多彩な機能に対応した200V対応エアコンです。

霧ヶ峰REMOTEアプリに対応しており、スマートフォンとの連動によって自宅から離れたとき自動で運転をオフにできます(別売無線LANアダプターと専用工事が必要)。

消し忘れを防げるので、無駄な電気代を減らしやすいです。

赤外線センサー「ムーブアイ」は、床・壁の温度から体感温度を測定し、人の位置をふまえて快適な空調を実現します

冷やしすぎやあたためすぎを回避できるのも安心ですね。

高温みまもり機能にも対応しており、室内が28℃以上になると自動で冷房運転をスタート。

温冷感の感受性が低下しがちな高齢者の方や、エアコンを操作できない小さな子どもの部屋にピッタリです。

そのほか、フラップを外してファン・通風路まで簡単にお手入れできるため、清潔さを維持しやすいのも快適になっています。

電源 単相200V 15A
冷房目安畳数 15畳~23畳
冷房能力 5.6kW
冷房消費電力 2380W
暖房目安畳数 15畳~18畳
暖房能力 6.7kW
暖房消費電力 1980W
期間消費電力量 2118kWh
サイズ 高さ295×幅799×奥行230mm
質量 10kg
1年間の目安電気料金 約57,186円

DAIKIN ダイキン エアコン CXシリーズ S633ATCP-W-ESET

S633ATCP-W-ESET

ダイキンが提供するクリーン機能が充実したスリムタイプの200V用エアコンです。

エアコンの運転が終了すると自動でフィルターをブラッシングしてホコリによる目詰まりを抑制します。

結露水で熱交換器を洗浄し、ストリーマ照射と乾燥運転で熱交換器をきれいにすることも可能です

空気清浄フィルターで捕らえた物質(カビや花粉、ダニのフン・死骸など)にもストリーマを照射します。浮遊ウイルスを抑制できるのも安心ですね。

集塵フィルターには抗ウイルス作用のあるフィルターまで採用しています。

とにかくきれいな環境で過ごしたい方にピッタリの200V用エアコンではないでしょうか。

電源 単相200V 20A
冷房目安畳数 17~26畳
冷房能力 6.3kW
冷房消費電力 2020W
暖房目安畳数 16~20畳
暖房能力 7.1kW
暖房消費電力 1850W
期間消費電力量 2383kWh
サイズ 高さ295×幅798×奥行267mm
質量 11.5kg
1年間の目安電気料金 約64,341円

200V対応エアコンを購入するときの電圧の見分け方

200V対応エアコンを購入するときの電圧の見分け方

200V対応エアコンを購入するときに製品や自宅の電圧を見分ける必要があります。

ここでは、200V対応エアコンと100V対応エアコンの見分け方や、自宅が200Vに対応しているかどうかの見分け方などを解説していきます!

200V対応エアコンと100V対応エアコンの見分け方

200V対応エアコンと100V対応エアコンの見分け方

最近では、エアコンも通販サイトで販売されるようになりました。

通販サイトで200V対応エアコンと100V対応エアコンを見分けるときにはコツがあります。

200V対応エアコンと100V対応エアコンはプラグ形状が異なることをお伝えしましたが、通販サイトでは電源プラグの形状を示すマークが掲示されていることがあります。

マークを見つければ直観的に200Vか100Vなのか把握することが可能です。

基本的には製品名のタイトル部分にも200V・100Vの表記が記載されています。

電源プラグの形状を覚えていない人はタイトルに着目してみるとよいでしょう。

少しでも不安があれば、ノジマなどの家電専門店のエアコン売り場に出向いて、家電スタッフに直接紹介してもらうのが安心です

自宅が200Vに対応しているかどうかの見分け方

自宅が200Vに対応しているかどうかの見分け方

自宅が200Vに対応しているかどうかの見分け方として分電盤を確認する方法があります。

分電盤のふたを開けて左側にあるアンペアブレーカーをチェックしてみましょう。

赤・白・黒の3本線が見つかれば、単相三線式で200Vに対応しているとわかります。

小さいブレーカーに「単 3 200V」のように赤色のシールが張られている場合もあるので、分電盤内を一通り確認してみると簡単に見分けられるでしょう。

エアコンの200Vと100Vに関する気になるQ&A

エアコンの200Vと100Vに関する気になるQ&A

エアコンの200Vと100Vの違いについて解説しましたが、まだ気になる疑問が残っている方もいるでしょう。

ここでは、エアコンの200Vと100Vに関する気になる疑問について、Q&A形式で回答していきます!

Q1.エアコンは200Vのほうが100Vよりも電気代は高い?

電気代は高い?

A1.消費電力が同じであれば、200Vと100Vで電気代は変わりません。

電気代は、電圧の値で決まるのではなく、消費電力で決まります。

消費電力が同じであれば、200Vと100Vの違いがあっても、電気代は同じです。

消費電力(W)の値は、電圧(V)×電流(A)で計算できます。

たとえば、電圧が100V、電流が20Aであれば、消費電力は2,000Wです。

電圧が200V、電流が10Aであれば、消費電力は2,000Wです。

このように、電圧が200Vと100Vで異なっても、消費電力の値が同じになることもあります。

したがって、200Vだからといって100Vよりも電気代が高くなるとは限らないことがわかるでしょう。

Q2.200V対応エアコンは目安畳数の値が何畳から?

何畳から?

A2.一般的には14畳からが目安とされています。

200Vと100Vのエアコンの境界線は14畳と言われていますが、メーカーによって多少異なるのが実情です。

たとえば、三菱電機が販売するエアコンのZシリーズは、目安畳数10畳から200Vに対応しています。

その一方で、ダイキンが販売するエアコンのAシリーズは、目安畳数14畳から200Vに対応しています。

つまり、検討している目安畳数のエアコンによっては、200Vに対応していない場合があるということです。

特に目安畳数の値が小さいエアコンは200Vに対応していないケースがあります。

200V対応エアコンを探す場合は、目安畳数の値が大きいエアコンに着目すると見つかりやすいでしょう。

200V対応エアコンの注意点

200V対応エアコンの注意点

200V対応エアコンは100V対応エアコンと違って、うかつに選ぶと失敗するリスクもあります。200V対応エアコンの注意点を解説します。

注意点1.貸主の物件に導入する場合は事前に相談

物件によっては200V対応エアコンがつけられないケースがあり、貸主が入居者の要望に対して困惑することがあるようです。

貸主との間でトラブルになるのは面倒ですよね。最終的に設置できなければ、金銭面で大きく損をしてしまうでしょう。

物件に入居して200V対応エアコンを導入する場合は、あらかじめ貸主に相談しておくのが無難です。

注意点2.部屋の大きさに適したエアコンを慎重に選ぶ

余裕を持って、部屋の広さよりも適用畳数が大きい200V対応エアコンを選ぶ方が見受けられました。

結果として空調が効きすぎて、すぐエアコンを消さなければならない事態に陥っています。空調スピードが速すぎても困ってしまうようです。

200V対応エアコンは、100V対応エアコンを選ぶとき以上に、室内の広さに適した製品を導入する必要がありそうです。

注意点3.音や乾燥、センサーなどの影響も考える

200V対応エアコンを導入したところ、暖まるのが早くて満足する一方で、音の大きさや目の乾燥が気になったという方がいました。

音や乾燥が気になりそうな方であれば、音が小さい製品や加湿機能がある製品を選択するとよいかもしれません。

また、センサーが搭載された200V対応エアコンだと、狙われて寒い思いをすることもあるようです。

最新のエアコンは、センサーによって人のいる方向に送風する製品もあります。

寒さを感じやすい人であれば、センサーのない製品を選ぶとよいかもしれません。

200V対応エアコンの導入に不安があればノジマに相談!

ノジマはメーカー販売員のいない唯一の家電専門店です

今回は200V対応エアコンと100V対応エアコンの違いをはじめ、200V対応エアコンの選び方を中心に解説しました。

200V対応エアコンは、100V対応エアコンよりも空調スピードが速く、室内を素早く冷やしたりあたためたりできます。

100V対応エアコンとプラグ形状・コンセント形状が異なるため、自宅のコンセントをよく確認してから導入を検討することが重要です。

200Vエアコンは、広めの部屋を想定した製品である場合が多く、本体価格が高くなりやすい傾向があります。

少しでも導入コストを抑えたいのであれば、最低限の機能が搭載された下位シリーズを検討するとよいでしょう。

風が強くて目が乾燥したという口コミもあったので、不安な方は加湿機能が搭載されている機種も検討してみるとよいかもしれません。

200Vエアコンを導入するにあたって不安な点がある方は、ノジマなどの家電専門店のスタッフに相談するのもおすすめです。

ノジマはメーカーの派遣販売員がいないので、忖度なしにご自宅に最適な200V対応エアコンをご紹介できます。

200V対応エアコンをお求めの方は、ぜひノジマの店頭までご来店くださいね!

ノジマ店舗情報

この記事を作成したスタッフ 株式会社ノジマ 福井 綾子

普段は株式会社ノジマ本部で、主に生活家電を紹介する記事の作成を行っています。
株式会社ノジマは、関東を中心に200以上の店舗を展開している、東証プライム市場上場の家電専門店です。
200V対応のエアコンをお探しの方は、ぜひノジマにてご相談ください!

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