12畳用エアコンのおすすめ5選! 10畳用や14畳用との違いをはじめ選び方も解説【2024年】

更新日時 : 2024-02-08 15:46

12畳用エアコンのおすすめ5選

12畳用エアコンの導入を検討しているけれど、10畳用や14畳用の製品をみかけると、どの製品を選べばよいのか迷ってきてしまいますよね。

今回は、12畳用エアコンを選ぶ前に知っておきたい基礎知識をはじめ、12畳用と10畳用、14畳用の違い、12畳用エアコンの選び方について解説していきます!

さまざまなメーカーからおすすめの12畳用エアコンもピックアップしてご紹介しているので、製品を選ぶときにぜひ参考にしてみてください。

12畳用エアコンを選ぶ前に知っておきたい基礎知識

12畳用エアコンを選ぶ前に知っておきたい基礎知識

12畳用のエアコンを選ぶときに知っておくべき指標が目安畳数です。

一般的にエアコンの目安畳数は「○~○畳用」と表記されます。

たとえば、12畳用エアコンであれば、冷房目安畳数が10畳~15畳というように表記された製品があります。

この場合、単に10畳~15畳に適したエアコンという意味ではなく、厳密には木造平屋南向き(和室)なら10畳、鉄筋アパート南向き(洋室)なら15畳という意味です。

木造住宅より鉄筋住宅のほうが気密性は高いですよね。そのため、部屋の造りによって適用する畳数が違ってくるのです。

10畳用エアコンであれば、冷房目安畳数が8畳~12畳という製品もあります。

この場合、鉄筋アパート南向き(洋室)なら12畳にも対応できるということです。

12畳という数値を見て、12畳の部屋に10畳用を導入できるように思えるかもしれませんが、部屋が木造の場合は適していない恐れがあります。

12畳用エアコンを選ぶときには、数値が近い10畳用や14畳用も目に入るでしょう。

どれを選ぶべきか迷ったときは、ひとまず目安畳数の意味を理解したうえで、それぞれの値をよく確認してみてください。

12畳用エアコンと10畳用・14畳用エアコンの違い

12畳用エアコンを選ぶ前に、10畳用・14畳用エアコンとの違いを細かく把握しておきたい方もいるでしょう。

ここではダイキンのエアコン(Rシリーズ・2024年モデル)を参照して、12畳用・10畳用・14畳用製品のスペック表を作成してそれぞれを比較してみます!

12畳用以外の製品を選ぶか迷っている方は、参考にしてみてください。

   10畳用   12畳用   14畳用 
電源 単相100V 単相100V 単相100V
電気容量(ブレーカー容量) 20A 20A 20A
サイズ 幅798×奥行370×高さ295mm 幅798×奥行370×高さ295mm 幅798×奥行370×高さ295mm
質量 16kg 16kg 16kg
冷房能力 2.8KW 3.6KW 4.0KW
冷房時消費電力 550W 800W 965W
冷房時運転音 60db 61db 66db
暖房能力 3.6KW 4.2KW 5.0KW
暖房時消費電力 660W 810W 1060W
暖房時運転音 62db 62db 66db
冷房期間消費電力量 224kWh 296kWh 352kWh
暖房期間消費電力量 555kWh 736kWh 849kWh
期間消費電力量 779kWh/年 1032kWh/年 1201kWh/年
年間電気代目安 約24,100円 約32,000円 約37,200円

14畳用エアコンは12畳用エアコンよりも冷暖房の消費電力・期間消費電力量が多いです。

結果として年間の電気代目安も高くなっています。電源・電気容量・サイズ・質量などは同じです。運転音は12畳用よりも大きくなっています。

10畳用エアコンは、12畳用エアコンよりも冷暖房の消費電力・期間消費電力量が少ないです。結果として年間の電気代目安も低くなっています。

電源・電気容量・サイズ・質量などは同じです。運転音もほとんど変わりません。

ただ、適用畳数の小さいほうが、電気代は安くなる傾向が見受けられます。

12畳用エアコンを選ぶときは、14畳・10畳も比較して慎重に検討しましょう。

12畳用エアコンの選び方

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同じ12畳用エアコンでも、最適な製品を選ぶには押さえておくべきポイントがあります。

引き続き、12畳用エアコンの選び方を解説します。

価格・電気代

価格・電気代

近年、物価と電気代の高騰により、家庭の経済事情が厳しくなってきたという方も多いでしょう。

そこで、12畳用エアコンを選ぶときにまず確認すべきなのが、購入価格と電気代です。

基本的に上位シリーズは機能が豊富であることから、購入価格が高くなってしまいます。

下位シリーズでも最低限の空調機能が備わっているので、快適に過ごせる製品はたくさんあります。

初期費用を減らしたいのであれば下位シリーズも検討してみてください。

ただ、上位シリーズは消費電力が少なく、電気代が安くなるケースも珍しくありません。

長く使い続けることができれば、お金を節約しやすくなる可能性もあります。

極論として、購入価格と電気代の両方が安いエアコンを選ぶのが理想的ですが、見つからない場合は購入価格と電気代のどちらの安さを重視するのか、よく判断してから選びましょう。

省エネ機能

省エネ

電気代を少しでも安くするには省エネ機能に着目することも大切です。

たとえば、日差しが強まると私たちの体感温度は高まりますが、暖房運転を調整しないと無駄な電力が発生してしまいがちです。

そこで、エコ自動機能によって日差しに合わせて暖房を調整してくれるエアコンがあります。

そのほか、人の不在を検知して設定温度を自動でゆるめたり、運転を停止したりする機能などもあります。

省エネ機能はさまざまな種類があるので、節電に役立ちそうな機能を見落としなくチェックしましょう。

電源

電源

12畳用エアコンは、対応する電源の電圧に種類があり、主に100Vと200Vに分かれています。

200V対応エアコンは、素早く空調ができますが、購入価格が100V対応エアコンよりも高い傾向があります。

空調スピードを重視するのであれば200V対応製品を探し、購入価格を抑えたいのであれば100V対応製品に着目するとよいでしょう。

同じ100Vエアコンの場合でも、電源プラグの形まで同じとは限りません。

あくまでエアコン本体とコンセントの形状があわないと、追加工事費用が発生する恐れがあります。

12畳用エアコンを導入するときは、自宅の設置予定場所にあるコンセントまで確認したうえで、製品を選びましょう。

12畳用のおすすめエアコンを各メーカーからピックアップ!

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12畳用エアコンの選び方について解説しました。

12畳用エアコンは各メーカーから販売されており、候補を絞るのが難しい方もいますよね。

ここでは、12畳用のおすすめエアコンを各メーカーからピックアップしてご紹介していきます!

Panasonic パナソニック エアコン エオリア[eolia] Xシリーズ【主に12畳/3.6KW/100V/クリスタルホワイト/2023年モデル】 CS-X363D-ESET

エアコン エオリア

空気清浄機能やAI機能などを搭載した12畳用のハイグレードエアコンです。

においケアモードでは、ナノイーXを放出して不快なにおいを脱臭できます。においに敏感な方も快適に室内で過ごせるでしょう。

すぐでる暖房(AIチャージ)は冬に欠かせない機能です。

毎日の暖房開始時間をAIが学習。起床時や帰宅時にスイッチを入れるとすぐに温風を吹き出します。

エオリアAIが節電しながら快適な暖房運転をしてくれるので、電気代が気になる方でも気軽にエアコンを使いやすいですね。

省エネ性能は平均的ですが、低いというわけではありません。

機能と購入価格に納得できるようであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。

電源 単相100V 20A
サイズ 高さ295mm×幅799mm×奥行385mm
質量 14kg
冷房目安畳数 10畳~15畳
冷房能力 3.6kW
冷房時消費電力 825W
冷房時運転音 57dB
暖房目安畳数 9畳~12畳
暖房能力 4.2kW
暖房時消費電力 915W
暖房時運転音 61dB
期間消費電力量 1032kWh
年間電気代目安 約27,864 円

MITSUBISHI 三菱電機 エアコン 霧ヶ峰 ZWシリーズ【主に12畳/3.6KW/200V/プレミアムモデル/2024年モデル】 MSZ-ZW3624S-ESET

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三菱電機の主力製品である霧ヶ峰の200Vに対応した12畳用エアコンです。

バイタルセンサーの「エモコアイ」が、離れた人から脈を測って気持ちを推定。

これまでになかった高度で快適な空調を実現できます。

ピュアミスト(電気を帯びた水粒子)の力で、菌やウイルス、花粉なども抑制して、部屋の空気を清潔にすることも可能です。

エアコン内部のフィルターカセットを外せるので、エアフィルターを簡単にお手入れできるのも清潔ですね。

プレミアムモデルの200V対応であり、本体価格は高く感じるかもしれませんが、最新機能や空調スピードに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょう。

電源 単相200V 15A
サイズ 高さ295mm×幅799mm×奥行389mm
質量 17kg
冷房目安畳数 10畳~15畳
冷房能力 3.6kW
冷房時消費電力 820W
冷房時運転音 63dB
暖房目安畳数 9畳~12畳
暖房能力 4.2kW
暖房時消費電力 910W
暖房時運転音 65dB
期間消費電力量 1032kWh
年間電気代目安 約27,864円

DAIKIN ダイキン エアコン[Eシリーズ]【12畳用/3.6kw/100V/ホワイト/2023年モデル】 AN363AES-W-ESET

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ダイキンが提供しているスタンダードモデルの12畳用エアコンです。

効率よくパワーを引き出せる独自のスイングコンプレッサーを搭載しています。

滑らかに動くので、振動・摩耗・冷媒ガスの圧縮ロスが少なく、運転効率が高いです。

結露水を利用して熱交換器の汚れを洗浄。

ストリーマ放電しながら送風・乾燥運転まで行うので、室内の空気を清潔にしやすくなっています。

価格は15万円を切っているため、初期費用をできるだけ抑えたい場合に検討しやすいでしょう。

電源 単相100V 20A
サイズ 高さ285mm×幅770mm×奥行233mm
質量 8kg
冷房目安畳数 10畳~15畳
冷房能力 3.6kW
冷房時消費電力 1160W
冷房時運転音
暖房目安畳数 9畳~12畳
暖房能力 4.2kW
暖房時消費電力 1160W
暖房時運転音
期間消費電力量 1390kWh
年間電気代目安 約37,530円

SHARP シャープ エアコン S-Xシリーズ【主に12畳/3.6KW/プラズマクラスターNEXT/100V/2024年モデル】 AY-S36X-W-ESET

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省エネ・節電に役立つ機能を搭載した12畳用エアコンです。

スマホで外出先から運転のオン・オフができるだけでなく、電気代を確認できます。

電気代を気軽に把握できれば、節電意識を高められるでしょう。

業界唯一のCO2センサーを搭載しているのも大きな特徴です。CO2濃度を検知してCO2濃度に応じた運転制御を行います。

エコ自動を押すだけで、快適な省エネ運転に自動で切り替えることも可能です。プラズマクラスターNEXTにより空気中にイオンを放出。

カーテンや寝具、ソファーに付いたカビ菌増殖の抑制やニオイ原因菌の除菌もできます。

省エネ・節電に役立つ機能だけでなく、清潔に過ごせる機能まで搭載されているのがうれしいですね!

 

電源 単相100V 20A
サイズ 高さ295mm×幅798mm×奥行373mm
質量 17kg
冷房目安畳数 10畳~15畳
冷房能力 3.6kW
冷房時消費電力 825W
冷房時運転音
暖房目安畳数 9畳~12畳
暖房能力 4.2kW
暖房時消費電力 860W
暖房時運転音
期間消費電力量 1032kWh
年間電気代目安

HITACHI 日立製作所 エアコン「白くまくん 」Dシリーズ【主に12畳用/3.6KW/100V/2023年】 RAS-D36N-W-ESET

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省エネ機能やクリーン機能、快眠機能などが搭載されたベーシックモデルの12畳用エアコンです。

「ecoこれっきり」ボタンを押すと、室内の状況に応じた運転モードを選択して、省エネ運転に切り替えます。

暖房時は日差しを感知すると控えめな運転になり、冷房時は曇りや夜になると控えめな運転になります。

熱交換器を凍らせてたくわえた霜を一気に溶かして汚れを洗い流す「凍結洗浄」機能や、24時間365日エアコン内部をみはって加熱・低湿制御でカビを抑制する「カビバスター」機能も搭載。

エアコンを清潔に維持しやすくなっています。

そのほか、寝苦しい夜に快適な睡眠を守る「みはっておやすみタイマー」機能にも対応。

冷房・除湿運転時にセットしておくと、タイマー時間が経過して運転停止したあと、室温が上昇すると設定温度を抑えて自動で再運転します。

機能が充実していて価格も比較的安い傾向なので、コストパフォーマンスを重視する方にピッタリでしょう。

電源 単相100V 15A
サイズ 高さ280mm×幅780mm×奥行218mm
質量 8kg
冷房目安畳数 10畳~15畳
冷房能力 3.6kW
冷房時消費電力 1330W
冷房時運転音 64dB
暖房目安畳数 9畳~12畳
暖房能力 4.2kW
暖房時消費電力 1190W
暖房時運転音 64dB
期間消費電力量 1390kWh
年間電気代目安 約37,530円

12畳用エアコンの導入に迷ったらノジマに相談

ノジマはメーカー販売員のいない唯一の家電専門店です

12畳用エアコンは、10畳用エアコンよりも冷暖房の消費電力、期間消費電力量が多く、年間の電気代目安が高くなっています。

近年の物価高・電気代の高騰をふまえると、なるべく本体価格や電気代が安い12畳用エアコンを選びたいところです。

ただ、本体価格と電気代の両方が安いエアコンが見つからない場合もあります。

初期コストと維持費用のどちらを削減したいか、あらかじめ決めておくことも重要でしょう。

省エネ機能が搭載されていて、電気代を抑えやすい製品もあります。

メーカーごとに省エネ機能を比較して選ぶことも大切です。

12畳用は100V対応の製品が多い印象ですが、中には200V対応の製品もありました。

空調スピードを重視するのであれば、自宅のコンセントを確認したうえで、200V対応製品も検討してみましょう。

今回はさまざまなメーカーのエアコンをご紹介しましたが、どれも魅力的で選ぶのが難しいと感じた方もいるかもしれません。

ノジマにはメーカー販売員がいないため、中立の立場でご家庭に適したメーカー製品をご案内することが可能です。

12畳用エアコンの導入に迷ったときは、ぜひノジマの店舗にお越しくださいね!

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