スマートウォッチのできることを現役の家電専門店の販売員が解説!

更新日時 : 2022-01-21 17:12

スマートウォッチのできることを現役の家電専門店の販売員が解説!

スマートウォッチの購入をまじめに考えている、現役の家電専門店のおじさんが解説していきます!

まずはスマートウォッチとはなんぞや?からいってみましょう!

この記事を書いたスタッフ ノジマ ままともプラザ町田店  望月 功二

普段はノジマ ままともプラザ町田店の家電や季節商品の販売を行っているおじさんです。スマートウォッチを購入するのを考えております。
株式会社ノジマは、関東を中心に200以上の店舗を展開している、東証一部上場の家電専門店です。
今回は店舗で接客している知識やスマートウォッチでできることをご紹介しているので、ぜひご覧ください!

スマートウォッチの歴史

スマートウォッチ???

スマートウォッチとは?

最近よく耳にすると思いますが、スマートウォッチとはなんでしょう?

スマートウォッチとは簡単に言えば、スマートフォンをサポートする腕時計型のウェアラブル端末(身に着けて持ち歩ける端末)のことです。

スマホとBluetoothで連携することでメールやLINEの通知を知らせてくれたり、音楽を再生できたり、歩数を測ってくれたり、電子決済をできたりと、ひと昔前には映画や漫画の世界で見たことが実際にできちゃうのが魅力です。

いつからあったの?

いつからあったの?

スマートウォッチは最近でてきたように思われがちなのですが、実は意外と歴史は古く、1970年代から時計にさまざまな機能を持たせようという取り組みが始まっていました。

1970年代は世界初のデジタル時計パルサーの「タイムコンピュータ」が誕生し、ここからクォーツ式腕時計からデジタル腕時計にシェアが移り変わり始めました。

1980年代にセイコーから「腕コン」が発売されました。この商品は腕時計とキーボード部分で構成され、2,000文字までの記憶が可能で電話帳や住所録、1カ月先までのスケジュールとスケジュールアラーム機能も付いていました。

1990年代はパソコンと接続して使う商品も、数多く出てきました。

2000年代にはBluetoothで通信できる商品も販売されました。

2010年代にAppleの「Apple Watch(アップル ウォッチ)」を筆頭に各メーカーから、数多(あまた)のスマートウォッチが販売され一般的に広がりはじめました。

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スマートウォッチでどんなことができるのかな?

スマートウォッチでできることを一緒に確認していきましょう。

時計機能

AppleWatch防水

まずはウォッチなので時計機能があります。

大きく二つの表示方法でアナログ時計のように長針、短針がある表示とデジタル時計のように数字で表示する方法があります。

スマートウォッチの種類

スマートウォッチの種類

スマートウォッチは、おおまかに2種類あります。

リストバンドタイプ

リストバンドタイプは細い形状でディスプレイが縦長が特徴です。

一部タッチスクリーンのスマートウォッチは基本的に腕時計に取り付けるタイプです。自分のお気に入りの時計をスマートウォッチ化できちゃいます!

腕時計の追加機能として、メール通知を受け取れたり、歩数計測ができたり、Suicaが使えたりなどができるようになります。

SONY ソニー スマートウォッチ wena 3 metal プレミアムブラック  WNW-B21A-B 商品コード:4548736119710

ソニーのwena 3などがリストバンド型ウォッチにあたります。

wena 3は定期券には対応していなく、Suicaも5,000円までしかチャージできないので注意が必要です。

ビジネスマンでおしゃれも気にされるかたはおすすめですね。

腕時計タイプ

もう一つは腕時計型の全面タッチスクリーンタイプ。

こちらはスマホと同じ感覚で使えるので直感的に触ったら画面が変わるので初めての方にもわかりやすい!

 Apple アップル Apple Watch Series 7(GPSモデル)- 41mmミッドナイトアルミニウムケースとミッドナイトスポーツバンド - レギュラー  MKMX3J-A 商品コード:4549995257847

全面タッチスクリーンは、AppleのApple Watchなどがあたります。

おじさんも覚えるのが苦手なのでこちらが気になります。

電子マネー機能

電子マネー

続きまして通勤でよく見かけるようになったSuicaなどの電子マネー機能。

電子マネー機能を搭載されているスマートウォッチなら、コンビニなどで気軽にお支払いができちゃいます!

ポケットやカバンからスマホを取り出して決済するのは、もうしなくていいんです!

スマートウォッチの付けている手首を近づけるだけでいいので、スムーズに改札も決済の場面でも活躍でき便利ですよね。

ただ、iPhoneとApple Watchでは同じSuicaのID番号はどちらかしか使えないのでご注意を!

あわせて、すべてのスマートウォッチが自分の使いたい決済方式に対応している訳ではないため、スマートウォッチのご購入の際には必ず確認してくださいね。

医療系機能

スマートウォッチ心拍計

おじさんなので心拍数や血中酸素濃度、血圧まで測れちゃうのは助かる機能です。

メタボリックなおじさんだけではなく、日常的にスポーツをされる方にもうれしい機能ですね。

通勤や日々の生活で自分がどれだけカロリーを消費しているかも、スマホのアプリでグラフで見られるのでありがたいですね。

新型コロナで有名になった血中酸素濃度は、パルスオキシメーターで測れるのですが腕時計でもできてしまうなんて驚きです。(血圧が測定できないスマートウォッチもあります)

さらに血糖値も・・・!?

実はまだ搭載されているモデルは出ていないのですが、将来的には各社からでてくる予想がされています。

日本では法規制の壁があるため海外に比べると登場は遅くなりそうです。

音楽再生機能

スマートウォッチtokutyou (2)

音楽も、もちろん聴けちゃいます。スマートウォッチからBluetoothで繋げれば、音楽の曲飛ばしなどスマートウォッチで操作ができるので、今まで以上に身軽に音楽が楽しめます

ワイヤレスイヤホンにすれば完全にストレスフリーになり、コードが絡んでしまうような、わずわしいモヤモヤから解放されますね。

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睡眠ログ機能

スマートウォッチ睡眠

睡眠時間も記録できるんですって・・・!

なんとスマートウォッチをつけたまま睡眠に入ると自動的に記録してくれる機種もあります。

寝不足気味の方が睡眠の質を確認したり、自分が毎日どのくらいの時間、睡眠をとれているかを知っておいて損はないですよね。

GPS・高度計・気圧計

スマートウォッチ登山

登山をされる方には大変便利!!

登山の必需品ともいえるコンパス、地図、天気予報がスマートウォッチなら1つでまかなえてしまいます

気圧計があるので天気予報が入手できない山中でも急な天気の変化も察知して対応ができ、高度差異表示が可能な機種なら、どのくらいのペースで登っているかも把握できます。

ゴルフ機能

ゴルフスマートウォッチ

ゴルフに便利!ホール表示、スコア入力もおまかせ!

ゴルフをされる方にはとっても便利機能です。

お使いのスマートウォッチに対応したゴルフアプリをインストールしてもらえば、各ゴルフ場のコースをグリーンまで距離やスコア管理もできるので残り何ヤードかもわかると戦略を組みやすいですね。

遠隔操作機能

遠隔集合写真撮影スマートウォッチ

スマホのカメラアプリは、直で撮影するだけじゃない!

カメラ内蔵のスマートウォッチなら直に撮影はもちろん、自分のスマホを遠隔操作もできる機能を搭載したモデルもあります。

YouTubeの撮影や、みんなで集合写真の撮影しよう!というシチュエーションでも簡単に活躍できちゃいます。

音声入力機能

スマートウォッチの音声入力

おじさんの世代の方だとアニメや特撮で、自分の腕時計に話しかけているシーンがありましたね。

AppleのAIアシスタントのSiri(シリ)や、AmazonのAlexa(アレクサ)、GoogleのGoogleアシスタントなど音声アシスタント機能搭載のモデルでは、ロボットこそ現れませんが翻訳や電話やスケジュールの管理もできちゃいます。

Alexaに連動すればお家の家電も動かせちゃうのですごいですよね。

防水機能

 

スマートウォッチ時計機能

プールだって大丈夫!

水泳や汗をかくトレーニングされる方にはマストな防水機能。

各種のスマートウォッチの計測機能やアプリを使用してアウトドアでトレーニングしたりプールで泳いだりと防水は安心につながりますね。

防水機能がないスマートウォッチは、急な雨で濡れてしまい故障の原因になるのでないと不安ですね。

IPX7という防水規格に対応していれば雨や汗での故障は心配ありません、本体自体が汚れてしまっても丸洗いOKです。

また水泳などに利用の方は「50m防水」が記載されているモデルを選んでいただけると問題なく使用できます。

スマートウォッチは本当に色々な機能があってどれを選べばいいか迷いますね・・・

なので、ここからはどれが自分の使いたいOSに合うものかをご紹介いたします。

スマートウォッチのOSの紹介

OSとは管理や操作をしてくれるシステムのことで、メーカーによって種類が異なります。

例を上げるなら、iPhoneでいうところの「iOS」、または、Androidでいうところの「Android OS」などです。

スマートウォッチの代表的なOSには「watchOS(ウォッチ オーエス)」「Wear OS by Google(ウェア オーエス バイ グーグル)」「Tizen(タイゼン)」の3種類があります。

Watch OS(Apple WatchのOS)

スマートウォッチの「OS」とは?

皆さんが知っている有名な商品ですね。メール、通話、音楽、電子マネーなどなどほとんど欲しい機能が詰まっています。

むしろできないことのほうが少ない!

交換バンドも種類が豊富で自分好みにでき、その日の気分でバンド交換してもOK!

洋服やいろんなシーンにも合わせやすいですね。

Wear OS by Google  (旧Android wear、Androidに対応)

スマートウォッチの「OS」とは?

Androidスマートフォン用OSを提供しているGoogleが開発したスマートウォッチ用OSです。GoogleアシスタントやGoogleマップ、着信、メッセージ通知、Google Play Music、Google翻訳など様々な機能が搭載されています。

多くのメーカーがwear OS by Googleに対応したスマートウォッチを販売していますのでデザイン、機能、ケースの形状がありますのでこちらも自分に合わせたものを選べますね。

一部機能が制限されてしまいますが専用アプリでiPhoneとも連動することができます。

Tizen (Galaxyシリーズと連携できる)

Tizen
出典: Tizen – Wikipedia

Tizenはサムスンから販売しているGalaxy Watchなどに搭載されているOSです。スマホにGalaxy Wearableアプリをインストールして、Galaxy端末のアプリを管理できます。

また、TAIZEN STOREから専用アプリを追加して様々なカスタマイズもできます。

スマートウォッチのOS 対応するスマートフォン
watchOS iPhone
Wear OS by Google Android・iPhone
Tizen Galaxy

まとめ

スマートウォッチ買おうか

ここまでスマートウォッチのいろいろな機能や対応しているOSなどを調べてきましたがいま自分が使っている携帯端末が対応しているの確認と、使う用途は何を一番必要なのかを考えて購入するといいんでしょうね。

おじさんも通勤での使用を一番に考えていたので、まずはICカード(定期)が使えるモデルを探してから、お財布と相談して購入したいと思います。

ノジマではスマートウォッチ以外にも、おうち時間におすすめの家電製品を多数ご用意しております!

安心してお買い物ができるよう感染対策もバッチリしております。ご購入後も製品をお使いつづけられるよう、スタッフが親身にお買い物のサポートをいたしますので、是非お気軽にご相談くださいませ。

ノジマ店舗情報

※こちらの記事は2021年12月時点の内容です。

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