【2021年版】ドコモ光のセット割とは？条件や家族の場合も詳しく解説

更新日時 : 2023-09-27 10:47

光回線は、その会社が運営しているスマートフォン使うことで月額使用料が安くなる、セット割が適用されることがあります。
ドコモ光の場合も、ドコモのスマホと合わせることで、セット割が適用されます。

割引にはどんな条件があるのか、どんな人が得をするのか？
そこでここでは、ドコモ光のセット割について紹介していきたいと思います。

ドコモ光のセット割の概要

ドコモ光のセット割は、ドコモのスマホユーザーがドコモ光を利用することで、月額使用料が割引されるサービスです。

以前からドコモのセット割はありましたが、2019年6月から新しい料金プランが開始されたことで、セット割のサービス内容や適用される条件などが変わりました。

セット割でお得になるかは家族でドコモのスマホを使っている人数や、加入しているプランによっても変わってきますが、条件に合っていれば、かなりの割引を受けられます。

ドコモをご利用されている方でドコモ光以外を契約されているかたは、ずっと光の割引がありません。

ドコモ光のセット割の適用条件は

セット割の条件は、ドコモスマホの 　新料金プラン　 と 　旧料金プラン　 ではかなり違っています。

　新料金プラン　 2019年6月以降のプランで「ギガホ」「ギガライト」「5Gギガホ」「5Gギガライト」です。
　旧料金プラン　 それ以前の料金プランで「カケホーダイ&パケあえる（基本プランとパケットパックを組み合わせるプラン）」です。

現在のプランでの適用条件もそうですが、これから新プランに変える予定がある方は、どちらも要チェックです。

どちらの場合でも共通の条件は、「ペア回線であること」。
ドコモのスマホ契約者とドコモ光契約者の名義が、同じでなければいけません。

　新料金プラン　 でセット割が適用される条件はこちらから

　旧料金プラン　 でセット割が適用される条件はこちらから

【新料金プラン】ドコモ光でセット割が適用される条件

対象料金プラン： 　新料金プラン　

画像引用元：NTTdocomo

まず、ドコモの新プラン「ギガホ」「ギガライト」「5Gギガホ」「5Gギガライト」に加入した場合は、毎月家族一人当たり550円（税抜500円)～1,100円(税抜1,000円）の割引が受けられます。

ギガライト、5Gギガライトの場合、使用データ量に応じて割引金額が変わってきます。

割引金額は以下の通りです。
※ドコモ光ミニは除く

料金プラン	セット割引金額
ギガホ・5Gギガホ	1,100円
ギガライト・5Gギガライト データ量5GB以上	1,100円
ギガライト・5Gギガライト データ量1GB以上～5GB未満	550円
ギガライト・5Gギガライト データ量1GB未満	割引なし

※表示価格は税込み

この場合親回線だけでなく、家族の回線それぞれで割引されるのが特徴です。
たとえば4人家族全員がギガホのプランの場合、毎月4人あわせて4,400円（税抜4,000円）が割引になるのです。

家族の分も割引を適用するには「ファミリー割引」のグループを、ドコモのスマホを使っている家族全員で組む必要があります。
そのグループ内のだれか一人でもドコモ光を契約すれば、家族全員にセット割が適用されるのです。

ドコモのファミリー割引では、代表者からみて「3親等」まで含めることができます。離れて暮らす家族でも大丈夫です。

ファミリー割引に登録していなければ適用されないサービスもありますので、できるだけ登録しておくようにしましょう。

このようにドコモのセット割は、他の割引サービスなどとも併用できるものが多くなっています。

【旧料金プラン】ドコモ光のセット割が適用される条件

対象料金プラン： 　旧料金プラン　

旧プランでは最大で3,850円（税抜3,500円）の割引があります。
家族でデータ容量をシェアしているときと一人で利用しているときで、割引額が違ってきくるので要注意です。

※ドコモ光ミニは除く

　家族でシェアしている場合　

ウルトラシェアパック		ベーシックシェアパック
データ量	割引額	データ量	割引額
100GB	3,850円	～15GB ～30GB	1,980円
50GB	3,190円	～10GB	1,320円
30GB	2,750円	～5GB	880円

※表示価格は税抜

　一人で利用している場合　

パケットパック	割引額
ウルトラデータLLパック	1,760円
ウルトラデータLパック	1,540円
ベーシックパック ～5GB、～20GB	880円
ベーシックパック ～3GB	220円
ベーシックパック ～1GB	110円

※表示価格は税込

旧プランが新プランと大きく違っているのは、割引が適用されるのが「代表者のみ」となることです。
代表者とはドコモのスマホユーザーで、ドコモ光を契約している名義の人です。

また、旧プランの場合は「ずっとドコモ割プラス」「ドコモwith」と併用できます。

ガラケーの場合は？

ガラケーを使っている場合は、セット割対象のプランに加入できないので、セット割は適用されません。

でもご安心ください！「ケータイパック」という期間限定プランに加入していれば、ドコモ光期間限定割引を利用でき、最大1年間、毎月550円（税抜500円）の割引が受けられます。

家族内でドコモ光が2回線以上ある場合

対象料金プラン： 　旧料金プラン　

家族内、ファミリー割引内でドコモ光を2回線以上契約をする場合は「光複数割」という割引が適用されます。
光複数割は、ドコモ光契約者それぞれのスマホの月額使用料から、330円（税抜300円）ずつが割引されるというサービスです。

割引額はそれほど高くはありませんが、その回線数分毎月安くなりますので、年間ではそれなりの割引額となります。

また光複数割は、新料金プランの「ギガホ」「ギガホライト」では適応されません。

家族に新プランと旧プランの人がいる場合

家族の中に、新プランを使っている人と旧プランを使っている人がいる場合は、どうすればよいでしょうか。

この場合は、迷わず旧プランを使っている人が代表者として、ドコモ光契約者になるのが正解です。

旧プランはその人自身がドコモ光の契約者でなければセット割が適用されませんが、新プランであれば契約者でなくても割引されます。
新プランの人が代表者になると、旧プランの人の分は割引が適用されませんので、損をすることになります。

旧プランの人が代表者となってセット割を受けつつ、新プランの人は別で割引を受けるというのが、最も多く割引される方法です。

ドコモ光のセット割を申し込む際の流れ

では実際に、ドコモ光のセット割が適用されるまでの流れを順に見ていきます。

ドコモ光の申し込みを行う

ドコモ光のセット割は、ドコモのスマホユーザーである名義人がドコモ光を契約をすれば、自動的に適用されます。
ドコモ光のセット割だけを単独で申し込みする必要はありません。

ドコモ光の申し込み窓口は「ノジマなどの店頭」「ドコモショップ」「電話（ドコモ光サービスセンター）」「web（代理店やプロバイダ）」などがあります。

それぞれの申し込み窓口によって、受けられる「窓口限定キャンペーン」の内容が違っていますので、しっかりと内容を確認して選ぶようにしましょう。

「セット割」はドコモの公式キャンペーンですので、どこから申し込んでも適用されます。

店頭の場合

ノジマ店頭でお申込みいただけます。

分からないことはその場で、ご納得いただけるまで丁寧に説明いたします。
書いてあることがよくわからない……なんてこともなくなるので、安心です。

店頭ならではの特典もあるので、詳しくはぜひ店頭スタッフにお気軽にお問い合わせください。

＼ノジマなら、ご相談もお申し込みも！／

webの場合

店頭へ行くのが難しい場合は、webサイトからも申し込みや詳細の確認ができます。
自宅で済ませられるので、便利です。

サイトで必要な契約者情報やメールアドレスなどを入力して不備がなければ、数日のうちに確認の電話連絡がきます。
そこで契約内容の確認と工事が必要な場合は、工事日の日程の調整を行います。

電話の場合

ドコモ光のセット割を行う際の注意点

ドコモ光のセット割を利用するには、いくつか注意しなければならないことがあります。
知らなかったために損をしてしまうこともありますので、必ず確認しておきましょう。

ドコモ光のセット割の条件を満たしているか確認する

セット割が適用されるには、セット割に対応しているプランに加入している必要があります。
セット割に対応していないプランの場合は、セット割を受けることはできません。

セット割を受けるためにプランを変更する必要がある場合、当然、月額使用料やサービス内容も変わってきます。

結果的に、前よりも金額が高くなってしまうということもあるので、セット割を適用する場合とどちらが得になるのかを考えて、プランの変更を行いましょう。 

支払い口座を合わせる必要がある

セット割を適用するとドコモ光の支払いとペア回線の支払いがセットになるため、ドコモ光とスマホ料金をまとめて支払うことになります。

支払いがまとめられるので便利ですが、別々で支払いをしたい、請求書を分けてほしいという人にとってはデメリットとなります。

どうしてもドコモ光とドコモのスマホの支払いは別でしたいという人は、セット割を利用することはできません。

期間限定プランの場合は永久には割引されない

以下のプランに加入している場合はセット割ではなく「期間限定プラン」として、最大で1年間のみ割引が適用されます。

• データSパック
• らくらくパック
• ケータイパック
• Xi総合プラン・データプラン
• FOMA総合プラン・データプラン

その期間を過ぎると割引は適用されなくなり、通常の月額使用料に戻ります。

自分が加入しているプランが「適用されない」「期間限定」「永年割引」のどれに当たるのかを、先に確認しておきましょう。

ドコモ光ミニでの契約には注意が必要

ドコモ光ミニは、インターネットの使用量に応じて、月額使用料が2,970円（税抜2,700円）～6,270円（税抜5,700円）の間で推移するプランです。

ドコモ光ミニではセット割の割引料金が減ってしまいます。

対象料金プラン： 　新料金プラン　

「ギガホ」「5Gギガホ」「ギガライト（3GB超～7GB）」「5Gギガライト（3GB超～7GB）」では550円（税抜500円）、「ギガライト（1GB超～3GB）」「5Gギガライト（1GB超～3GB）」では220円（税抜200円）の割引になります。

対象料金プラン：　旧料金プラン　

110円（税抜100円）～550円（税抜500円）の割引になります。

ドコモ光やスマホの解約をする際の注意点

解約するタイミングに気を付ける

ドコモ光はドコモのスマホの基本契約と同じように、2年契約で自動更新となっています。
もし解約する場合は、2年おきに2ヶ月間の更新月があるので、その間に手続きを行いましょう。

更新月以外の時期に解約した場合は、「戸建て14,300円（税抜13,000円）」「マンション8,800円（税抜8,000円）」の解約違約金が発生します。

ドコモのスマホの契約期間とは連動していないので、別々に把握をしておかなければいけません。

どちらかを解約するとセット割は適用されなくなる

セット割は、ドコモ光とドコモのスマホのペア回線が条件なので、ドコモ光かドコモのスマホのどちらかを解約すると、その時点でセット割は消滅します。

ドコモのスマホの場合は、セット割の対象となっているプランを変更した場合も、セット割は解消されてしまいます。
変更する前に、セット割が継続できるかどうかを確認しておきましょう。

ドコモ光契約者がスマホを解約したり対象プランを変更する場合は、契約者の名義変更を行う必要があります。
セット割が継続できるように、セット割の条件を満たす人に、名義を変更するようにしましょう。

月の途中で解約した場合は？

ドコモのスマホやドコモ光を月の途中で解約した場合は、解約月の月額使用料が日割りで計算されます。

ドコモ光のセット割が適用されている場合は、そのセット割の割引額も、日割りで計算されます。

まとめ

ドコモ光は、ドコモのスマホを利用しているユーザーにとっては「セット割」を使えるため、非常にお得になる光回線です。

特に新プランでは、ドコモのスマホを利用している人数分最大1,100円（税抜1,000円）ずつ割引されるため、ドコモのスマホを利用している家族が多ければ多いほど、割引総額が大きくなります。

誰がドコモ光を契約するか、料金プランを変更するかなど、お得に利用できるように、事前に確認しておきましょう。

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