電気シェーバーの肌別、ヒゲ別の選び方

更新日時 : 2019-12-23 11:02

電気シェーバーはメーカーごとに特徴があり、剃り味も異なります。また各社、製品ラインナップも豊富で、シェーバー選びはとかく迷いがち。そのシェーバー選びのポイントは、自分の肌やヒゲと相性がいいものを選ぶこと。使うほどに愛着がわく、自分に合ったシェーバーを見つけましょう。

電気シェーバーの駆動方式をチェック！

電気シェーバーには「往復式」「回転式」「ロータリー式」の3つの駆動方式があります。往復式の主要メーカーはパナソニックとブラウン、回転式はフィリップス、ロータリー式は主に日立が採用しています。

日本国内のシェアは、パナソニックとブラウンが合わせて全体の7割近くを占めており、往復式が最もポピュラーな駆動方式といえます。ただし世界では、回転式のフィリップスがトップメーカーです。

各タイプの主な特徴は次の通りです。

・往復式：網刃でキャッチたしヒゲを、左右に往復する刃で剃るタイプ。深剃りしやすく、ヘッドの面積が広いために早剃りも得意です。パワフルで動作音はやや大きめです。

・回転式：3つに分かれたヘッドに円盤のような刃がついたタイプ。肌にフィットしながら滑らかに動き、肌にやさしい剃り味です。動作音は静かで、じっくり時間をかけて剃る人におすすめです。

・ロータリー式：円筒上の内刃を回転させ、ヒゲを巻き込みながら剃るタイプ。往復式と回転式のメリットを合わせる目的で開発されました。静かな動作音ですが、切れ味はシャープで、ヘッドの面積が広いため早剃りも得意です。

ヒゲの特徴に合わせたタイプは？

ヒゲが濃く、ヒゲの量が多い人は、往復式がおすすめ。刃の枚数によってヘッドの大きさが変わりますが、3枚刃以上のものは深剃りも早剃りも得意です。ロータリー式も濃いヒゲに威力を発揮し、往復式より振動と音が穏やかです。

ひげがやわらかく、細い人は、ヒゲをとらえやすい、回転式がおすすめ。剃り方にコツがあり、肌の上で回しながら剃ると効率がよく、「往復式」のように直線的に動かすとうまく剃れません。往復式とロータリー式に比べてヒゲ剃りに要する時間は長くなりますが、ヒゲが飛び散らないため、リビングでテレビでも見ながらのんびり剃ることもできます。

肌の特徴に合わせたタイプは？

肌が弱く、敏感肌の人は、回転式がおすすめ。外刃が厚めになっているため、肌への負担が少なく、回しながら剃る動作が肌へ余分な力がかかるのを抑える効果があります。肌へぴったりとくっつくフィット感も快適です。ただし、深剃りには時間を要するというデメリットがあります。

肌が丈夫でとにかく深剃りを早くすませたいという人は、往復式かロータリー式を。ただし、往復式は外刃が薄めに作られ、強く押し付けると肌にダメージを与えることがあります。

また、ロータリー式は巻き込んで剃るという特徴があるため、肌に吹き出ものがある場合や肌に凸凹がある人は、肌も巻き込んでしまうリスクがあります。

以上を簡単にまとめると、

・肌が丈夫でヒゲが濃く、深剃りしたい人…往復式かロータリー式がおすすめ
・ヒゲが薄く、敏感肌の人…回転式

をチェックしてみてください。

なお、ヒゲ剃り時の騒音が気になるという人は、音も振動も少ない回転式とロータリー式がおすすめです。

シェーバーとの相性一覧

	髭が濃い	髭が薄い	髭の量が多い	髭の量が少ない	振動と音が穏やか	敏感肌
往復式	○		○
ロータリー式	○		○		○
回転式		○		○	○	○

性能を最大限に発揮するには替え刃にも注目！

電気シェーバーの性能を持続させるためには、替え刃にも気を配りましょう。基本的に、新しい替え刃に切り替えるタイミングは約1～2年が目安です。

以前と比べて力を入れないと剃れなくなったと感じたら、買い替え時。「切れない包丁はケガのもと」とよく言いますが、電気シェーバーも刃が劣化すると、ヒゲ剃りに余分な力が入って肌にダメージを与えることがあります。

刃こぼれした部分に付着した雑菌が原因で、肌にかゆみや発疹が出ることも。刃が劣化していては、シェーバーの優れた機能も発揮できません。劣化した刃は早めに買い替えましょう。

まとめ

いかがでしたか？毎朝ヒゲを剃リ続ける男性は、5分や10分が貴重な時間になりますね。いつまでも古いヒゲ剃りを利用していると朝の時間を失ってしまっているかも知れません。

今日も朝食を抜いてしまった、あと5分眠りたいけど諦めて起きるなど、そんな生活から新しいヒゲ剃りで時間に余裕ができるかも知れません。

お使いのヒゲ剃りが古いのであれば、ぜひ時短にもつながるシェーバーがあるノジマへご来店ください。スタッフが丁寧にご案内させて頂きます。

※掲載は2019/10/11時点