備蓄米・古米を美味しく炊くには?「炊飯器 Bistro Vシリーズ」がおすすめ
更新日時 : 2025-07-04 13:15


日本の食卓に欠かせない主食であるお米。
2024年夏以降、全国的にお米の品薄や価格高騰が続き「令和の米騒動」とも呼ばれる事態が発生しました。
話題の備蓄米や古米を活用したいけれど、「まずい」という声も。実際、長期保存米はパサつきや独特のにおいが出ることがあります。
ただし、炊飯時の工夫で美味しく炊くことは可能です。
特にAI搭載の炊飯器は、お米の状態に合わせて最適な炊き加減に調整してくれるのでおすすめです。
今回は、ご家庭で備蓄米・古米をおいしく炊飯する方法を紹介します。
実際にパナソニック「炊飯器 Bistro Vシリーズ」を使ったレビューもご紹介しますので、今後の参考にぜひご覧ください。
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目次
備蓄米・古米とは?まずいって本当?
古米とは、収穫から1年以上経過したお米のことを指します。
日本では毎年秋に新米が出回り、その時期を境に前年に収穫されたお米は「古米」として扱われるようになります。
一方、新米とは、その年に収穫されたお米のことです。
スーパーなどで販売されているお米には、JAS法(日本農林規格等に関する法律)に基づき、12月31日までに精米・包装されたものに限り「新米」と表示することが認められています。
また、お米の流通や管理には「米穀年度(べいこくねんど)」が使われており、毎年11月1日から翌年10月31日までの1年間が一区切りとされています。
これにより、収穫された年の11月1日から翌年10月31日までのお米を「新米」、それ以降のお米は「古米」として扱われるのが一般的です。
備蓄米と古米の違い
「備蓄米」と「古米」とは、どちらも収穫から時間が経過したお米を指しますが、目的や管理方法が異なります。
古米は、一般的な流通の中で時間が経過し、古くなったお米のことです。
たとえば、スーパーなどで販売されているお米も、翌年の新米が出回る時期になると古米として扱われるようになります。
一方、備蓄米は、災害時や食料不足に備えて政府が計画的に保管しているお米のことです。
毎年一定量を買い入れ、専用の低温管理された倉庫で最大5年間保管されます。
そのため、一般的な古米に比べて品質の劣化が抑えられており、長期間にわたって安定した品質を保てるのが特徴です。
古米がまずいと言われる理由
古米には、「まずい」「臭いが気になる」といった印象を持たれることが多く、「新米のほうが美味しい!」と感じている人も少なくありません。
古米が新米と比べて美味しくないと言われる主な理由は、以下の3つです。
- 酸化
- 水分量の減少
- 保存環境の影響
お米は収穫された日から少しずつ酸化が進みます。特にお米に含まれる脂質は酸化しやすく、それが古米特有の臭いや風味の原因になります。
また、古米は時間経過により新米のようなもちもちとした食感や甘みがなくなり、硬くてパサついた食感になりがちです。
さらに、保存環境もお米の品質に大きく影響します。お米は高温多湿や直射日光に弱く、このような環境で保管すると劣化が早まります。
場合によっては虫がついたり、湿気によってカビが発生したりすることもあるため、長期保存する際には注意が必要です。
古米のメリット
ネガティブなイメージを持たれがちな古米ですが、次のようなメリットも存在します。
- 価格が安い
- 料理によっては新米よりも使いやすい
古米は、新米と比べて価格が安い傾向があります。 日常的にお米を食べている家庭では、古米を選ぶことで出費を抑えることが可能です。
物価上昇や食料価格の高騰が続く近年では、少しでも食品を節約したい家庭にとって、古米は強い味方になります。
また、新米よりも炊きあがりがやや硬めになるのが特徴です。
ごはん単体で食べると、古米特有の風味や食感が気になる場合がありますが、料理によっては古米が活躍することがあります。
たとえば、炒飯やピラフなどの料理では、古米のパラっとした炊きあがりが好まれます。
古米はかための炊きあがりなので、カレーライスとも相性はよく、また水分が多いリゾットのような料理にも粒が崩れにくいので最適です。
備蓄米の仕組みは?いつまで放出される?
備蓄米とは、災害や食料不足などの非常事態でも国民の食生活を守るために、政府が計画的に保管しているお米のことです。
10年に一度の深刻な不作や、2年連続の不作が発生した場合でも対応できるよう、およそ100万トン前後のお米が常に備蓄されています。
これは、全国民が1~2ヶ月間に消費するお米の量に相当します。
備蓄米は、全国各地にある300カ所以上の専用倉庫で保管されており、毎年約20万トンを新たに買い入れて、最大5年間保管する仕組みです。
これにより、古くなった備蓄米は毎年入れ替えられ、常に一定の品質を維持しています。
5年間持ち越した備蓄米は、主に飼料用として売却されます。
2025年2月14日、農林水産省は米価格の高騰を受け、政府備蓄米21万トンを一時的に放出する方針を発表しました。
なお、政府は2025年7月までの間、毎月備蓄米の放出を実施することを発表しています。
古米・備蓄米を美味しく炊く方法5選
古米は時間の経過とともに水分が減少し、風味や食感が新米に比べて劣りますが、ひと工夫加えるだけで美味しいご飯に炊き上げることができます。
古米・備蓄米を美味しく炊くためのコツは以下のとおりです。
- お米の洗い方を工夫する
- 水の量を増やして炊飯する
- 浸水時間を長めにする
- 竹炭を入れる
- 炊き分けできるAI搭載の炊飯器をつかう
それぞれ詳しく解説していきます。
お米の洗い方を工夫する
古米を美味しく炊くために工夫したいポイントは、お米の洗い方です。
まずはじめに、お米を洗う際に入れた最初の水は、素早く捨てるようにしましょう。
古米は時間の経過により、表面に付着した糠(ぬか)が酸化しやすく、この酸化した糠が古米特有の臭いや風味の原因になります。
最初に入れた水は白く濁りますが、これは糠を多く含んでいるためです。
お米は、特に乾燥している状態のときに最初に触れた水を強く吸収する性質があります。
そのため、最初の水でしっかり洗ってしまうと、臭いの原因である糠の成分を吸ってしまい、炊き上がりが糠臭くなるので注意が必要です。
最初の水を捨てた後は、水を入れ替えながら優しくお米を洗いましょう。
古米を美味しく炊くには、普段よりも多めに水を替えながら洗米するのがおすすめです。
例えば、いつもは3回洗うところを5回ほどに増やすことで、米粒の表面に残った劣化した成分をしっかり洗い流し、吸水しやすくなります。
水の量を増やして炊飯する
古米は、時間の経過とともに内部に含まれる水分が抜けて乾燥しているため、新米と同じ水加減で炊くと「ご飯が硬い」「パサつく」と感じやすくなります。
そのため、古米をふっくらと炊き上げるには、水分量をやや多めにするのがポイントです。
通常、お米1合(約150g)に対して水は約200mlが基本の目安とされていますが、古米の場合は1合あたり20~40mlほど水を多く加えると、パサつきを抑えたやわらかい食感に仕上がります。
ただし、水を入れすぎると逆にべちゃつきの原因になってしまうため、少しずつ調整しながら自分好みの水加減を見つけることが大切です。
浸水時間を長めにする
炊飯前にお米を浸水させることで、米粒の内部までしっかりと水分を吸収させることができます。
これにより、炊飯時に熱が均等に伝わりやすくなり、ムラなく加熱されます。
また、十分に浸水することで、お米に含まれるでんぷんが水と熱によってやわらかくなる「糊化(こか)」がスムーズに進み、ふっくらとした食感の炊き上がりになります。
最適な浸水時間の目安は、季節によって異なります。夏場は30分程度、冬場は1~2時間程度が一般的です。
ただし、長時間浸水しすぎると、炊き上がりがやわらかくなりすぎたり、風味に影響したりする可能性があるため、適切な時間を守ることが大切です。
近年の炊飯器は、炊飯の工程に浸水時間が組み込まれているモデルがありますが、古米の場合は特に、事前に10分ほど浸水させると、より美味しく炊けるでしょう。
竹炭を入れる
古米の臭いが気になる方には、炊飯時に竹炭を入れる方法がおすすめです。
竹炭が持つ消臭効果が古米特有の臭いを吸着し、やわらげてくれます。
炊飯時に竹炭を1~2本入れておくだけで、さっぱりとした味わいのご飯に仕上がります。
さらに、竹炭に含まれるミネラル成分や遠赤外線効果により、お米の内部まで熱がしっかりと伝わり、ふっくらと美味しい炊き上がりになるのもポイントです。
炊き分けできるAI搭載の炊飯器をつかう
古米は、「どうしても味が落ちる」「美味しく炊けない」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最新の炊飯器にはAI(人工知能)が搭載されているモデルが登場しており、その常識を覆しています。
AI搭載炊飯器は、お米の種類や状態を自動で見極め、最適な炊き方を細かく調整する機能を備えています。
そのため、古米や複数の銘柄を混ぜたブレンド米でも、まるで新米のような美味しさに炊き上げることができます。
もし、古米の味に不安を感じている、あるいはもっと美味しく古米を活用したいとお考えでしたら、ぜひ一度、最新のAI搭載炊飯器を検討してみてはいかがでしょうか。
家電専門店ノジマなら、お客様のニーズにぴったりの炊飯器選びをお手伝いいたします。
炊飯器に関する疑問や、最新炊飯器の詳しい機能についてもお気軽にノジマへご相談ください。

パナソニック独自の「ビストロ匠技AI」を搭載している「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」なら備蓄米・古米も美味しく召し上がれます。特徴や食べた感想など掲載しているので、引き続き記事をご覧くださいませ。
備蓄米・古米が美味しく炊ける炊飯器のおすすめは?
古米を美味しく炊ける炊飯器を探している方には、パナソニックの「Bistro Vシリーズ」をおすすめします。
古米は新米に比べて、炊きあがりが硬くなりがちです。
そのため、古米を美味しく炊き上げるには、高い炊飯性能が求められます。
パナソニックが展開している代表的なモデルの違いを見てみましょう。
モデル | ![]() 炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB) |
![]() 炊飯器 Bistro Wシリーズ(SR-W10BB) |
![]() SR-M10B おどり炊き |
SR-H10B |
---|---|---|---|---|
種類 | 可変圧力IH | 可変圧力IH | 可変圧力IH | IH |
カラー | ブラック/ライトグレージュ | ブラック | ブラック/ホワイト | ブラック |
炊飯容量 | 0.5~5.5合 | 0.5~5.5合 | 0.5~5.5合 | 0.5~5.5合 |
本体サイズ 幅×奥行×高さ (cm) |
28.5×30.1×23.0 | 28.5×30.1×23.0 | 24.7×33.3×23.7 | 25.5×27.9×23.3 |
ビストロ匠技AI | 〇 約9,600通り |
〇 約3,200通り |
– | – |
おどり炊き | 〇 | 〇 | 〇 | – |
加熱方式 IH | 全面発熱IH・大火力IH | 全面発熱IH・大火力IH | 全面発熱IH | 2段IH |
加熱方式 圧力 | 急減圧バルブ | 急減圧バルブ | 急減圧バルブ | – |
加熱方式 加熱追い炊きポンプ |
〇 | – | – | – |
内釜 | ダイヤモンド竈釜 | ダイヤモンド竈釜 | ダイヤモンド竈釜 | 備長炭釜 |
炊き分け | ビストロ炊飯コース 食感自在炊き分け12種類 銘柄炊き分け73銘柄 |
ビストロ炊飯コース 食感炊き分け3種類 銘柄炊き分け6銘柄 |
食感炊き分け4種類 | 食感炊き分け3種類 |
炊飯コース | 11コース | 9コース | 7コース | 7コース |
メニュー数 | 17メニュー | 13メニュー | 13メニュー | 8メニュー |
保温機能 | うるおいキープ保温 (24時間) |
保温 | 保温 | 保温 |
釜の保証年数 | 5年 | 3年 | 3年 | 3年 |
Bistro Vシリーズに搭載されている「ビストロ匠技AI」は、3つのセンサーでお米の状態を検知し、火加減や圧力加減を自動で調整する独自技術です。
約9,600通りの炊飯プログラムの中から最適な炊き方を選び、古米でもふっくらと美味しいご飯を炊きあげてくれます。
さらに、パナソニック独自の4つの大火力技術が搭載されています。
- おどり炊き:急減圧バルブにより爆発的な沸騰を生み出し、お米をおどらせてムラなく加熱
- 全面発熱IH:内釜全体をしっかり加熱し、お米の芯まで熱を伝える
- 加圧追い炊きポンプ:熱風で加圧し、最後まで高温を保つ
- ダイヤモンド竈釜:高い発熱性と蓄熱性で、余すことなくお米に熱を伝える
これらの技術により、お米本来の旨みを引き出し、一粒一粒ムラなく炊きあげることができます。
炊飯性能に優れたBistro Vシリーズは、古米を美味しく味わいたい方におすすめの炊飯器です。
炊飯器 Bistro Vシリーズは備蓄米・古米も美味しく炊ける
パナソニック 炊飯器 Bistro Vシリーズは、新米はもちろん、古米やブレンド米も美味しく炊き上げる高性能モデルです。
上記項目で解説したように、備蓄米は保存期間が長いため、古米やブレンド米として流通することが多く、炊き上がりがパサついたり、風味が劣るといった声も少なくありません。
特に「備蓄米=まずい」というイメージを持たれることもあります。
そんな中で、炊飯器 Bistro Vシリーズは、備蓄米を美味しく食べたい方にこそおすすめ。
独自の「ビストロ匠技AI」が、お米の状態や量に合わせて火加減や加圧を自動調整し、古米でもふっくらとした粒感と豊かな甘みを引き出します。
その特長を詳しくご紹介します。
基本スペック
炊飯量 | 0.5~5.5合 |
---|---|
炊飯タイプ | 可変圧力IHジャー炊飯器 |
内釜 | ダイヤモンド竈釜 遠赤ダイヤモンドプレミアムコート |
内釜の厚さ | 約2.2mm |
保温時間 | うるおいキープ保温 24時間 |
炊飯機能 | ビストロ匠技AI・食感炊き分け・銘柄炊き分け・高速・エコ炊飯・おどり炊き・全面発熱IH・加圧追い炊きポンプ |
炊飯メニュー | 炊込みご飯・おこわ・おかゆ・おこげ・冷凍用ごはん |
炊飯材料 | 白米・無洗米・玄米・雑穀米・麦ごはん・ロウカット玄米・発芽・分づき・もち米 |
お手入れ機能 | 圧力お手入れ機能・フラット天面パネル・ワンタッチふた加熱板(食洗機対応) |
最大消費電力 | 1210W |
年間電気代 | 2190円 |
炊飯時消費電力量/回 | 169Wh |
保温時消費電力量/h | 12.9Wh |
サイズ | 幅285x高さ230x奥行き301(mm) |
重量 | 6.3kg |
カラー | ブラック・ライトグレージュ |
【最新技術】ビストロ匠技AI
パナソニック「ビストロ匠技AI」は、まるで熟練の職人のように、お米の状態に合わせて最適な炊き上がりを実現する先進技術です。
3つの高精度なセンサーが炊飯中のお米の水分量や変化をリアルタイムに監視し、その情報を基に約9,600通りもの緻密なプログラムの中から最適な炊き方を瞬時に選択します。
このAIによるきめ細やかな制御の鍵となるのが、火加減と圧力加減の絶妙な調整です。
お米の乾燥状態に合わせて、加圧時間や加圧高さ、火力を細かくコントロールすることで、お米本来の甘み、ハリ、そしてもっちりとした食感を最大限に引き出します。
さらに、「ビストロ匠技AI」を搭載した炊飯器は、大火力技術も特筆すべき点です。
全面発熱IH、加圧追い炊きポンプ、急減圧バルブといった独自の技術が、お米一粒一粒に均一かつパワフルな熱エネルギーを伝え、芯までふっくらとした炊き上がりを可能にします。
銘柄米の個性を際立たせるのはもちろんのこと、備蓄米や古米・ブレンド米などのお米の状態にも左右されることなく、常に最高の状態でご飯を味わえます。
特長1. ダイヤモンド竈釜
内釜には「ダイヤモンド竈釜」を採用。
熱伝導率の高いダイヤモンド粒子を釜全体に配置することで、細かい泡を発生させ、熱をムラなく伝え、ご飯全体をふっくらと炊き上げます。
特に古米やブレンド米を炊く際に重要な「均一な加熱」を実現しています。
特長2. おどり炊き(急減圧バルブ)
高圧状態から急減圧することで爆発的な沸騰を起こし、お米をおどらせてムラなく熱を伝えます。
これにより、古米やブレンド米でも粒感を保ちながら、甘み・もちもち感を引き出します。
特長3. 食感自在炊き分け・銘柄炊き分け
充実した炊き分け機能と炊飯コースも魅力です。「かため1~3」「やわらか1~3」など、12通りの食感に炊き分けられます。
コシヒカリやあきたこまちなど、日本全国73銘柄の炊き分けにも対応しており、銘柄米の性質を活かした炊飯が可能です。
特長4. うるおいキープ保温 24時間
AIが保温中のご飯の量を検知する「うるおいキープ保温」を搭載。
ご飯の残量に応じて最適な温度に自動調整しつつ、内釜に余った水分を利用することで、最大24時間、べたつきや乾燥のないご飯を保ちます。
炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)を実際に炊いてみました!
今回は、「炊飯器 Bistro Vシリーズ」を炊いてみました。AI搭載の炊飯器でどのような結果が出るのでしょうか?
以下実証の工程を解説していきます。
「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」の炊飯工程
炊飯中の「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」。まず、炊飯時間が表示され、左に炊飯の状態が表示されています。この時はブレンド米を炊いていました。
残り19分になり、炊飯の状態は「匠技AI」。お米の状態にあった炊飯がされています。
残り6分、仕上げに表示が変わります。
完成、「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」はかかった電気代の表記まで記載してありました。
それでは炊飯結果はどうなっているでしょうか。実食していきます。
「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」ブレンド米:炊き上がり
備蓄米を想定して、「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」でブレンド米を炊いてみました。
以下ブレンド米を炊いた解説をしていきます。
お米の品種はミックスされ、水分量の調節や炊き加減が難しいですが、べちゃっとすることも硬くなることもなく炊けています。
しゃもじで混ぜてみても、まとまりよくツヤや色もよく、美味しそうに炊けています。
実際に試食してみると、しっかりした歯ごたえがありスッキリした味で食べやすいお米でした。
ブレンド米でも炊いた時のムラなどはありません。 お米の食感は均一です。AIの力はすごいですね。
【食べ比べ検証】ノジマ社員100人はどちらを選ぶ?
炊飯器のスペックや機能を比較するのも大切ですが、やっぱり一番気になるのは「実際に炊いたご飯の味」。
今回は、同じ条件で炊いたご飯を、「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」と「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」で食べ比べてみました!
それぞれの炊き上がりの違いや、食感・香り・甘みの感じ方など、実際に口にしてみたからこそわかるリアルな感想をお届けします。
【食べ比べ検証の流れ】
- 「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」と「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」で炊き比べ!ブレンド米とコシヒカリでそれぞれ炊く
- 【第1弾】ノジマ社員100人がブレンド米で食べ比べ
- 【第2弾】ノジマ社員100人が銘柄米コシヒカリで食べ比べ
- それぞれどちらで炊いたご飯が美味しいか結果発表
【食べ比べ検証】どちらで炊いたご飯が美味しい?
炊飯器の性能の違いは、果たして味にどれほど表れたでしょうか?
「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」と「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」で炊いたご飯を、銘柄米とブレンド米それぞれで用意し、どちらの炊飯器かを伏せた状態で試食。
見た目や香り、食感、そして味わいにどのような違いを感じるのか、ノジマ社員100人でじっくりと検証してみました。
【第1弾】ノジマ社員100人がブレンド米で食べ比べ
どちらの炊飯器かを伏せた状態で以下のとおり用意し、見た目・香り・食感・味わいを比較しています。
A(緑) | B(黄) |
![]() |
![]() |
WIN!「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」(ブレンド米) | 「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」(ブレンド米) |
その結果、A(緑)が圧倒的な支持を集め、食べた全員がその完成度に驚く展開となりました。
【Bistro 炊飯器で炊いたご飯の感想】
ひと口食べた瞬間に、甘みがじわっと広がって感動。お米ひと粒ひと粒が立っていて、まさに“ごちそう”です。
お家に炊飯器はないのだけれど、これを食べたら欲しくなるレベル…。モチモチだけどしっかり歯ごたえもあって最高!
【第2弾】ノジマ社員100人が銘柄米コシヒカリで食べ比べ
炊飯器の性能差が如実に出やすいと言われる銘柄米。魚沼産コシヒカリを使って、食べ比べを実施しました。
どちらの炊飯器で炊かれたかを伏せたブラインドテスト形式で行っています。
A(赤) | B(青) |
![]() |
![]() |
DRAW「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」(銘柄米コシヒカリ) | DRAW「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」(銘柄米コシヒカリ) |
ノジマ社員100人でのブラインド試食の結果、驚いたのは好みが見事に分かれたこと。
「しっとり系で食べやすいAが好き」という声と、「噛みごたえと香りのあるBが印象的」という声が拮抗し、最終的には“ほぼ互角”という結果に落ち着きました。
【おどり炊き炊飯器で炊いたご飯の感想】
柔らかめで子どもも食べやすい食感。普段の食卓にはちょうどいい感じで、クセがなくて食べやすかったです。
【Bistro 炊飯器で炊いたご飯の感想】
炊き立ての香りから違う。コシヒカリの旨味がダイレクトに感じられて、シンプルに塩むすびで食べたくなりました。
銘柄米コシヒカリに関しては、「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」と「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」で明確な優劣はつかず、それぞれの機種が異なる魅力を発揮した印象です。
「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」は、やわらかめの食感と口当たりの良さが特徴で、家族全員が食べやすいご飯に。
一方、「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」はお米本来の粒立ちや香り、甘みをしっかり感じたい方にぴったり。
どちらを選ぶかは、まさに“好み次第”という結果となりました。
検証結果 | ![]() Bistro炊飯器(SR-V10BB) |
![]() おどり炊き炊飯器(SR-M10B) |
---|---|---|
ブレンド米 食べた結果 |
◎ | △ |
銘柄米コシヒカリ 食べた結果 |
〇:引き分け | 〇:引き分け |
ブレンド米 炊き上がり |
「ビストロ匠技AI」で炊くと、ふっくらとした食感。パサつきが少なく、新米に近い仕上がり。 | 標準モードでは若干パサつきがあるが、水加減を調整すれば美味しく炊ける。 |
銘柄米 炊き上がり |
つやがあり、一粒一粒が立った美しい炊き上がり。 | ふっくらとした炊き上がりで、十分美味しい。 |
【結論】「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」なら新米もブレンド米も美味しい!
「炊飯器 Bistro Vシリーズ(SR-V10BB)」は、新米も古米やブレンド米も美味しく炊ける万能な炊飯器です。
特に古米や備蓄米を美味しく炊ける点が大きな魅力です。
「炊飯器 Bistro Vシリーズ」で新米・ブレンド米の炊き分けを実感!
実際に使ってみると、新米と古米やブレンド米の炊き分け機能の効果を実感できます。
「ビストロ匠技AI」では火加減や圧力加減が自動調整され、古米特有のパサつきを抑えてくれます。
また、新米では銘柄ごとに含まれている水分量や特性に合わせた炊飯が行われ、新米本来の甘みや香りを引き出します。
炊き分け機能がないと?
炊き分け機能がない一般的な炊飯器で古米を炊くと、パサつきや硬さが気になる場合があります。
特に備蓄米のような古いお米では、その傾向が顕著です。
「おどり炊き炊飯器(SR-M10B)」のような標準的な炊飯器でも、水加減を調整すれば美味しく炊けますが、手間がかかり、毎回の調整が必要になります。
一方、「Bistro 炊飯器 SR-V10BB」なら、ボタン一つで最適な炊き方に自動調整してくれるので、誰でも簡単に美味しいご飯が炊けます。
炊飯器のご購入はぜひお近くのノジマへ!
備蓄米放出で手に入れたお米を美味しく炊くためには、適切な炊飯器選びが重要です。
特に古米やブレンド米を美味しく炊ける機能を持った炊飯器があれば、備蓄米も新米のようにおいしく食べられます。
ノジマでは、今回ご紹介したパナソニックの「炊飯器 Bistro Vシリーズ」をはじめ、様々なメーカーの炊飯器を取り揃えています。
お客様のライフスタイルや予算に合わせて、最適な炊飯器をご案内いたします。
また、炊飯器の使い方や手入れ方法など、ご不明な点があれば、ノジマ店頭にて丁寧にご説明いたします。
番外編「炊飯器 Bistro Vシリーズ」でカオマンガイも作れます
カオマンガイは、タイの定番鶏飯料理。鶏の旨味がご飯に染み込み、スイートチリソースなどと相性抜群で、日本でも人気です。
実はこの料理、タイ米やブレンド米の活用にも最適。鶏の出汁がご飯に深みを与え、多少の風味の劣化も気になりません。
特に「Bistro炊飯器」を使えば、火加減と圧力加減のコントロールが精密で、プロのような仕上がりに。
自宅で本格タイ料理を楽しめるうえ、材料を入れてボタンを押すだけの手軽さは忙しい日にも最適です。
「炊飯器 Bistro Vシリーズ」ならではの多機能性を活かして、美味しいカオマンガイにぜひ挑戦してみてください。
「炊飯器 Bistro Vシリーズ」で作るカオマンガイの材料
材料はこれだけ!お米は今回はタイ米(ジャスミンライス)を使用していますが日本米でも美味しく作れます。
鶏肉を生のまま炊くことで、鶏肉の旨みをご飯に移せます。もも肉でもむね肉でもどちらでも大丈夫です。
- 鶏むね肉 …300g
- 米(タイ米) …2合
- 鶏がらスープの素…小さじ1
- 塩 …小さじ1
- 水 …約50ml
- ショウガ …適量
- ニンニク …適量
- お好みの野菜(ベビーリーフ・ミニトマトなど)…適量
【作り方】「炊飯器 Bistro Vシリーズ」でカオマンガイを作ってみた!
「Bistro 炊飯器 SR-V10BB」に、タイ米と規定量の水を入れる。
鶏むね肉を乗せる。塩・鶏がらスープの素を入れ、【白米または無洗米】→【炊込み】を選択し、【炊飯】ボタンを押す。
ブザーが鳴ったら、鶏肉を取り出し、ご飯を上下ひっくり返すようにふんわりほぐし、器に盛る。
鶏肉、ミニトマト、ベビーリーフを器に盛り、スイートチリソースをかける。完成!
ノジマ社員による「炊飯器 Bistro Vシリーズ」で作るカオマンガイを食べた感想
タイ米と思えないほど、食感よく大変美味しかったです。言われなかったら、日本米と区別がつかないと思います…いま日本米が高いので、タイ米にシフトしようかと思うほどでした。
お米にもお肉にも味がしみており、お店で出されても納得のクオリティなので、これが家で作れると思うと、炊飯器が欲しくなりました!
タイ米というとあまり美味しくないという印象を持っていましたが、食べてみるとすごく美味しくて驚きました。
日本のお米とまた違った風味があり、食感も良く、これはありだな!と思いました。主食にしても問題ないレベルの味で驚きました。
米の芯まで味が染み込んでいて、米の一粒一粒まで美味しく炊けている。まるでバンコクの屋台のような味わい!!
上記コメント以外にも「お米はタイ米のイメージを覆すほど芯もなくふっくら美味しく炊けていました。カオマンガイもとても美味しかったです。これが炊飯器でできるのが驚きました。」「べちゃっとしてなくて程よい水分量だった。日本米に比べて少しぱさっとしていて思ったよりは食べやすい。」との意見もあり、タイ米が苦手なノジマ社員も問題なく美味しく食べることができました。
ぜひお気軽にチャレンジしてみてくださいね!「炊飯器 Bistro Vシリーズ」ならさらに美味しく作れますよ!
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