【ポケット翻訳機】海外で使うならどれがベスト・バイか?ベスト3発表!世はまさに翻訳機戦国時代!
更新日時 : 2021-06-02 16:48
海外旅行に出かけた際、さまざまな国や地域でのコミュニケーションをサポートしてくれるのが翻訳機です。近年ではグローバル化が進んでいる影響もあり、日本国内にいても翻訳機が活躍するシーンも少なくありません。
コミュニケーションを図るうえで通訳会社を雇うケースが多くありましたが、今ではあらゆるメーカーから翻訳機が販売されており、まさに翻訳機戦国時代といっても過言ではありません。
そこで今回は、海外での使用にもおすすめできる翻訳機をピックアップし、ベスト・バイはその製品を紹介していきます。また、あわせて翻訳機の選び方や、翻訳機ではなく通訳会社を利用するメリットやデメリットについても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
翻訳機の選び方
翻訳エンジンで選ぶ
翻訳機を選ぶ際に重要なポイントが、どのような翻訳エンジンを使っているかです。翻訳機の善し悪しを決めるといっても過言ではないほど大事な点で、言語を翻訳する正確性に関わります。 翻訳エンジンについては翻訳機により異なりますし、場合によっては設定で切り替えることが可能な製品も発売されています。購入前はどの翻訳エンジンを使っているチェックしておきましょう。
SIMもしくはWi-Fiなど接続方法で選ぶ
あらゆる翻訳機が発売されていますが、製品により接続方法は分かれます。翻訳機にはSIM接続タイプとWi-Fi接続タイプがありますので特徴をみていきましょう。 まずSIM接続タイプですが、翻訳機単体でインターネットに接続するものでWi-Fi環境がなくても翻訳をすることができます。
海外旅行など行き先によってはWi-Fiスポットがなく、また持ち運んでいたポケットWi-Fiが充電切れというシーンも考えられるでしょう。
そういった状況でもSIM接続タイプであれば問題なく使用できますし、製品によっては契約期間内は使い放題となっているものや、SIMカード自体に通信料金を事前にチャージしておくことで使えるものなどがあります。 一方でWi-Fi接続タイプの翻訳機は、名前の通りWi-Fiを使ってインターネット接続を行うため、使い勝手の良い製品といえるでしょう。
ポケットWi-Fi、もしくはWi-Fiスポットがあれば簡単に接続をして使用できますし、上記で紹介したSIM接続タイプのようにカードの契約をする必要がないため追加費用を抑えられます。 さらに、テザリングに対応している翻訳機の場合は、お持ちのスマートフォンと接続することで使用できるので非常に便利です。
ディスプレイの有無
翻訳機選びで意識する人が多い点に、製品自体にディスプレイが付いているかがあります。翻訳機にはディスプレイがあった方が断然おすすめで、その理由としては音声入力したものを目で確認できるため正確な翻訳が可能となります。
また、翻訳された文字を相手に見せることも可能なため正確なコミュニケーションが取りやすいですし、安心感がある点もディスプレイ付きの翻訳機が人気を集めている理由です。 そしてディスプレイ付きの翻訳機は海外でのコミュニケーションだけでなく、英会話の学習に活用している人も少なくありません。
オフライン時でも使用できるか
翻訳機選びにおいて、オフライン時でも使用できるか否かは事前に調査しておくことをおすすめします。オフラインでの使用に対応していない場合はネット環境がなければ機能しないため使い勝手が悪いといえます。 また、オフラインでは翻訳エンジンを利用できず、翻訳の精度が下がってしまうことから正確なコミュニケーションが取れないという事態にもなりかねません。
カメラ翻訳など機能面も重要
翻訳機の便利な機能がカメラ翻訳で、これは翻訳機自体にカメラが搭載されており知りたい文字を撮影することで翻訳してくれる優れた機能です。
例えば海外旅行などで食事をするためにレストランに入った際、メニューに書かれているものが何かわからない場合にカメラで撮影することで、お店の人に尋ねることなく何を意味しているかを把握できます。
また、カメラ翻訳があれば海外雑誌を読むこともできますし、さまざまな使い方が可能です。 さらに、翻訳機によっては頻繁に使用する言葉を事前に登録しておくことで、使いたいときにすぐ呼び出せる機能が搭載されているものもあります。
海外旅行などのプライベートだけでなくビジネスにも活用できる魅力的な機能となるため、購入する際はぜひ注目してみてください。
対応している言語の数で選ぶ
翻訳機を購入する際は、数カ国語に対応しているかをチェックする必要があります。製品によりどれだけの言語に対応しているかが異なりますので、あらゆる国の言葉に対応するためにはできるだけ多い方が良いでしょう。
とくに海外出張が多く、さまざまな国に行かれる場合は選び方として重要なポイントとなります。 また、翻訳機によって日本語から外国語、外国語から日本語などどちらの翻訳も可能な機能が搭載されているものが存在します。
コミュニケーションを図るうえで重要な機能となるため、ぜひ購入の際はあらゆるパターンを想定した選び方をしてください。
スマホアプリでも翻訳が可能
Google翻訳アプリ
ここからは翻訳機として使用できるアプリについて紹介していきます。まず多くの人が利用しているのがGoogle翻訳アプリで、文書・音声などに対応しており高い評価を獲得しているアプリです。
対応している言語は100カ国以上で、カメラで撮影した文字を翻訳することもできるので、海外でも大活躍してくれます。
さらに、テキストを入力するだけでなく手書き入力も可能なため、幅広い使い方が可能です。 Google翻訳アプリは無料でダウンロードできますので、気になる人はぜひインストールをして試してみてはいかがでしょうか。
Microsoft翻訳
Microsoft翻訳は自分の話した日本語を英文にしたり、会話を通訳することができるおすすめアプリです。事前に使用する言語をダウンロードしておくことでオフラインでも活用できるため、海外でネット環境が整っていない場所でも問題なく使えます。
また、頻繁に使用されることが多い言葉を収録しているので、海外旅行など旅先だけでなく普段の勉強でも活用できます。無料でダウンロードができるので、ぜひ入手してみてください。
画像翻訳+カメラスキャナ写真翻訳機
写真を撮影することで画像を読み込み、自動で翻訳してくれる便利なアプリです。英語やドイツ語、韓国語など70カ国以上の言語に対応しているため、海外に行くことが多い人から人気を集めています。
海外雑誌や料理本などをみることが好きな人にとって、写真を撮影するだけで何が書かれているか調べられるので大いに活用できるでしょう。また翻訳したものを音声で読み上げてくれる機能も搭載されているので、コミュニケーションを図る際にも便利です。
VoiceTra
VoiceTraは31か国語に対応しているアプリで、音声入力とテキスト入力のどちらにも対応しています。日本語から英語、英語から日本語といった双方の翻訳も可能なため、使い勝手も抜群です。
また、VoiceTraでは音声読み上げを男性・女性から指定できるので、性別に合わせることでコミュニケーションを図る際も違和感を軽減できます。無料で試せるおすすめ翻訳アプリとして注目されていますので、ぜひチェックしておきましょう。
Papago-Ai通訳・翻訳
Papago-Ai通訳・翻訳はスピーディーな翻訳が特徴の無料アプリで、雑音にも強いため小声でもしっかりと言語を認識して翻訳してくれます。 音声入力やテキスト入力、さらに画像からも翻訳ができるため使い勝手が良いアプリといえるでしょう。
読み書きができない地域の言語でも問題なく対応できるので、さまざまな国に行くことが多い人におすすめです。
通訳会社を雇うより翻訳機を活用するメリット・デメリットとは?
翻訳機を使うことで費用を抑えられる
翻訳機の購入を検討している人が悩むこととして、通訳会社を雇う方が良いのではと考えることが想定されます。さまざまなサービスを提供している通訳会社があり、海外など旅先でのコミュニケーションをサポートしてくれるため依頼する人も少なくありません。
しかし、最近では通訳会社に依頼をせず翻訳機を活用する人が増えており、その理由のひとつとして挙げられるのがかかってくるコストです。
もちろん会社により費用は異なりますが、一般的な平均価格は現地のアテンドで1日につき40,000円から50,000円、商談になると1日あたり70,000円から90,000円といったところです。
これが数日となれば費用はどうしてもかさんでしまうため、お金をかけずに翻訳をしたい場合は翻訳機の購入をおすすめします。
依頼を出したりと手続きを省くことが可能
通訳会社に現地でのアテンドなどをお願いする場合は、当然依頼をして手続きをしなければいけません。一般的な流れとしては電話もしくはメールにて問い合わせをして、通訳してほしい言語や依頼をする日時、そして予算などを伝えます。
そして一度見積もりを出してもらい、正式な依頼をしてから適任となる通訳者を募集するといった流れです。これらの手続きが面倒だと感じる人は、何もしなくて良い翻訳機の利用がおすすめです。
通訳者の方が翻訳機よりも確実な案内が期待できる
上記の2つは翻訳機を使うメリットですが、一方で通訳会社を利用するメリットは翻訳機よりも正確な案内が期待できます。
翻訳機はあくまで機械なので、相手の言語を聞き取れず誤った翻訳をすることもあるため、正確性に欠ける可能性はゼロではありません。
その分、通訳会社は適任として選ばれた人が訳してくれるため、正しいやり取りをするうえで活躍してくれるでしょう。
プライベートの海外旅行であればとくに意識する必要はないかもしれませんが、ビジネスシーンでは誤った情報から思わぬトラブルに発展することも考えられるので、多少コストがかかっても通訳会社に依頼することをおすすめします。
海外旅行で大いに活用できる
翻訳機は多くの人が海外旅行で活用しています。多言語に対応しているため各国でのコミュニケーションに最適であり、かつ聞き取りで訳してくれるものや直接文字が書けるものなどがあるので大いに活躍してくれるでしょう。
海外旅行だけに限らず、ホテルなど宿泊施設で海外からのお客様が多い場合、接客にも活用できます。
おすすめ翻訳機の人気ランキングベスト3と特徴を紹介
studiographicさんによる写真ACからの写真
Timekettle イヤホン型リアルタイムウェアラブル翻訳機 WT2PLUS
Timekettle WT2PLUSは、イヤホンタイプの翻訳機で両手を使わずに使用ができ、より自然で親密なコミュニケーションが可能です。
バッテリーも4~5時間と長時間の使用でも安心できるのでおすすめです。
SOURCENEXT POCKETALK W
SOURCENEXT POCKETALK Wは74言語の双方向翻訳を可能にしているため使い勝手が良く、長文でも訳すことができる高い翻訳精度を誇ります。 グローバル通信モデルとして世界133の国や地域で使用でき、サイズもコンパクトなため持ち運びに便利です。また、方言にも対応しているのも見逃せないポイントです。
SOURCENEXT POCKETALK S
そして人気ランキングで1位に輝いたのは、SOURCENEXT POCKETALK Sです。翻訳精度が高く74言語を双方向に訳すことができたり、カメラで撮影した文字を翻訳したりと使い勝手は抜群に良いことが人気に繋がっています。 大きなディスプレイで画面も見やすく、海外でも使用でも相手に目視で確認してもらえることから音声で伝わらない場合でも安心です。 また、日本円に計算する電卓や世界時計など、多くの機能を兼ね備えている点も評価されています。気になる人は一度ノジマ店舗にて試しに使ってみてはいかがでしょうか。
海外で活躍するおすすめ翻訳機まとめ
今ではさまざまな翻訳機が登場しており、海外旅行やビジネスでの出張においてマストアイテムとなりつつあります。英語圏ならまだしもあらゆる国の言語に対応していることから、一台あればスムーズにコミュニケーションを図ることができますし、通訳会社を雇わずに済むためコストを抑えることも可能です。
言語でのコミュニケーションは発音ひとつで誤解を招きかねません。誤ったにわか言語よりも正確な翻訳言語を伝えて、よりコミュニケーションを豊かにすることができるポケット翻訳機は、海外旅行のお守りにもなります。
無料でダウンロードができるアプリも見逃せませんが、スマホだと地図との併用でバッテリーの消耗が激しくなったり、精度が低かったりとデメリットもあります。
より高性能なものをここで紹介した選び方や人気ランキングを参考にして、お気に入りの一台をみつけてみてください。ノジマでも翻訳機はお取り扱いしております!ぜひ、ご相談ください。
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※こちらは2020年6月時点の記事です。
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