コーヒーメーカーの選び方を解説!種類やメーカーごとの特徴をご紹介

更新日時 : 2022-09-02 15:47

コーヒーメーカーの選び方を解説!種類やメーカーごとの特徴をご紹介

コーヒーメーカーは自宅で美味しいコーヒーを淹れたいときに便利です。

リモートワークなどで家にいる時間が増えた今、気軽に本格的なコーヒーが飲みたい人たちからの需要が高まっています。

しかし、ドリップ式や全自動モデル、エスプレッソ式など種類が多いため、初めてコーヒーメーカーを購入する方のなかには、どうやって選べばいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、初心者向けにコーヒーメーカーの選び方を解説します。

おすすめのメーカーも紹介するので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

1分でわかる選び方解説!

目次

コーヒーメーカーの種類

コーヒーメーカーは「ドリップ式」「エスプレッソ式」「カプセル式」の3種類に分けられます。

それぞれ特徴が異なるので、作りたい飲み物や予算に合わせて選びましょう。

ドリップ式

ドリップ式

ドリップ式のコーヒーメーカーは、挽いた豆でできたコーヒーの粉をフィルターに入れ、お湯を注ぐことによってコーヒーを抽出する方式です。

最もスタンダードなコーヒーメーカーで、ほかのタイプよりも安い価格帯で販売されています。

機種によっては1回でカップ10杯分のコーヒーを淹れられるものもあり、まとめて大量のコーヒーを淹れたいときに便利です。

なお、ドリップ式にはコーヒー粉をセットして使う「ミルなしタイプ」豆を挽くことができる「ミル付きタイプ」豆を挽くところから抽出までできる「全自動タイプ」の3種類あるので、それぞれの違いを把握しておきましょう。

ミルなしタイプ

ミルなしタイプ

ミルなしタイプは、豆を挽くためのミルが付いていないため、コーヒー粉からしか抽出できません。

ただ、シンプルな作りになっている分、本体サイズがコンパクトになっているモデルが多いです。

また、価格がリーズナブルなので、安くコーヒーメーカーを手に入れたい方に向いています。

ミル付きタイプ

ミル付きタイプ

ミル付きタイプは、豆を挽くためのミルが内蔵されているタイプのドリップ式コーヒーメーカーです。

豆からコーヒーを淹れられるので、コーヒー粉にはない味わいと香りを楽しめます。

本格的なコーヒーを楽しみたい方におすすめです。

全自動タイプ

全自動タイプ

全自動タイプは、豆を挽くところからコーヒーを抽出するまでの工程を自動で行ってくれます。

面倒な作業がボタンひとつでできるので、本格的なコーヒーを気軽に淹れたい方におすすめです。

しかし、全自動タイプのコーヒーメーカーは高価なモデルが多く、本体サイズが大きいデメリットがあります。

エスプレッソ式

エスプレッソ式

エスプレッソ式のコーヒーメーカーは、コーヒー粉に圧力をかけて旨みを凝縮し、コーヒーを一気に抽出する方式です。

名前の通り、エスプレッソコーヒーを抽出することを得意としていますが、カプチーノやカフェラテなどのミルクを使ったアレンジも楽しめます。

全自動モデルなら豆を挽いて抽出するまでの工程を自動で行ってくれるので、コーヒーを淹れるまでの作業が面倒な方にぴったりです。

カプセル式

カプセル式

カプセル式のコーヒーメーカーは、本体にセットした専用カプセルからコーヒーを淹れる方式です。

水とカプセルをセットし、抽出ボタンを押すだけでコーヒーを淹れられます。事前準備と操作が簡単なので、だれでも使いやすいのがメリットです。

カプセルの種類が多いため、いろいろな味や飲み物を1台で楽しめます。

ただ、コーヒーを淹れるために専用カプセルが必要になるのと、1杯あたりのコストが高いところがデメリットです。

コーヒーメーカーの基本的な選び方

コーヒーメーカー選びで失敗しないために、どういったポイントに注目すべきなのかを解説していきます。

容量で選ぶ

容量で選ぶ

コーヒーメーカーを選ぶ際は、一度に何杯分のコーヒーを淹れられるのかチェックしておきましょう。

一度に4杯淹れられるものから10杯淹れられる大容量モデルまで幅広く販売されているので、利用頻度や家族構成などに合わせて選びましょう。

なお、カプセル式のコーヒーメーカーは1杯ずつ淹れるタイプが一般的。

一人暮らしならカプセル式でも問題ありませんが、家族みんなでコーヒーを楽しみたい家庭は注意が必要です。

フィルターで選ぶ

フィルターで選ぶ

ドリップ式など、コーヒーを抽出して淹れるタイプのコーヒーメーカーを選ぶ際は、フィルターにも注目してみましょう。

フィルターは主に「ペーパーフィルター」と「メッシュフィルター(ペーパーレス)」の2種類あります。

ペーパーフィルターは使い捨て出来るので、使ったあとのお手入れが簡単です。

また、ろ過するときにコーヒーの油分をカットするため、すっきりとした味わいになります。

一方、メッシュフィルターは使ったあとに洗うのが面倒ですが、何度でも繰り返し使えるのでランニングコストがかかりません。

仕上がりについては、コーヒーの油分までダイレクトに抽出されるため、コクのある味わいになります。

お手入れのしやすさで選ぶ

お手入れのしやすさで選ぶ

コーヒーメーカーを継続的に使っていくには、定期的なお手入れがかかせません。

できるだけお手入れの負担を減らすために洗いやすいモデルを選ぶことが重要になります。

たとえば、給水タンクを取り外して丸洗いできるモデルがおすすめです。

また、ミル付きタイプのモデルならミル部分が取り外せると、お手入れが簡単になります。

サーバーの種類で選ぶ

サーバーの種類で選ぶ

サーバーの種類は「ガラス製」と「ステンレス製」の2種類あります。

ガラス製は、価格の安さが魅力です。容器が透明になっているため、外側からコーヒーの残量をチェックできます。

しかし、耐久性が低く、衝撃などで破損しないように注意が必要です。

ステンレス製は、耐久性と保温性に優れています。

コーヒーの温度を長時間保てるので、煮詰まりで味が劣化するのを防げるのが魅力です。

ステンレス製なら一度淹れたコーヒーをじっくりと楽しめます。

搭載機能で選ぶ

コーヒーメーカーにはさまざまな便利機能が搭載されています。

メーカーや機種によって搭載機能は変わってくるので、基本性能と合わせてチェックしておくといいでしょう。

浄水機能

水機能

水道水を使ってコーヒーを淹れる方は、浄水機能がおすすめです。

水道水にはコーヒーの香りなどに影響するカルキが含まれています。

浄水機能を搭載したモデルなら水道水のカルキを除去し、クリアな水でコーヒーを淹れられます。

蒸らし機能

蒸らし機能

より美味しいコーヒーを淹れるには、コーヒー本来の香りと味わいを引き出すために蒸らす工程が必要です。

蒸らし機能が搭載されていれば、コーヒーを抽出するときにじっくりと蒸らすことができます。

本格的なコーヒーを淹れたい方は蒸らし機能をチェックしてみてください。

予約タイマー機能

予約タイマー機能

予約タイマー機能があれば設定した時間にコーヒーを淹れられます。

朝コーヒーを飲みたい場合は、起床する時間に予約タイマーを設定しておくと、すぐに美味しいコーヒーが飲めるので便利です。

自動洗浄機能

自動洗浄機能

お手入れの負担を少しでも減らしたい方は、自動洗浄機能を搭載したモデルを選びましょう。

使ったあとに自動で本体内部を洗浄してくれるので、清潔な状態を保てます。

メーカーによって細かい機能が異なるので、機能の有無とあわせて、どういった効果があるのかチェックしてみるといいでしょう。

コーヒーメーカーのおすすめメーカー5社

コーヒーメーカー選びで悩んだときは、メーカーの特徴を参考にしてみるのも一つの手です。

ここでは、人気メーカー5社を紹介するので、気になるメーカーがあったらチェックしてみてください。

デロンギ(De’Longhi)

デロンギ(De'Longhi)

デロンギは、オイルヒーターなどの暖房器具で知られる世界的なメーカーです。

高品質なコーヒーメーカーにも定評があり、世界各国でトップクラスの売り上げを獲得するほどの人気を誇っています。

高性能モデルの「プリマドンナ」や「エレッタ」、初心者向けモデルの「マグニフィカS」など、性能別にラインナップが用意されているため、自分に合ったコーヒーメーカーを探しやすいのが魅力です。

また、デザインがおしゃれなモデルが多いので、機能性だけでなく見た目にもこだわりたい方にもおすすめ。

象印(ZOJIRUSHI)

象印(ZOJIRUSHI)

象印は、コスパの高いキッチン家電を展開するメーカーです。

コーヒーメーカーでは、カップ3杯分の小容量モデルから最大10杯のコーヒーを作れる大容量モデルまで幅広く取り扱っています。

一人暮らし用やファミリー用など利用人数に合わせて選びやすいでしょう。

高性能なモデルには、象印がこれまで培ってきた炊飯器や電気ポットの技術を活かし、「マイコン予熱」と「ダブル加熱」を搭載。

ほかのモデルにはない高温抽出を実現し、豆本来の味を引き出した本格的なコーヒーを淹れられます。

ネスレ(Nestle)

ネスレ(Nestle)

ネスレは、インスタントコーヒーブランド「ネスカフェ」で有名なメーカーです。

ネスカフェはコーヒーメーカーも展開しており、1杯あたりの値段と本体価格が安い「バリスタ」シリーズと、ラテやココアなどのコーヒー以外の飲み物も楽しめる「ドルチェ グスト」シリーズを手がけています。

また、現在はネスレから独立していますが、「ネスプレッソ」シリーズのカプセル式コーヒーメーカーを展開。

豆の生産地などの特徴を活かした本格的なコーヒーやエスプレッソを楽しめます。

シロカ(Siroca)

シロカ(Siroca)

シロカは、キッチン家電を中心に取り扱っているメーカーです。

コンパクトで省スペースに設置できるドリップ式コーヒーメーカーや、全自動コーヒーメーカー「カフェばこ」モデルなどを展開しています。

シロカのコーヒーメーカーは使い勝手の良さとリーズナブルな価格が特徴的。

コスパ重視で選びたい方は一度チェックしてみてください。

バルミューダ(BALMUDA)

バルミューダ(BALMUDA)

バルミューダは、おしゃれな家電が人気のあるメーカーです。

コーヒーメーカーでは、ミルなしドリップ式の「BALMUDA The Brew」モデルのみ展開しています。

綿密な温度制御や0.2ml単位の正確なドリップを実現する独自技術「クリア ブリューイング メソッド」の搭載により、ほかのメーカーとは違った香り・味わい・後味を実現。

また、シンプルなデザインを採用していて、だれでも使いやすい操作性になっています。

まとめ

ノジマはメーカー販売員のいない唯一の家電専門店です

今回は、コーヒーメーカーの基本的な選び方を解説しました。

コーヒーメーカーは大きく分けて以下の3種類に分けられます。

ドリップ式:最もポピュラーで価格が安い

エスプレッソ式:エスプレッソコーヒーに特化

カプセル式:準備と操作が簡単で使いやすい

それぞれの違いを踏まえ、利用用途に適したものを選ぶことが大切です。

そのほかに、コーヒーメーカーを選ぶときにチェックしておきたいポイントはこちら。

  • 容量
  • フィルター
  • お手入れのしやすさ
  • サーバーの種類
  • 搭載機能

各ポイントを比較して、自分に合ったモデルを選んでみてくださいね。

ノジマ店頭ではさまざまなコーヒーメーカーを取り扱っております。

実際に店頭で見て、サイズ感や色の感じなど、使うシーンにあわせてご自身にピッタリなコーヒーメーカーを選んでみてくださいね。

何かご不明点などがあったらぜひ、お気軽にご相談ください!

 

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