Googleがゲーム業界に参入!Stadiaとは?いつできる?Apple Arcadeとの違いは?

更新日時 : 2021-12-25 11:28

Googleがゲーム業界に参入!

引用元:Google

Googleが提供するゲームサービス「Stadia」。
革新的なゲームと話題となっているようですが、いったいどういったものなのでしょうか。
一足先にスタートしたAppleの「Apple Arcade」とはどう違うのでしょうか。

そこで今回は、Stadiaとはどんなサービスなのかを解説します。

ゲームストリーミングサービス

この点が、Stadiaが革新的なゲームといわれる大きな理由なのですが、カタカナが多くて分かりにくいですね……。

ストリーミングとは、インターネット上で流れる音楽や動画などを、スマホやパソコンなどで楽しむ方式です。

今までのゲームは

ゲームをする際、今まではNintendo SwitchやPS4といったハードと、そのハードに対応したゲームソフトを購入していました。
スマホなどで遊べるアプリも同じで、スマホやタブレットがハードにあたります。
そして、対応するアプリをインストールして遊びます。

これだとどうしてもハードの制約があります。
例えば、PS3ではPS4のゲームは遊べませんよね。
アプリも同じで、スマホのスペックが低いとカクカクするなど、まともに遊べないことがあります。
遊べるソフトは、ハードに左右されてしまうのです。

Stadiaは

Stadiaはゲームのストリーミングサービスです。
ゲームのハードやソフトはインターネット上にあり、画面だけが手元にある状態です。

ゲーム実況動画を見るのと、似ているかもしれません。
Nintendo Switchのゲームで遊びたいけど、Nintendo Switch本体を持っていないと遊べません。
ですが、インターネットが見られれば、youtubeなどからプレイ動画は見られますよね。
youtubeはプレイしている動画を見るだけですが、Stadiaはそれに加えて、実際にプレイもできてしまうのです!

パソコンが古かったとしても、スマホのスペックが低かったとしても、ハードは画面の向こう側(インターネット上)にあるので、インターネットさえ見られれば、快適にゲームを楽しめます

同じようなサービスは今までもありましたが、Stadiaはその性能が段違いです。

遊べる環境

Google Chromeが使えればOK

Google Chromeが使えればどのプラットフォームでも遊べる
引用元:Google

Google Chromeが使える環境であれば、スマホでもタブレットでもパソコンでも遊べます。
Chromecastを使えば、テレビもゲーム画面にできます。

教えて、コンさる!

Chromecastってなに?

Googleが開発した、youtubeなどのネット動画をテレビに映す機器です。
HDMIで接続し、ネット動画のほかにスマホの画面を映したりもできます。

もちろん、外出先ではスマホで遊び、続きは帰ってテレビの大画面で、といった使い方もできます。

Google Chromeが使える環境である必要があるため、オフラインでは遊べません。

コントローラー

Stadia専用コントローラー
引用元:Google

Googleは独自にStadia用のコントローラーを提供しています。
価格は69ドルで、約7,400円。

stadia専用ということもあって、stadiaを快適に遊べる工夫がされています。

コントローラーに起動ボタンがついていて、5秒で開始できるほか、マイクも内蔵、Googleアシストにも対応しています。
また、youtubeへのシェアボタンがついており、すぐに動画配信ができます。

そして最大の特徴は、コントローラー自体がWi-Fiに接続できるという点。
ゲーム機はインターネット上にあるため、専用コントローラー以外では、操作した情報がゲーム機本体に届くまでの距離があります。
専用コントローラーは、インターネット上にあるゲーム機に直接接続するため、低遅延を実現できます。

インターネットの通信速度

デバイスのスペックは低くても問題ありませんが、インターネットの通信速度には注意が必要です。
動画を見る時も、速度が遅いと一瞬止まったり画面が荒くなったりしますよね。

一瞬の判断で状況が大きく変わるゲームの世界で、これは致命的です。
一瞬止まったと思ったら、ゲームオーバーになっていた……となれば、楽しく遊べません。

Googleは通信速度について、最低で10Mbps、推奨は35Mbpsとしています。
下記Googleのページで速度のテストもできますので、試してみてはいかがでしょうか。

Speedtest

youtubeからすぐに起動できる

youtubeのゲーム動画を見ていて、このゲームやってみたいな……と思ったことはありませんか?
Stadiaはyoutubeからそのゲームを5秒程度で起動できます。

この機能があれば、ゲーム動画のライブ配信に自分が参加することも可能です!
憧れのyoutuberと一緒にゲームができるチャンスがあるかもしれません。

遊ぶにはどうすればいい?

遊べる国は限られている

stadia自体は2019年11月にサービスを開始する予定ですが、残念なことに日本は対象ではありません
ファイナルファンタジーXVなど、日本のゲームもあるのに……。
2020年以降、徐々に拡大していく予定ですが、2019年9月時点では日本でのサービス開始時期はわかっていません。

2019年11月でのローンチ(サービス開始)国は以下の14国。

  • ベルギー
  • フィンランド
  • カナダ
  • デンマーク
  • フランス
  • ドイツ
  • アイルランド
  • イタリア
  • オランダ
  • ノルウェー
  • スペイン
  • スウェーデン
  • イギリス
  • アメリカ

対象国であれば、「Stadia Founder’s Edition」(129ドル、約14,000円)の購入で11月から遊べます。
Stadia Founder’s Editionはstadiaを遊ぶのに必要なセットで、上記の「専用コントローラー(限定カラーのNight Blue)」やテレビへつなげる「Chromecast Ultra」、Stadia Proの3ヶ月利用権2セット(自分用と友達用)、「Stadia Name」というユーザー名を優先的に確保できる権利が含まれています。

※Stadia Founder’s Editionはほとんど完売状態のようです。
かなりの人気がうかがえます。

遊ぶための費用

Stadiaのゲームは買い切り制で、料金を支払うとそのゲームをプレイする権利が得られる仕組みです。
また、有料プランと無料プランが用意されています。

有料プラン「Stadia Pro」

月額9.99ドル(約1100円)で、さまざまなサービスが受けられるプランです。
※ゲームソフトプレイ権の料金とは別です。

解像度は4Kまで、フレームレートは60fps、5.1chサラウンドサウンドという、とても高性能な環境でプレイできます。
また、Stadia Proのみ遊べる無料ゲーム(定期的に追加される)があったり、ソフトの割引も行われる予定です。

無料プラン「Stadia base」

月額無料でStadiaが遊べるプランです。

解像度は最大1080p、フレームレートは60fps、ステレオサウンドの環境でプレイできます。
無料ゲームはなく、ゲームソフトの割引もありません。

一つだけ遊びたいゲームがある、という場合は、無料プランでもいいかもしれません。
画質や音質は落ちますが……。

どんなゲームがあるの?

※音が流れます

2019年8月時点では以下のようなタイトルが並ぶ予定です。

アサシン クリード オデッセイ Kine
Attack on Titan 2:Final Battle Marvel’s Avengers
バルダーズゲート3 メトロ エクソダス
ボーダーランズ3 モータルコンバット11
Cyberpunk 2077 NBA 2K20
Darksiders Genesis Orcs Must Die!3
デスティニー2 Rage 2
Destroy All Humans! ライズ オブ ザ トゥームレイダー
DOOM サムライスピリッツ
DOOM Eternal シャドウ オブ ザ トゥームレイダー
ドラゴンボール ゼノバース2 SUPERHOT
Farming Simulator 19 ザ クルー2
ファイナルファンタジーXV The Elder Scrolls Online
Football Manager 2020 Thumper
Get Packed トゥームレイダー ディフィニティブエディション
ゴーストリコン ブレイクポイント トライアルズライジング
Gods & Monsters Watch Dogs Legion
GRID Windjammers 2
GYLT ウルフェンシュタイン: ヤングブラッド
Just Dance 2020  

ファイナルファンタジー(FF)やドラゴンボールといった、日本のタイトルも見られます。 

今後もタイトルは追加される予定です。

Apple Arcadeとの違いは?

2つを比べると、実は正反対な特徴を持っています。

  Stadia Apple Arcade
料金 買い切り制 定額制
プラットフォーム chromeにつながる全て Apple製品のみ
配信方法 ストリーミング ダウンロード
特徴 ハードがなくても高性能なゲームができる オフラインで遊べる

Appleは自社のサービスを充実させ、Apple製品の囲い込みを狙っています。
Appleでしか提供していない魅力的なゲームで、Appleというプラットフォームをさらに強固なものにしようとしているのです。

オフラインでも遊べるダウンロード方式は、スマホなどで遊ぶ携帯ゲームを意識していると考えられます。

対するGoogleは、ハイスペックなゲーム機やゲーミングPCがなくても高性能なゲームが遊べることが強みです。
自社製品ではなく、ゲームユーザーを囲い込みたい狙いが見えます。

オンライン専用にしたのも、据え置きゲームやPCゲーム市場を意識したとみられます。

それぞれのライバルは、まったく別のようです。

 

とはいえ、日本で遊べるようになるのは2020年以降、まだ先のようです。
日本でのサービス開始が、待ち遠しいですね。

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