LIFEBOOK AHシリーズ「FMVA58H2LN」を先行レビュー！スペックや特徴を解説

更新日時 : 2023-06-19 19:34

2023年6月15日（木）に、富士通のLIFEBOOK AHシリーズの最新機種「FMVA58H2LN」が発売されました！

FMVA58H2LNはノジマオリジナルモデルになっており、メモリが32GBなのでインターネットやOffice作業などの普段使いもちろん、動画編集やゲームなども快適に行えます。

そこで今回は、FMVA58H2LNのスペックや特徴、実際に富士通様にお借りして使用感をレビューしていきます。

FMVA58H2LNの基本スペック

型番		FMVA58H2LN
基本OS		Windows 11 Home 64ビット版
ディスプレイサイズ		15.6型ワイド フルHD （スーパーファイン液晶）
CPU	CPU	AMD Ryzen™ 7 7730U モバイル・プロセッサー
	動作周波数	2.0GHz（最大4.5GHz）
	コア/スレッド数	8コア/16スレッド
GPU		AMD Radeon™ グラフィックス（CPUに内蔵）
メモリ		32GB
ストレージ		約512GB SSD（PCIe）
ドライブ		BDXL™対応Blu-ray Discドライブ（スーパーマルチドライブ機能対応）
通信機能	LAN	1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
	無線LAN	Wi-Fi 6E（2.4Gbps）対応、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応
	Bluetooth	Bluetooth 5.1
インターフェース	メモリースロット	SDメモリーカード対応
	USB端子	USB 3.2（Gen2）Type-C×1（左側面） USB 3.2（Gen1）Type-A×2（左側面×1、右側面×1）
	映像入出力	HDMI出力端子×1
	LAN	RJ-45×1
	オーディオ	マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子 （φ3.5mmステレオ・ミニジャック）
バッテリー駆動時間		約10時間
バッテリー充電時間		約2.4時間
Officeソフト		Office Home & Business 2021
本体サイズ（幅×奥行×高さ）		約36×23.55×2.5cm
重量		約1.7kg

FMVA58H2LNの主な特徴

FMVA58H2LNは、主に以下の4つの特徴があります。

順に分かりやすく解説していきます。

快適な動作ができる32GBのメモリを搭載

32GBのメモリを搭載していることにより、複数のアプリケーションやタスクを同時に実行する際に高いパフォーマンスを期待できます。

大容量のメモリは、複雑な作業やメモリを多く必要とするプログラムの処理において特に効果的です。

一方、メモリ8GBと比較すると、32GBのメモリは大幅に増えていますので、同時に実行できるアプリケーションの数や処理速度が向上します。

大容量メモリは特に、画像・ビデオ編集、ゲーム開発などの高負荷な作業において優れた性能を発揮します。

ゲームや動画編集、動画視聴が快適

FMVA58H2LNは、インターネットの閲覧やOffice作業だけではなく、画像加工や動画編集なども快適にできる「AMD Ryzen™ 7 7730U」を搭載しています。

AMD SenseMIテクノロジーを搭載しており、自動的に最適なクロック速度を選択することができます。

これにより、高いパフォーマンスを発揮しながら、省電力化も実現しています。

最新の通信規格Wi-Fi 6Eに対応

FMVA58H2LNは、最新通信規格である「Wi-Fi 6E」に対応しています。

Wi-Fi 6Eとは、従来のWi-Fi 6と比べてさらに広い周波数帯域を利用できるようになりました。

具体的には、5GHz帯域に加えて6GHz帯域も使用できます。これにより、利用可能なチャンネル数が増え、より高速で信頼性の高い通信が可能になります。

また、Wi-Fi 6Eは周囲の無線通信機器との干渉を最小限に抑えることができ、より安定した接続が期待できます。

機器を複数台接続していてもパフォーマンスを維持し、VRゲームや8Kストリーミングなどのデータ密度の高いアプリケーションでも優れた性能を発揮します。

安心と信頼の日本製

通常のモデルのパソコンは、海外で製造されていますが、FMVA58H2LNは国内（島根富士通）で製造されています。

製品の開発・製造プロセスにおいては、厳しい基準とテストが適用され、安全性の確保に努めています。

また、製品の使用上のリスクを最小限に抑えるための工夫や安全対策も盛り込まれており、日本で作られた製品は一般的に高い安全性を備えています。

【実機レビュー】FMVA58H2LNを富士通様にお借りしました！

今回は、実際に富士通様に発売前の実機をお借りして、外観や性能などを検証してみました。

※今回お借りしたモデルは先行機のため、発売されるモデルと異なる場合がございます。

外観

色はメタリックブルーになっていて、光沢があって、高級感があります。

右側面の端子は、有線LANコネクタ、USB3.2 Type-C、HDMI入出力端子、USB 3.2 Type-A、イヤホンジャックが搭載。

右側面の端子は、左からSDカード、USB 3.2 Type-A、光学ドライブ、充電端子が搭載。

端子も非常に豊富なうえに、光学ドライブが搭載されているので、わざわざ外付けドライブを購入しなくても良いのは魅力的です。

PCを開くと少し傾斜ができるため、手首の負担が少なく、快適にタイピングすることができます。

キーボードの上には、SELECT・INTERNET・MENU・SUPPORTの4つのボタンがあります。

特に、SELECTはよく使うソフトを割り当てることにより、マウスカーソルを合わせてクリックして起動する手間が省けるので、非常に便利に感じました。

カメラは手動で開閉できる、「プライバシーカメラシャッター」を搭載。

オンライン会議や授業などのときに、「間違えてカメラを起動してしまって映ってしまった・・・」ということも未然に防ぐことができます。

画面はグレア液晶なので、光が反射しますが、色味がキレイなので動画視聴や画像編集するときに最適です。

キーボードにはテンキーも搭載しているので、数値入力する際など非常に便利です。

オンラインミーティング

FMVA58H2LNには、「AIノイズキャンセリング」という機能が搭載しています。

AIノイズキャンセリングとは、周囲のノイズを抑制して、周囲の物音に気を使うことなく相手と会話することができます。

実際に、カフェのBGMを流して話してみましたが、BGMが流れているとわからないくらいに、音声がクリアになりました。

カフェなどで緊急でオンライン会議に参加するときや、生活音が気になる自宅でオンライン授業を受けるときに役立つ、非常に便利な機能だと感じました。

画像・動画編集

FMVA58H2LNとメモリ8GBのノートパソコンで、同じ素材を使い、動画編集して比較しました。

メモリ8GBのノートパソコンだと、プレビューするとカクカクしてしまいましたが、FMVA58H2LNは止まることなく、スムーズにプレビューできています。

また、動画の書き出しで比較してみたところ、メモリ8GBのノートパソコンだと約36分かかるところ、FMVA58H2LNは約12分と約3分の1の時間で書き出すことができました。

そこまで重いエフェクトなどはかけていませんが、動画編集も快適にできます。

ベンチマーク

最後に「CINEBENCH R23」にて、ベンチマークを測定してみました。

マルチコアは7879、シングルコアは915と性能面も良いので、負荷の高いゲームではない限り、Officeや画像編集、動画編集など快適に使うことができます。

動画で見るFMVA58H2LNの実機レビュー

FMVA58H2LNはどんな人におすすめ？

結局、FMVA58H2LNはどんな人におすすめなのかをまとめました。

FMVA58H2LNは、幅広い用途に対応する優れた性能を備えています。

動画編集やゲームなど、クリエイティブな活動にも最適です。さらに、長時間使用しても高いパフォーマンスを維持し、快適な作業環境を提供します。

また、日本製の製品であるため、品質や信頼性においても安心感があります。高い耐久性を備え、長期間にわたって利用することが可能です。

当てはまる方は、お近くのノジマ店頭へお越しいただき、チェックしてみてくださいね！

新旧モデルの性能を比較

LIFEBOOK AHシリーズの旧機種である「FMVA58G2LN」と、性能を表にして比べてみました。

前モデルからどのように進化しているのか、ぜひチェックしてみてくださいね。

型番		＼NEW！／ FMVA58H2LN	FMVA58G2LN
基本OS		Windows 11 Home 64ビット版
ディスプレイサイズ		15.6型ワイド フルHD （スーパーファイン液晶）	15.6型ワイド (フルフラットファインパネル)
CPU	CPU	AMD Ryzen™ 7 7730U モバイル・プロセッサー	インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー
	動作周波数	2.0GHz（最大4.5GHz）	Pコア：最大4.70GHz、Eコア：最大3.40GHz
	コア/スレッド数	8コア/16スレッド	12コア/16スレッド
GPU		AMD Radeon™ グラフィックス（CPUに内蔵）	Intel® Iris® Xe Graphics（CPUに内蔵）
メモリ		32GB（16GB×2）	16GB（8GB×2）
ストレージ		約512GB SSD（PCIe）	約1TB SSD（PCIe）
ドライブ		BDXL™対応Blu-ray Discドライブ（スーパーマルチドライブ機能対応）
通信機能	LAN	1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応
	無線LAN	Wi-Fi 6E（2.4Gbps）対応、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応
	Bluetooth	Bluetooth 5.1
インターフェース	メモリースロット	SDメモリーカード対応
	USB端子	USB 3.2（Gen2）Type-C×1（左側面） USB 3.2（Gen1）Type-A×2（左側面×1、右側面×1）
	映像入出力	HDMI出力端子×1
	LAN	RJ-45×1
	オーディオ	マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子 （φ3.5mmステレオ・ミニジャック）
バッテリー駆動時間		約10時間	約7.6時間
バッテリー充電時間		約2.4時間
Officeソフト		Office Home & Business 2021
本体サイズ（幅×奥行×高さ）		約36×23.55×2.5cm
重量		約1.7kg	約1.9kg

メモリが16GBから32GBになったことにより、複雑な作業やメモリを多く必要とするタスクをスムーズに実行するために有利です。

また、32GBのメモリを使用することで、より多くのアプリケーションやタブを同時に開くことができ、処理速度やシステムの安定性が向上します。

一般的には、16GBのメモリでも十分なパフォーマンスが得られますが、より快適に使いたい方は32GBのメモリを搭載したパソコンがおすすめです。

性能が向上しただけではなく、サイズは変わらずに重量も約200g軽くなり、バッテリー駆動時間も約2.4時間延びました。

そのため、自宅だけではなく外出先でも、このノートパソコン1台で資料作成や重たい処理ができます。

まとめ：パソコンのご相談・ご購入はノジマへ！

今回は、2023年6月15日（木）に発売した「FMVA58H2LN」の性能や特徴のご紹介から、富士通様から実機をお借りして商品レビューをしました。

やはり32GBのメモリを搭載しているので、インターネットの閲覧やOffice作業をもちろんのこと、画像・動画編集なども非常に快適に動作しました。

15.6型ワイドの大画面は以前のモデルから引き継ぎながら、約200g軽くなっており、自宅だけではなく外出先でも快適に利用できるのは非常に魅力的です。

ノートパソコンの寿命は5年とも言われているので、5年以上お使いの方やPCの動作に不満を感じている方は、お買い替えを検討してみてください。

ノジマでは、メーカー販売員がいないのでお客様にあったパソコンをご案内することができますので、ぜひお近くのノジマ店舗へお越しください！