【2022年5月】冷蔵庫のおすすめランキング15選|サイズ別に紹介
更新日時 : 2022-05-08 9:48

日常生活を送るうえで欠かせない家電の一つ、冷蔵庫。
一人暮らし向けの小型サイズから、二人暮らし向けの中型、ファミリー向けの大型サイズまで幅広く展開されています。
さまざまなメーカーが冷蔵庫を取り扱っている今、冷凍庫が大きいモデルやデザインがおしゃれなモデル、電気代が安いモデルなど、サイズや容量以外にも注目するポイントは多いです。
そのため、冷蔵庫選びに悩まされている人は少なくないでしょう。
そこで今回は、容量別に冷蔵庫のおすすめランキングを紹介!
初めて購入する人向けに冷蔵庫の選び方や人気メーカーの特徴なども解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事を書いたスタッフ 株式会社ノジマ 倉岡 秀虎
普段は株式会社ノジマ本部で、主に生活家電を紹介する記事の執筆をおこなっています。
株式会社ノジマは、関東を中心に200以上の店舗を展開している、東証プライム市場上場の家電専門店です。
読者にわかりやすく、お得な情報を発信してまいりますので、ぜひ最後までご覧ください!
冷蔵庫の選び方

冷蔵庫を選ぶときにチェックしたいポイントを解説します。
「容量」で選ぶ

冷蔵庫選びで欠かせないポイントが庫内の容量です。
必要な容量は下記の計算式を使うことで、家族構成や一緒に住んでいる人の数からある程度の目安を算出できます。
▼容量の目安 = 70L × 人数 + 100L(常備容量) + 70L(予備容量)
たとえば、4人家族のケースを計算式に当てはめると、450L程度の容量が必要なことが分かります。
ここで注意しておきたいのが、計算式で求められるのはあくまで目安ということです。
一人暮らしや二人暮らしの場合は常備容量(100L)や予備容量(70L)がそこまで必要ないため、計算結果より少ないことが想定されます。
小さな子どものいる家庭は、成長する過程で食べる量が多くなることも考えられます。
長く使うものなので、先のことを見据えてよく考えて選びましょう。
自炊をよくする人や買い置きする食材が多い人、休日に作り置きした料理をまとめて保存する人などは計算結果よりたくさん容量を使うことが予想されるので、大きめのモデルを選ぶのがおすすめ。
一方、食事は外食がメインの人は小さめのモデルがおすすめです。
冷凍庫が大きいモデルを探している人は冷凍庫の容量も忘れずにチェックしておきましょう。
150L以下:外食メインの一人暮らし・セカンド冷蔵庫におすすめ

日ごろ自炊をしない、外食がメインの一人暮らしなら150L以下のモデルがおすすめです。
サイズが小さめでコンパクトに収まるので、部屋があまり広くなくても省スペースに設置できます。
セカンド冷蔵庫として利用したい場合は、100L以下の小型モデルがおすすめ。
本体の背が低いため、設置したときの圧迫感がありません。ただ、1ドアのモデルは冷凍庫が付いていないので注意が必要です。
冷凍庫も使いたい人は2ドアタイプのモデルを選ぶようにしましょう。
寝室や書斎などで飲み物だけ冷やしておきたい場合は、50L以下のミニ冷蔵庫もおすすめです。
外食メインの一人暮らしにおすすめの冷蔵庫はこちら
150L~200L:自炊する一人暮らしにおすすめ

一人暮らしで週に何回か自炊をする人なら容量が150L~200Lのモデルがおすすめ。
冷蔵庫内のスペースに余裕があるので、買い置き食材や惣菜、弁当などを保存するには十分でしょう。
150L以下の小さいサイズよりラインナップが豊富なため、機能性がいいものやおしゃれなデザインのものなど自分好みのモデルが選びやすくなります。
冷凍食品の買い置きをする場合は冷凍庫が大きいモデルを選ぶようにしましょう。
自炊する一人暮らしにおすすめの冷蔵庫はこちら
200L~300L:二人暮らしにおすすめ

容量200L~300Lくらいになってくると、3ドアタイプのものや野菜室が付いているものが増えてきます。
また、霜取り機能などの便利機能が充実したコスパのいいモデルが多いです。
本格的に自炊を始めたい一人暮らしの人や、そこまでの容量を必要としない二人暮らしにおすすめなサイズです。
二人暮らしで自炊をする頻度が多い場合は、ワンサイズ上のモデルを選ぶといいでしょう。
二人暮らしにおすすめの冷蔵庫はこちら
300L~400L:3人家族におすすめ

容量300L~400Lは3人家族におすすめなサイズです。
野菜室や冷蔵庫の容量も大きくなってくるので、食品をたくさん保存できます。
料理の頻度がそこまで多くないなら350L以下、料理をまとめて作り置きしたりするなら350以上を目安に選ぶといいでしょう。
3人家族におすすめの冷蔵庫はこちら
400L~500L:4人家族におすすめ

4人家族用の冷蔵庫なら400L~500Lの容量がおすすめ。
たくさん作ったおかずを作り置きしたり、まとめ買いした食品を保存するのに便利な大きさです。
ただ、400L以下のモデルに比べるとサイズが大きく、広めの設置スペースが必要になってきます。
冷蔵庫を設置するスペースが限られている場合は、横幅60cmのスリムデザインを採用したモデルがおすすめです。
4人家族におすすめの冷蔵庫はこちら
500L~600L:5人家族におすすめ

容量500L~600Lは5人家族向きの大きさです。
大型冷蔵庫になるのでさまざまな便利機能が充実しているので使い勝手がいいでしょう。
また、省エネ性に優れたモデルが多いため、電気代を抑えられるのも魅力。
育ち盛りの子供がいる家庭など、大量に食品をストックしておく必要がある場合は600L以上のモデルを検討してみてください。
6人以上の大家族なら700Lを超える大容量モデルもおすすめです。
5人家族におすすめの冷蔵庫はこちら
容量の目安まとめ
容量別に利用人数の目安をまとめた表がこちら。
容量 |
利用人数・用途 |
100L以下 |
セカンド冷蔵庫向け |
100L~150L |
一人暮らし(自炊しない) |
150L~200L |
一人暮らし(自炊少なめ) |
200L~300L |
一人暮らし(自炊多め)~二人暮らし(自炊少なめ) |
300L~400L |
二人暮らし(自炊多め)~3人家族 |
400L~500L |
4人家族 |
500L~600L |
5人家族 |
あくまで計算結果をもとにした目安なので、ライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
「本体サイズ」で選ぶ

容量と合わせてチェックしておきたいのが本体サイズです。
大きすぎる冷蔵庫を選んでしまうと設置スペースが足りなくなったり、搬入できないことがあります。
大容量モデルを検討している人は、購入する前に設置スペースと搬入経路の確保を忘れずに行いましょう。
最近では、450Lを超える大容量で横幅60cmを実現したモデルも増えてきています。
省スペースに設置したい人はスリム設計のモデルを選びましょう。
「ドアの開閉方向」で選ぶ

冷蔵庫のドアの開閉方向は「右開き」「左開き」「両開き」「観音開き(フレンチドア)」の4種類に分けられます。
家の構造や壁の位置に合わせて使いやすいタイプを選びましょう。
右開き・左開き

右開き・左開きは、どちらか一方にドアを開くタイプです。
右利きの人や、冷蔵庫を置く場所の右側に壁がある場合は右開きタイプが使いやすくておすすめ。
一方、左利きの人や、冷蔵庫の左側に壁がくる場合は左開きタイプが適しています。
ドアが前方に大きく開くため、ドアの可動域分のスペースを確保しておくことが大切です。
最近発売されている冷蔵庫は、右開きか左開きか選べるモデルが多いので、購入する前にチェックしてみてください。
両開き

両開きは、左右フリーでどちらからでもドアを開けられるタイプです。
シャープ(SHARP)製の冷蔵庫でのみ採用されています。
冷蔵庫の左右どちらに壁があっても問題なく開けられるので、置き場所を選びません。
引っ越しの際に環境が変わっても快適に使い続けられます。
また、利き手を気にする必要がなくなるため、家族に右利きの人と左利きの人の両方がいても不便に感じることがないでしょう。
観音開き(フレンチドア)

観音開きは、冷蔵庫の中央で分かれている2枚のドアを左右に開くタイプです。
フレンチドアタイプとも呼ばれます。
1枚1枚のドアが小さくて可動域が狭いので、右開き・左開きより冷蔵庫前方のスペースを広々と使えます。
また、必要に応じて片方のドアだけ開けられるため庫内の冷気が逃げにくく、電気代の節約になるのも魅力。
主に大型の冷蔵庫に採用されているタイプになります。
「野菜室」で選ぶ

自炊をする人は野菜室の有無をチェックしておきましょう。
通常の冷蔵室に野菜を入れておくと乾燥してしまったり、冷やしすぎで傷んだりしてしまいます。
野菜室があれば乾燥を抑えて、鮮度を保ちながら保存可能。
3ドア以上のモデルなら冷蔵室と野菜室が分かれていて便利です。
野菜室の場所はモデルによって違います。
よく野菜を出し入れする場合は、野菜室が真ん中にあるものが使いやすくておすすめです。
ハイスペックなモデルになると冷蔵室や野菜室のレイアウトを自分好みに切り替えて使えるものもあります。
大型冷蔵庫になるとほとんど付いていますが、小さめのモデルだと付いていないケースがほとんど。
一人暮らしで野菜室付きの冷蔵庫が欲しい人はしっかり確認するようにしましょう。
野菜室にこだわったメーカーを見る
「チルド室」で選ぶ

肉や魚、加工食品などの鮮度にこだわりたい人はチルド室付きのモデルがおすすめ。
チルド室とは、食品が凍り始める寸前の温度「約0℃」に設定されている冷蔵庫内の部屋のことです。
通常の冷蔵室より温度が低く、食品がギリギリ凍らない温度で保存できるため鮮度が長持ちし、味や食感が悪くなるのを防ぎます。
なかにはチルド室ではなく、パーシャル室を採用しているモデルもあります。
パーシャル室は「-3℃」に設定されており、肉や魚を軽く凍らせる(微凍結)ことで鮮度をキープ。
微凍結状態なので調理する際に電子レンジなどを使って解凍する手間がなく、そのまま使えます。
「霜取り機能」で選ぶ

冷蔵庫は手動で霜取りが必要な「直冷式」モデルと、自動で霜取りをしてくれる「間冷式(ファン式)」モデルの2種類に分けられます。
直冷式のモデルは冷蔵庫内に冷却器が付いているため、本体サイズがコンパクト。
一人暮らし向けなど小さめの冷蔵庫に採用されることが多いです。
間冷式のモデルは庫外に冷却器を搭載しており、自動で霜取りをしてくれます。
大きめの冷蔵庫のほとんどは間冷式です。
常時霜取り機能が稼働しているので、直冷式より電気代がかかります。
自分で霜取りをするのが面倒な人は間冷式モデルを選ぶようにしましょう。
「耐熱天板」で選ぶ

冷蔵庫の上にあるスペースを有効活用したい場合は耐熱天板モデルがおすすめ。
耐熱天板なら冷蔵庫の上に電子レンジなどの家電を置けるようになります。
別の家電を設置するようのラックを用意する必要がなくなって便利です。
耐熱天板には耐荷重が設定されているので、置きたい家電の重さがオーバーしないように注意して選びましょう。
「省エネ性能」で選ぶ

冷蔵庫は年中電源が入っている家電のひとつ。
そこで気になってくるのが電気代です。
毎月の電気代をできるだけ節約したい人は省エネ性能にチェックしてみてください。
省エネ性能で注目したいポイントは「省エネ基準達成率」と「年間消費電力量」の2つです。
それぞれどういった見方をすればいいのか確認しておきましょう。
省エネ基準達成率

省エネ基準達成率とは、省エネ法で定められている目標基準をどの程度達成しているか、分かりやすく数値で表したものです。
基準の達成度合いは%(パーセント)で表記され、数値が大きいモデルほど省エネ性能に優れています。
電気代が気になる人は省エネ基準達成率100%以上を目安に選びましょう。
家電量販店などの店頭では、製品ごとに省エネ性能を記載したミニラベルが貼られています。
ミニラベルには省エネ基準達成率の%数値に加え、多段階評価点が星の数で表記されているので省エネ性能をひと目で確認可能です。
星の数は最大5個あり、数が多いほど省エネ性能に優れていることを表しています。
年間消費電力量

年間消費電力量とは、冷蔵庫を一年間使ったときの消費電力量の目安です。
単位は「kWh/年(キロワットアワー)」で表記され、数値が小さいほど省エネ性能に優れたモデルということになります。
電気代の目安を知りたいときは下記の計算式から算出してみましょう。
▼一年間の電気代(目安) = 年間消費電力量(kWh/年) × 1kWhの単価(円/kWh)
「1kWhの単価(円/kWh)」は電力会社の契約プランによって異なります。
単価が確認できない場合は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている電力料金目安単価「1kWhあたり27.0円」と仮定して計算してみてください。
年間消費電力量はあくまで目安なので実際に消費する電力量は冷蔵庫の使い方によって変わりますが、どれくらいの電気代がかかるのか知りたいときはチェックしてみるといいでしょう。
「静音性」で選ぶ

冷蔵庫を使っていくうえで気になるのが運転音です。
特に一人暮らしの場合は、ワンルームや寝室に近い場所に冷蔵庫を設置することになるため、音に敏感な人は静かに運転してくれるモデルがおすすめ。
音の大きさは「dB(デシベル)」という単位で表記され、数値が小さいほど運転中の音が小さくなります。
冷蔵庫の運転音は30dB前後が一般的です。
静音性にこだわりたい場合は25dB以下を目安に選ぶようにしましょう。
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冷蔵庫のおすすめメーカーを比較
冷蔵庫を展開している人気メーカーの特徴を紹介します。
メーカーそれぞれの特徴を比較し、自分に合ったものを選びましょう。
シャープ(SHARP)

シャープは、独自のイオン技術「プラズマクラスター」が有名なメーカーです。
プラズマクラスターイオンを搭載した冷蔵庫なら庫内に付着・浮遊する菌を除菌してくれるので、清潔な環境で食品を保存できます。
さらに雑菌の繁殖を抑えることで食品の劣化を防ぎ、食品が持っている栄養素をキープします。
ドアを左右どちらからでも開けられる「どっちもドア」を独自に展開。
利き手やキッチンの間取りを気にせず設置できます。
また、ドアの開閉方向を切り替えられる「つけかえどっちもドア」も展開しており、置き場所を選びません。
日立(HITACHI)

日立は、1910年に創業された日本を代表する電機メーカーです。
冷蔵庫は食品の鮮度にこだわっており、冷蔵室全体をチルド温度(約2℃)に設定した「まるごとチルド」が特徴的。
冷蔵室のどこに置いてもチルド室と同じ温度で保存できるので、食品の鮮度が長持ちします。
まるごとチルドは湿度にもこだわっていて、庫内を湿度約80%に設定。
低温と高湿度にすることでうるおいを与え、食品の乾燥・変色を抑えます。
調理したものにラップをしなくてもおいしく保存できるでしょう。
日立は1日で1番良く使う冷蔵室がとても使いやすく、冷蔵室最上段の棚が低めに作られているので量も置けるし届きやすいです。
三菱電機(MITSUBISHI)

三菱電機は、時短調理を手助けしてくれる冷蔵庫を展開しています。
メーカーこだわりの便利機能のひとつが「切れちゃう瞬冷凍A.I.」。
約-7℃で肉や魚を凍らせて保存して、食べたい時・使いたい時に必要な分だけ取り出せるので、手間がかかりません。
完全に凍らせないので、野菜はパラパラでお肉はドリップを閉じ込めてくれます。
解凍する手間がなくなるので調理にかかる時間を減らせるでしょう。
全室独立構造を採用したモデルには「切れちゃう瞬冷凍A.I.」を搭載。
AIが庫内のセンサーから検知した情報をもとに最適な温度設定にすることで、無駄な電力消費を抑えつつ食品の鮮度を保ちます。
時短調理で家事の負担を少しでも減らしたい人におすすめなメーカーです。
ハイアール(Haier)

ハイアールは、中国に本社を置く世界的な電機メーカーです。
世界165ヵ国以上で製品を展開しており、白物家電においては世界トップクラスのシェアを誇ります。
シンプルで使いやすさにこだわったモデルが多く、価格もリーズナブル。
コスパ重視で選びたい人は、一度はチェックしておきたいメーカーでしょう。
ただ、容量500L以上は取り扱っていないので、大型冷蔵庫を探している場合は注意が必要です。
アクア(AQUA)

アクアは、大手電機メーカー「三洋電機」の技術を受け継ぐメーカーです。
今ではハイアールグループの傘下で家電の製造・販売事業を行っています。
アクア製の冷蔵庫は独自技術の「おいシールド冷凍」が有名。
おいシールド冷凍とは、冷却器が霜取り運転する時に発生する暖気で温度が上昇するのを防ぐ技術です。
冷凍庫内の冷気が保てるようになるため、食品の乾燥・劣化を抑えて30日間おいしく冷凍保存できます。
ハイアール製の冷蔵庫と同様に、比較的リーズナブルな価格が多いので低予算でも購入しやすいでしょう。
パナソニック(Panasonic)

パナソニックは、スタイリッシュでおしゃれな冷蔵庫を展開するメーカーです。
デザイン性に優れているためインテリアにも馴染みやすいでしょう。
業務用レベルのスピードで冷凍する「はやうま冷凍」技術搭載モデルがおすすめ。
食品のうまみや食感をキープしてくれるので解凍後でも味の劣化が少なく、おいしく食べられます。
パナソニック独自のイオン技術「ナノイーX」なら庫内の菌が繁殖するのを抑え、清潔な環境で食品の保存が可能です。
また、気になるニオイの脱臭効果が期待でき、ほかの食品へのニオイ移りを防ぎます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

アイリスオーヤマは、コスパが良い家電を幅広く展開する人気メーカーです。
3ドア以上の大型冷蔵庫は取り扱っておらず、一人暮らしや二人暮ら用のモデルをメインに販売しています。
1ドアタイプの小型冷蔵庫も展開しているのでセカンド冷蔵庫を探している人にもおすすめ。
2ドアタイプでも野菜室が付いているモデルもあるので、自炊をする人でも問題なく使えます。
野菜室は野菜保存と冷蔵保存の2WAYを採用。
野菜を買わない人は通常の冷蔵室として利用できます。
東芝(TOSHIBA)

東芝は、野菜の保存や野菜室の使いやすさにこだわった「ベジータ(VEGETA)」シリーズが有名なメーカーです。
ベジータの冷蔵庫は野菜室の湿度が約95%以上。
他社にはない圧倒的な高湿度で冷気を送ることで野菜の乾燥を防ぎ、10日経っても栄養とうまみを保ったまま保存できます。
さらに野菜の劣化を促進させるエチレンガスを分解しているところもポイントです。
「タッチオープン」機能を搭載したモデルは、ドアに軽く触れるだけで開け閉めできます。
調理中などで両手がふさがっていても、肘でドアが開けられるので便利です。
なくても困らないけどあれば便利な機能です。
ハイセンス(HISENSE)

ハイセンスは、中国に本社を置く電機メーカーで、低価格で高品質な家電を展開しています。
ほかの家電と同様に、冷蔵庫もリーズナブル。
価格は安いですが、デザイン性に優れていてスタイリッシュなモデルが多いです。
コスパが良くておしゃれな見た目の冷蔵庫を探している人にぴったりなメーカーとなっています。
便利機能はそこまで充実していませんが、シンプルな作りになっているので使い勝手がいいです。
また、静音性が高いモデルが多いため運転音が気になる人でも安心でしょう。
各メーカーの特徴まとめ
冷蔵庫を展開するメーカーそれぞれの特徴をまとめた表がこちらです。
シャープ (SHARP) |
・「プラズマクラスター」で庫内が清潔 ・「どっちもドア」「つけかえどっちもドア」で置き場所を選ばない |
日立 (HITACHI) |
・冷蔵室全体がチルド温度設定の「まるごとチルド」で食品の鮮度長持ち ・ラップなしでもおいしく保存できる |
三菱電機 (MITSUBISHI) |
・「切れちゃう瞬冷凍A.I.」など時短調理機能が充実 ・AIが無駄な電力消費を抑えてかしこく運転 |
ハイアール (Haier) |
・世界トップクラスのシェア率 ・シンプルで使い勝手がよく、価格がリーズナブル |
アクア (AQUA) |
・「おいシールド冷凍」で長期間冷凍保存できる(最大30日間) ・低価格で購入できる |
パナソニック (Panasonic) |
・おしゃれな冷蔵庫が多い ・「ナノイーX」で除菌と脱臭効果が期待できる |
アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) |
・一人暮らし、二人暮らし用の冷蔵庫が多い ・野菜室は野菜保存と冷蔵保存の2WAYで使える |
東芝 (TOSHIBA) |
・野菜の保存に強い「ベジータ」シリーズを展開 ・軽く触れるだけでドアを開け閉めできる「タッチオープン」機能が便利 |
ハイセンス (HISENSE) |
・安くてコスパが良い ・見た目がスタイリッシュでおしゃれ |
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【2022年】冷蔵庫のおすすめランキング15選
容量別に冷蔵庫のおすすめランキング紹介します。
200L~300L|目安:一人暮らし(自炊多め)~二人暮らし(自炊少なめ)
1位|【ハイアール】冷蔵庫 2ドア/右開き/294L/変温室搭載/シルバー JR-NF294A-S
-20℃~5℃まで自由に温度調節
冷蔵室に容量34Lの「セレクトゾーン」を搭載した冷蔵庫です。
-20℃~5℃の間で1℃単位で温度を調節できます。
野菜室として使うなら2℃~5℃、チルドなら0℃、軽く冷凍させるなら-8℃といったようにライフスタイルに合わせて使い分けられて便利です。
ドア面に付いているパネルを操作すると、セレクトゾーンの温度調節やモード設定などができます。
冷蔵庫内の食品全体を均一に冷やせるように「マルチダクト」技術を搭載。
直接冷気が当たらないようにすることで冷えムラを防止し、霜の発生を抑制してくれます。
こんな人におすすめ!
- コスパが良い冷蔵庫を探している人
- 野菜室やチルド室を使い分けたい人
- 冷蔵庫内の温度を自由に調節したい人
2位|【パナソニック】冷蔵庫[スリムサイズ][スクエアデザイン] 2ドア/右開き/248L/シャイニングシルバー NR-B251T-SS
省スペースで置きやすいシンプル2ドア冷蔵庫
横幅55.5cmのスリム設計が特徴的な冷蔵庫です。
コンパクトに設置できるのでキッチンスペースが限られている場合でも置きやすいでしょう。
冷蔵室は4段棚、冷凍室は2段棚に分けられていてすっきり収納できます。
また、冷蔵室の上段にはチルド室、下段には野菜ケースが用意されているため食品ごとに整理しやすいです。
本体自体はスタイリッシュなスクエアデザインを採用。
おしゃれなインテリアにも馴染みます。
こんな人におすすめ!
- キッチンスペースにあまり余裕がない人
- 使いやすさを重視する人
- おしゃれな見た目の冷蔵庫を探している人
3位|【日立】冷蔵庫 [スリム幅54cm][チルドルームチルドルーム] 【3ドア/右開き/265L/シャンパン】 R-27RV-N
本体のまんなかに野菜室を配置
野菜や果物が取り出しやすいように、野菜室をまんなかに配置した冷蔵庫です。
また、野菜室内は小さい野菜を収納する上段スペースと、大きめの野菜を収納する下段スペースの2段に分かれていて、整理しやすい設計になっています。
冷蔵庫内には3種類の脱臭素材で作られた「トリプルパワー脱臭」を搭載。
玉ねぎやニンニク、魚、みそなど、あらゆるニオイの脱臭効果が期待でき、ニオイ移りを防ぎます。
冷蔵室にはすべての段に強化処理ガラス棚を採用。
付着した汚れも簡単にふき取れます。
こんな人におすすめ!
- 自炊の頻度が高い人
- 野菜室をキレイに整理して使いたい人
- 冷蔵庫内のニオイが気になる人
300L~400L|目安:二人暮らし(自炊多め)~3人家族
1位|【シャープ】冷蔵庫 [LED照明][出し入れラクラクライン] 3ドア/どっちもドア/350L/ゴールド系 SJ-X355H-N
プラズマクラスターで冷蔵庫内を清潔に
シャープの独自イオン技術「プラズマクラスター」を搭載した冷蔵庫です。
内蔵されたプラズマクラスターイオン発生ユニットがキレイな冷気を送り、庫内の菌を除菌します。
女性の身長に合わせたローウエスト設計で、食材の出し入れもラクラクです。
静音設計されており、低速運転時はわずか約20dBの音で静かに運転できます。
また、左右どちらからでもドアを開けられる「どっちもドア」を採用していて便利です。
こんな人におすすめ!
- 冷蔵庫内の菌の繁殖が気になる人
- 静かに運転する冷蔵庫を探している人
- 利き手を気にせずにドアを開け閉めしたい人
2位|【三菱電機】冷蔵庫[幅60cmのスリムタイプ][氷点下ストッカーA.I] 3ドア/右開き/365L/グロッシーブラウン MR-CX37G-BR
独自の技術で肉や魚をおいしく長持ち
肉や魚の保存に特化した「氷点下ストッカールーム」を搭載した冷蔵庫。
AIが最適な空気環境を作り出し、冷凍しなくても約3日~10日間おいしく保存できます。
また、氷点下ストッカールームとは別に横幅が広いチルド室が付いているので、乳製品や加工食品をまとめて保存できて便利です。
冷蔵室内の棚は取り外し可能なガラスシェルフを採用。
汚れが付いたらタオルで拭くだけでキレイになります。
左開きのタイプもあります。
こんな人におすすめ!
- 肉や魚を長持ちさせたい人
- 広めのチルド室が欲しい人
- お手入れしやすい冷蔵庫がいい人
3位|【東芝】冷蔵庫[3段冷凍室][出し入れラクな冷蔵室]【3ドア/右開き/356L/マットチャコール】 GR-T36SC-KZ
野菜の保存に優れたベジータモデル
東芝が展開する人気シリーズ「ベジータ」の冷蔵庫です。
野菜室は密閉性を高めることで、間接的な冷却を実現。
野菜の乾燥を抑え、おいしい状態をキープしながら保存します。
冷凍室は3段ケースを採用。冷凍食品や生鮮食品などをたくさん買う人も整理しやすい設計になっています。
冷凍室の3段目は深さがあるので、ペットボトルや大きめの食品もスッキリと収納可能です。
銀イオンと低温触媒を採用しており、冷蔵庫内の除菌効果とイヤな臭いの除去効果が期待できます。
ニオイの強い食品を保存しているときは、ニオイ移りを抑えてくれるでしょう。
こんな人におすすめ!
- 自炊をよくする人
- 冷凍食品を買いだめる人
- 冷蔵庫内のニオイ移りが気になる人
400L~500L|目安:4人家族
1位|【三菱電機】冷蔵庫[スマート大容量][氷点下ストッカーA.I.][切れちゃう瞬冷凍] 5ドア/右開き/455L/グレイングレージュ MR-B46G-C
冷凍した食材をそのまま時短調理
約-7℃で冷凍保存する「切れちゃう瞬冷凍A.I.」を搭載した冷蔵庫です。
瞬冷凍室で保存した食材は凍ったままの状態でサクッと切り分けられます。
取り出してすぐに調理に使えるので時短調理に役立つでしょう。
冷蔵庫の各部屋は全室独立構造を採用。
部屋ごとに細かく食品を整理できるためニオイ移りがしにくく、ムダな電力消費を抑えられます。
また、「全室独立おまかせA.I.」機能が各部屋の状態をセンサーが検知し、最適な温度に自動調節します。
左開きのタイプもあります。
こんな人におすすめ!
- 時短調理で家事の負担を減らしたい人
- 肉や魚の鮮度にこだわりたい人
- エコ運転で経済的に利用したい人
2位|【シャープ】冷蔵庫 [プラズマクラスター]【5ドア/どっちもドア/412L/シルバー系 】 SJ-X415H-S
レイアウトに影響されない「どっちもドア」
ドアの開閉にシャープ独自の「どっちもドア」を採用した冷蔵庫です。
左右両方から開けられるので、シチュエーションに合わせて開ける方向を変えられます。
また、空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載。冷蔵室内にキレイな冷気を循環させて清潔な空間を保ちます。
省エネモードの「節電25」を利用すれば、冷蔵庫の使用状況や生活リズムに合わせてかしこく運転可能です。
冷蔵庫を使わない時間帯の消費電力を抑えることで、通常時と比較して最大25%の節電効果が期待できます。
こんな人におすすめ!
- ドアの開閉方向を気にせず利用したい人
- 冷蔵室内の衛生面が気になる人
- 毎月の電気代を抑えたい人
3位|【アクア】冷蔵庫[ノンフロン][パノラマ オープン]【2ドア/観音開き/475L/ヘアラインシルバー】 AQR-SBS48K-S
中身がひと目でチェックできるショーケーススタイル
シンプルでスタイリッシュな見た目が特徴的な2ドア冷蔵庫です。
ドアを開けると冷蔵庫の中身がすべて見える「パノラマオープン」を採用しています。
また、庫内の奥行きが約51cmと薄型設計になっているため、最上段の奥にあるものも出し入れしやすいです。
冷凍庫には「急速冷凍」機能を搭載。
冷凍までの時間を早めることで、食材の劣化を抑え、鮮度を長持ちさせます。
また、冷蔵室にはすばやく冷やす「急速冷蔵」機能が搭載されています。
運転音が約25dBの静音設計になっており、静かな環境でも冷蔵庫の音が気になりません。
こんな人におすすめ!
- シンプルで使いやすい冷蔵庫を探している人
- 食材をすばやく冷凍させたい人
- 運転音が気になる人
500L~600L|目安:5人家族
1位|【東芝】冷蔵庫[うるおい冷蔵室][速鮮チルド&解凍モード]【6ドア/観音開き/551L/ラピスアイボリー】 GR-T550FK-ZC
食材の乾燥を防ぐ「うるおい冷蔵室」
「うるおい冷蔵室」が魅力の冷蔵庫です。
うるおいのある冷気で庫内全体の湿度を約85%にキープすることによって食材の乾燥を防ぎ、おいしく長持ちさせます。
チルドルームは上段と下段の2段式を採用しており、すっきりと収納可能です。
また、2つのファンで低温の冷気をパワフルに放出してすばやく冷やす「速鮮チルドモード」と、約1時間で約-3℃まですばやく解凍する「解凍モード」を搭載しています。
野菜室は冷蔵庫のまんなかに配置。
自炊などで野菜や果物をよく出し入れする人は使いやすいでしょう。
「新鮮 摘みたて野菜室」技術により、野菜のみずみずしさを保ちながら保存できるのもポイントです。
こんな人におすすめ!
- 食材の乾燥が気になる人
- 自炊をよくする人
- 野菜室がまんなかにある冷蔵庫を探している人
2位|【パナソニック】冷蔵庫[はやうま冷凍クイック操作][Cool Pantryアプリで省エネ]【6ドア/観音開き/550L/アルベロゴールド】 NR-F558HPX-N
「ナノイー X」で庫内の清潔を保つ
パナソニック独自のイオン技術「ナノイーX」を搭載した冷蔵庫です。
庫内を浮遊している菌や壁に付着している菌を除菌し、清潔な空間を保ちます。
また、脱臭効果も期待できるため、気になるニオイがほかの食材に移りにくいです。
内蔵されているセンサーが運転状況を検出し、自動運転する「AIエコナビ」機能に対応。
収納している量や生活リズムに合わせて省エネ運転することで、無駄な電力消費を抑えます。
専用アプリを使ってスマホと連携すれば、位置情報をもとに最適な運転モードを提案し、よりかしこい運転が可能です。
こんな人におすすめ!
- 清潔な空間で食材を保存したい人
- 冷蔵庫内のニオイが気になる人
- 毎月の電気代を抑えたい人
150L~200L|目安:一人暮らし(自炊少なめ)
1位|【ハイセンス】冷蔵庫 2ドア/右開き/154L/パールホワイト HR-D15E
使い勝手が良い高コスパ冷蔵庫
リーズナブルな価格が魅力の冷蔵庫です。
おしゃれなホワイトカラーを採用していてインテリアとしても楽しめます。
「たまごケース」が付属されているので、たまごをよく買う人は重宝するでしょう。
また、冷蔵室の一番下の段には「低温ケース」を搭載。
なるべく鮮度をキープさせたい乳製品や肉、魚などを保存するときに便利です。
静音設計されており、通常運転中は約23dBの低騒音。
音に敏感な人でもストレスなく利用できるでしょう。
こんな人におすすめ!
- 安くてコスパが良い冷蔵庫を探している人
- 使いやすさを重視したい人
- 運転中の音を気にしたくない人
2位|【シャープ】冷蔵庫[つけかえどっちもドア] 2ドア/左右付け替えタイプ/179L/ナチュラルホワイト SJ-D18H-W
ドアの開閉方向を自由に切り替えられる
シャープ独自の「つけかえどっちもドア」を採用した冷蔵庫。
自分でドアの開閉方向を変更可能で、右利きと左利きどちらでも快適に使えます。
また、引っ越しなどでキッチンスペースの間取りが変わっても、ドアを付け替えれば柔軟に対応できます。
触媒には脱臭と抗菌のダブル効果が期待できる「ナノ低温脱臭触媒」を採用。
冷蔵庫内のイヤなニオイや雑菌の繁殖を抑え、清潔な空間で食品を保存します。
こんな人におすすめ!
- 利き手を気にせずに利用したい人
- 引越しする予定がある人
- 冷蔵庫内の雑菌やニオイが気になる人
150L以下|目安:一人暮らし(自炊しない)
1位|【ハイアール】冷蔵庫[引き出し式クリアバスケット][大容量冷凍室] 2ドア/右開き/140L/ホワイト JR-NF140M
クリアバスケットで冷凍室の中身をひと目でチェック
冷凍室の収納に引き出し式を採用した冷蔵庫です。
食品の出し入れがスムーズで、整理しやすい設計になっています。
透明なクリアバスケットの引き出しなので、奥に入れた食品まで手軽にチェックできて便利です。
冷蔵室のドアポケットは2Lペットボトルを3本入れられる大容量。
庫内の棚は高さ調節に対応しており、保存するものに合わせて自由に変えられます。
また、棚には強化ガラスを採用しているため、汚れが付いたらタオルで拭くだけで簡単に掃除できるのもポイント。
耐熱天板に電子レンジを載せて使うこともでき、限られた空間を有効に活用することができます。
こんな人におすすめ!
- 冷凍室をよく使う人
- 使いやすさにこだわりたい人
- 庫内のお手入れを簡単に済ませたい人
2位|【三菱電機】冷蔵庫[フルフラットトップテーブル][ラウンドカットデザイン]【2ドア/右開き/146L/マットチャコール】 MR-P15G-H
使いやすいコンパクトな冷蔵庫
こちらの冷蔵庫は容量146Lのコンパクトモデルです。
冷蔵庫全体の容量は小さめですが、冷凍室は46Lと大容量。
冷凍食品をよく買う人が使いやすい作りになっています。
また、ファン式自動霜取で面倒な霜取りが不要です。
ナチュラルで落ち着いた雰囲気のキッチンに似合うおしゃれな冷蔵庫です。
こんな人におすすめ!
- 冷蔵庫をコンパクトに設置したい人
- 広めの冷凍室がいい人
- おしゃれな冷蔵庫が欲しい人
冷蔵庫を購入する前にチェックしたいこと
冷蔵庫を選ぶうえで、必ず確認しておきたいのが「設置スペース」と「搬入経路」です。
それぞれ詳しく解説していきます。
冷蔵庫の設置スペースをチェック

あらかじめ冷蔵庫を置くスペースを決めておき、どれくらいの大きさまでなら設置できるのか確認しましょう。
冷蔵庫を設置する場合は本体サイズだけでなく、運転中に発生する熱を逃がすための放熱スペースを確保しなければいけません。
推奨されている放熱スペースはメーカー・モデルによって違いますが、一般的なモデルだと本体左右に1cm以上、本体上部に5cm以上の確保が必要になります。
十分な放熱スペースが確保できないと、冷蔵庫が不具合を起こしたり、冷却性能が落ちて電気代が高くなったりすることがあるので注意しましょう。
また、冷蔵庫は扉を開ける際に家具や壁にぶつかることもあるので、設置スペースに置いた場合に十分な広さがあるか確認しておくといいでしょう。
冷蔵庫の搬入経路をチェック

設置スペースを確認できたら、搬入経路をチェックしましょう。
冷蔵庫を搬入するときは、玄関やドア、廊下など搬入時に通過する場所に「冷蔵庫本体サイズ+10cm以上」のスペースを確保しなければいけません。
アパートやマンションに住んでいる人は、エレベーターの幅など共有スペースの確認も必要です。
エレベーターがない場合は、階段や踊り場に十分な搬入スペースがあるか確認しましょう。
販売店によっては無料で見積もりを受け付けていることがあります。
自分で搬入経路を確認するのが不安な場合は、見積もりを依頼して問題なく搬入・設置できるかチェックしてもらうといいでしょう。
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冷蔵庫が安い時期は?
冷蔵庫は安いモデルでも数万円かかります。
高額な買い物になるため、できるだけ安い時期を狙いたいと考えている人は多いはず。
ここでは冷蔵庫が安くなる時期、買い時をいくつか紹介するので参考にしてみてください。
年末年始の時期

年末年始はほとんどの家電量販店がセールを行います。
冷蔵庫に限らず、さまざまな家電が大幅に値下がりするタイミングなので、この時期に買い替える人は少なくありません。
お得な商品はチラシや公式WEBページなどに掲載されます。
狙っているものがある場合はあらかじめリサーチしておきましょう。
ただ、年末年始セールは数量限定ですぐに売り切れてしまうので注意が必要です。
ボーナスの時期

会社員のボーナス時期である6月・12月は、冷蔵庫を安く購入できるタイミングです。
財布に余裕がでてくる時期ということもあり、セールを行う家電量販店が増えてきます。
特に12月は年末年始セールの時期とかぶるので大幅な値下げが期待できるでしょう。
そのため、夏のボーナスより冬のボーナス時期のほうがおすすめです。
家電量販店の決算時期

家電量販店は決算の時期になると売り上げを伸ばすためにセールを実施します。
決算セールでは冷蔵庫も値下げが期待できるので注目してみましょう。
1年を締めくくる総決算は2月~3月、中間決算は8月~9月に実施するのが一般的。
明確な時期は家電量販店ごとに違うので事前にチェックしておくといいでしょう。
モデルチェンジの時期

型落ちモデルを安く買いたい人は8月~9月の時期を狙いましょう。
多くのメーカーは10月~11月に最新モデルを発売し、前年に発売されたものが型落ちモデルになります。
この型落ちモデルが最も安くなるのが最新モデルが発売される1ヶ月~2ヶ月前です。
性能面が気になる人は型落ちモデルを選ぶことに抵抗があるかもしれませんが、1年~2年前に発売されたモデルなら性能に大差ありません。
型落ちモデルでも申し分なく使えるので、冷蔵庫をなるべく安く買いたい場合はモデルチェンジの時期がおすすめです。
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冷蔵庫の寿命・買い替え時期は?
冷蔵庫の平均寿命は10年~15年です。
あくまで平均なので使っている環境や使い方によって変動します。
実際に15年以上同じ冷蔵庫を使っている人も珍しくありません。
2021年に内閣府が実施した『消費動向調査の実施調査結果』では、冷蔵庫の平均使用年数は12.9年と報告されています。
調査結果によると買い替え理由の過半数は故障になっているため、10年~15年が冷蔵庫の買い替え時期と考えていいでしょう。
しかし、冷蔵庫の修理部品を保有する期間はメーカーごとに決まっています。
主要家電メーカーが設けている部品の保有期間は9年です。
9年以上の期間、同じ冷蔵庫を使うと修理できなくなるので注意しましょう。
冷蔵庫が出す寿命のサイン

ここでは寿命の近い冷蔵庫が出すサインを4つ紹介します。
音がうるさい・異音がする

冷蔵庫はコンプレッサーやファンなどの駆動音が出しながら運転し、庫内に入っているものが冷え切ったら音が止まります。
ある程度時間が経っても音が止まらなかったり、運転中の音があまりにもうるさいときは故障の可能性が高いです。
また、今まで聞いたことがないような異音が出ている場合、冷蔵庫内部でなんらかの異常が発生しているので早めに買い替えるようにしましょう。
水漏れしている

冷蔵庫内で水漏れが発生しているときは冷気を発生させる機器が汚れていたり、故障している可能性が高いです。
冷蔵庫の足元が水で濡れている場合は、本体に水をためておく場所の故障の恐れがあります。
いずれにしても機器の故障の可能性があるので、症状を確認したらメーカーに修理をお願いするか、買い替えを検討してみてください。
温度にムラがある・冷えない

正常な冷蔵庫は全体を均一に冷やせるように温度が一定に保っています。
寿命が近い冷蔵庫は温度を調節をする機器が不具合を起こし、庫内の温度にムラができることがあります。
最悪の場合、庫内の温度が下がらずに冷えないこともあるので早めに修理依頼するか、買い替えるようにしましょう。
氷が作れない

氷が作れなくなったり、入れていた冷凍食品が溶けたりするようになった場合は、冷凍室内の不具合が考えられます。
冷蔵室は正常に使えていても、冷凍室だけ先に故障することもあるので症状を確認したら買い替えを検討してみてください。
冷蔵庫を長持ちさせるコツ

冷蔵庫は使い続けるといつか寿命を迎えますが、できるだけ負荷をかけないような使い方をすれば長持ちさせられます。
冷蔵庫を長持ちさせるコツを5つ紹介するので実践してみてください。
放熱スペースを十分に確保する

通常、冷蔵庫を設置するときは、本体の左右と背面に放熱スペースの確保が必要です。
冷蔵庫と壁の間などに物を置いてしまうとうまく放熱でき、負荷がかかってしまいます。
できるだけ寿命を長持ちさせたい人は冷蔵庫の周りには物を置かないように注意しましょう。
放熱スペースはメーカー・モデルによって違うので、取扱説明書や公式WEBページからチェックしてください。
食品を入れすぎない

冷蔵庫に食品を入れる場合、庫内いっぱいに詰め込み過ぎないようにすることが大切です。
詰め込み過ぎてしまうと冷気がうまく循環しなくなり、冷蔵庫に負荷がかかってしまいます。
冷蔵保存するときは冷気の流れを妨げないよう、ある程度余裕を持たせて収納しましょう。
なお、冷凍室については食品同士がお互いに冷やしあってくれるので、たくさん詰め込んでも問題ありません。
熱いものを入れない

カレーや鍋料理といった熱いものを保存するときは、一度冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。
熱い状態のものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと庫内全体の温度が上がり、その温度を下げるために負荷をかけてしまいます。
負荷を与え続けると冷蔵庫の寿命を縮めることになってしまうので、熱いものは必ず冷ましてから入れるようにしましょう。
ドアを開け閉めする回数を減らす

ドアを開け閉めすると冷気が外に逃げて、温度が上がってしまいます。
冷蔵庫は上がった温度を冷やそうとするたびに負荷をかけてしまうので、ドアの開け閉めは必要最低限に抑えるようにしましょう。
また、ドアを強く閉めると本体内部の機器が損傷したり、ゴムパッキン部分が摩耗する原因になります。
ドアを開け閉めするときは優しくするように心がけましょう。
定期的にお手入れする

冷蔵庫を長持ちさせるためには、定期的な掃除も大切です。
庫内が汚れていると冷気がうまく流れないことがあるため、ゴミやホコリが付いていたら取り除くようにしましょう。
また、ドアのゴムパッキン部分にたまる汚れにも注意が必要です。
長期間放置しすぎると、ドアがしっかりと閉まらなくなることがあるので庫内と一緒に掃除するようにしましょう。
冷蔵庫の処分方法

冷蔵庫は家電リサイクル法が定めた家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)に含まれているため、適切な方法での処分が求められます。
買い替えなどで冷蔵庫の処分が必要になった場合は、こちらで紹介する方法を参考にしてください。
新しい冷蔵庫を購入する家電量販店に処分を依頼する

家電量販店で新しい冷蔵庫を購入する場合は、いらなくなった冷蔵庫の処分を依頼できます。
店舗によっては処分を受け付けていないことがあるので事前に確認しておくと安心です。
処分の際はリサイクル料金と運搬料金が発生し、2つ合わせて5,000円~10,000円ほどかかります。
あらかじめ処分費用を知っておきたい人は店舗に問い合わせてみるといいでしょう。
また、引っ越しに合わせて買い替える人に対して、新製品を新居に、旧製品を現住所から回収して処分するサービスも存在します。
下取りについては以下の記事を御覧ください。
市町村が指定する回収場所に持ち運ぶ

新しい冷蔵庫に買い替えず、古い冷蔵庫だけ処分したいときは市町村の案内する方法で処分しましょう。
多くの場合は、市町村が指定する回収場所に持ち運んで処分してもらうことになります。
詳しい捨て方は市町村によって違うので、公式WEBページなどから確認してみてください。
不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼して冷蔵庫を処分してもらう方法です。
この方法なら電話またはWEBから申し込むだけで自宅まで回収してもらえます。
しかし、不用品回収業者のなかには高額な料金を請求したり、回収したものを不法投棄する悪徳業者もいるので、利用する際は注意が必要です。
リサイクルショップに持ち込む

廃棄する冷蔵庫がまだ使える状態ならリサイクルショップに持ち込む方法もあります。
状態が良ければ買い取ってもらうことも可能です。
周辺にリサイクルショップがある場合は、一度問い合わせてみてください。
まとめ
今回は、冷蔵庫の選び方やメーカーの特徴を解説しつつ、容量別のおすすめモデルをランキング形式で紹介しました。
冷蔵庫選びで失敗しないためにチェックしておきたいポイントは下記のとおりです。
- 容量
- 本体サイズ
- ドアの開閉方向
- 野菜室
- チルド室
- 霜取り機能
- 耐熱天板
- 省エネ性能
- 静音性
なかでも「容量」は重要なポイントなので、利用人数や用途を想定したうえで選ばなければいけません。
容量を決めるときの目安はこちらの表を参考にしてみてください。
容量 |
利用人数・用途 |
100L以下 |
セカンド冷蔵庫向け |
100L~150L |
一人暮らし(自炊しない) |
150L~200L |
一人暮らし(自炊少なめ) |
200L~300L |
一人暮らし(自炊多め)~二人暮らし(自炊少なめ) |
300L~400L |
二人暮らし(自炊多め)~3人家族 |
400L~500L |
4人家族 |
500L~600L |
5人家族 |
冷蔵庫を購入する前に設置スペースと搬入経路を確保しておくと、あとから「せっかく買ったのに設置できなかった」ということがなくなり安心です。
自分で確認するのが難しい場合は、無料見積もりを行っている販売店を利用するといいでしょう。
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