えっ!うちのエアコン臭い…原因はカビ?対策と除去方法は?【2020年版】

公開日時 : 2020-07-16 19:09
更新日時 : 2020-09-03 17:17

エアコンが臭い

エアコンが臭い

エアコンを起動したときに、カビ臭いような、生臭いような、雑巾臭いような…とにかく不快なにおいがしたことはありませんか?
このにおい、何とかしたいけど、エアコンを使わないわけにはいかない!でも、色々道具が必要だったり、自分では難しいと思われている方も多いのではないでしょうか。

エアコンが臭い状態で使用し続けるとぜんそくなど体調不良の原因になりかねません。

そこで今回はエアコンがカビ臭い・生臭い原因をはじめ、冷房、暖房の温度設定などによってにおいを消す対策、裏技をご紹介します!

また、誤った対策でエアコンを壊さないように、エアコンのにおいを消すときの注意点にも触れています。

あまり道具は使わずに身の回りの物で今すぐ実践できるので、エアコンのにおいで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

エアコンがカビ臭い・生臭い原因は?

エアコンのにおいを消すためには、まずは原因から知る必要があります。
早速、エアコンからカビ臭い・生臭い異臭が生じる原因を見ていきましょう。

エアコンから臭いが発生する原因1.空気中の汚れ

臭いのイメージ

エアコンは内気循環式といって、室内の空気を吸い込んで冷やしたり温めたりして、部屋に戻します。その時、室内の臭いも一緒に吸い込みます。

具体的には、ホコリや蒸発した汗、料理中の油やアロマの匂い、喫煙者がいればタバコのにおい、ペットがいればペットのにおいや毛も、エアコンは吸い込みます。
さまざまな臭いが混ざり、結果として汗臭い・雑巾臭い異臭を放つようになるのです。

また、ホコリをはじめ皮脂や粉末化した唾液などの汚れは、カビの発生原因でもあります。カビが発生してしまうと、エアコンからカビ臭い・生臭い風が送風されます。

エアコンから臭いが発生する原因2.熱交換器から発生する水

エアコン内部の汚れ

冷房や除湿で運転すると室内機の熱交換器(フィン)から水が発生し、これも悪臭の原因とされています。
熱交換器から出た水はドレンパンという水受け皿にたまり、ドレンホースを通って外へ排出されます。

しかし、すぐに乾くわけではなく、どうしても水は残ってしまいます。
それが熱交換器の汚れを栄養に、カビの原因になるのです。

ちなみに、暖房運転では内部に水は発生しないので、冬場よりも夏場のほうが悪臭が発生しやすいです。

エアコンから臭いが発生する原因3.フィルターの汚れ

エアコンフィルターの汚れ

フィルターは、エアコンが空気を吸い込むときに、ホコリなどを吸い込まないようにするためのものです。

しかし、そのフィルター自体が汚れていたら、わざわざ空気を汚して内部に取り込むようなもの

熱交換器やドレンパンと違ってフィルターは簡単に取り外せるので、においが気になる際は、フィルターを確認してみてください。

エアコンから臭いが発生する原因4.排水溝の臭いがドレンホースに侵入

ドレンホースとは

エアコンは部屋の空気を吸い込む仕組みなので、基本的に室外の異臭が原因でにおいが発生することはありません。

ただ、ドレンホースから侵入してくるにおいには注意が必要です。
ドレンホースは、エアコン内に発生した水滴を室外へ排出するホースです。

エアコンの室内機から外へつながっているのね。

そんなドレンホースの先端が排水溝などに入っていると、排水溝のにおいがホースを通って室内に伝わってきます。

他にもドレンホースに虫や水などが詰まっていたりするとエアコン内の水滴を排出することができずカビや臭いの原因となってしまいます。

エアコン自体の清掃をしてもにおいがおさまらない場合は、ドレンホースの周辺環境にも目を向けてみてください。

エアコンがカビ臭い・生臭いときの対策は?

エアコンの匂いが気になる

エアコンのにおいを発生させるカビを減らすことが、消臭への近道です。

そのためには、カビの栄養となる汚れを掃除することが重要です。では、どのようにエアコンの本体を掃除すればよいのでしょうか?

※機種により方法が異なる場合があります。お手入れは説明書を確認してから行ってください。

エアコンの臭いを消す対策1.エアコンのフィルターを掃除する

まず、カビの栄養源が潜むフィルターの掃除を実施します。
フィルターの掃除には注意点があるので、実施する前に必ずチェックしておいてください。

フィルター清掃の一般的なステップは下記の通りです。

1.エアコンのカバーを開きフィルターを取り外す


取り外す前に掃除機である程度ホコリを吸い取ると、ホコリが舞うのを防げます。

2.掃除機でフィルターに付着したホコリを吸う

エアコンフィルターに掃除機をかける
ホコリはフィルターの外側(オモテ面)についているので、外側から掃除機で汚れを吸い取ります。

3.浴室などで水洗いする

エアコンフィルターを水洗いする
汚れがひどい場合は、水洗いします。水はフィルタの内側(ウラ面)から当ててください。
また、柔らかい歯ブラシなどを使って優しくこすり、フィルターを傷つけないようにしましょう。

4.陰干しによって完全に乾燥させる

フィルターを乾かす
天日干ししたりドライヤーで乾かしたりすると、フィルターが変形する恐れがあります。
必ず陰干しで乾かしてください。

フィルター掃除の頻度の目安は、自動掃除機能なしの場合で2週間に1度程度です。

エアコンのにおいを消す対策2.エアコンのルーバーを掃除する

フィルターだけでなく、エアコンのルーバー(吹き出し口)からもカビの胞子が放出されます。ルーバーも以下のステップで掃除しましょう。

1.エアコンのコンセントを抜く

エアコンコンセントの画像
電源が入るとルーバーが動いたり、思わぬ事故につながるので、安全のためコンセントを抜きましょう。

2.ルーバーを手で開ける

ルーバーを開く画像
電源を切っているので、手動で動かします。

3.薄めた中性洗剤をタオルにしみこませてから拭く

ルーバーの掃除
届かない部分は、定規にタオルを巻いなどして拭いてください。

きれいになったらコンセントを差し込み、しばらく送風運転します。

エアコンの臭いを消す対策3.室内のホコリを掃除する

掃除道具

エアコンは室内の空気を取り込むため、室内が汚れているほどエアコン内部にホコリが蓄積されます。エアコンのにおいを消すには、じつは本体だけでなく、室内のホコリを掃除することも重要なのです。

効率的に掃除するには、「ホコリは水分に付着しやすい」という性質をうまく活用することがポイントです。ちぎった新聞紙を濡らし、床の上にまいてから掃き掃除をする方法がおすすめです。

また、掃除をするタイミングも重要です。人が動いているときはホコリは空気中に舞い上がるため、床を掃除しても効果が薄くなってしまいます。

朝起きたときや帰宅直後など、ホコリが床に蓄積される時間帯に掃除をするようにしましょう。

効果的だとは思うけど、大変じゃない?

そんなときは、ロボット掃除機がおすすめですよ。

ロボット掃除機はノジマでも取りそろえております。

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エアコンの臭いを消す対策4.エアカットバルブを設置する

エアカットバルブとはドレンホースを切って間に取り付けることによって、防臭、防鼠、防虫、そして水の逆流を防ぎます。

エアコンから「ポコポコ」と異音を聞いたことはありませんか?それは室内と室外の気圧のバランスが崩れて出る音なのでエアコンの故障とは限りません。
気密性の高い住宅などで出ることが多く、「エアカットバルブ」を取り付けることで改善できます。

エアコンの臭いを消す対策5.エアコンクリーニングを頼む

エアコンのフィルターやカバーなどは自分で掃除できますが、内部の熱交換器やファン、ドレンパンは取り外せません。むやみに内部を掃除しようとするとエアコンが故障してしまう可能性もあります。

また、そもそも自分で掃除する時間が取れない方もいることでしょう。
エアコンの臭いを確実に減らしたいのであれば、エアコン業者に依頼するのも一つの手です。

ただ、一台につき10,000~15,000円ほどかかります。
手軽にはできず、またこれを毎シーズン払うとなると、決して安くはありません。

そこで、試してほしい裏技があります

エアコンの臭いを消す裏技1:冷房16度運転法

エアコン16度設定

エアコンのにおいを和らげる、冷房16度運転法という裏技をご存じでしょうか。
窓を全開にして冷房16度で1時間運転すると、エアコンのにおいを和らげられるというものです。

効果が高かったことから、ネット上でうわさが広がるまでに至っています。

冷房16度運転法のメカニズム

冷房16度にして運転するだけでにおいが取れるなんて、にわかには信じがたいですが、どういう仕組みなのでしょうか。

エアコンのにおいの元である汚れは、エアコン内部の熱交換器やドレンパンに付着しています。

また、冷房や除湿機能を使うと、暖かい空気が冷やされることで結露し、エアコン内部に水が付着します。
これは、冷たい水を入れたコップに水滴がつくのと同じ原理です。

熱い空気と冷たい空気は、水分を持てる量が違います。

除湿の仕組み1

しかし冷たいコップに触れ、熱い空気が冷やされると……

除湿の仕組み2

冷たい空気に変わり、今まで持っていた水分が持てなくなります。

除湿の仕組み3

この現象が、エアコン内部でも起こっているのです。

だからエアコン内部の熱交換器やドレンパンに、水が発生するのね!

16度に設定して窓を開けておけば、エアコンはずっとフルパワーで稼働し、普段より多くの水が発生します。

つまり、熱交換器やドレンパンに付着しているにおい成分が、この大量の結露水に溶けて洗い流される、というわけです。
また窓を全開にすることで、空気中に漂うにおいも室外に排出されて効率が上がるとのこと。

フィルター清掃を行ってもにおいが取れないケースの最終手段として、知っておいて損はないでしょう。

ちなみに暖房運転では結露は発生しないので、冬場でこの方法を試しても効果はありません。

冷房16度運転法の注意点

チェックポイント

三菱電機は、冷房運転の実施について注意も呼びかけています。

屋外が高湿度(80%以上)のときに窓を開けて冷房運転すると、時間の経過に伴い室内機に露が発生し始めます。
家具や床などを濡らしてしまう恐れがあるので、室内機の下にビニールを置くようにしましょう。

参考:エアコンの風がにおう(三菱電機)

また、窓を開けていても寒さを感じる温度設定なので、体調を崩さないよう注意してください。

エアコンの臭いを消す裏技2:暖房30度運転法

エアコン30度設定

冷房の他にも裏技があります。もう一つの方法は暖房です。
エアコン内部のカビを減少させるには窓を開けたまま、暖房で1時間程度運転させるのもよいです。 

冷房と同じく効果が高かったことから、暖房の方法も広がりました。

温度の設定目安としては30度と言われています。 なぜ30度なのかと言いますと、カビの生育最適温度は25~28度と文科省のホームページにも記載があります。
30度に設定をすればエアコン内部も乾燥し、完全にいなくなるわけではありませんがカビの繁殖も抑えたり、死滅させることが期待できます。

エアコン内部を乾燥させた後に冷房して、臭いも取れたという方もいますのであわせ技も効果的のようです。

また、窓を開けていても暑さを感じる温度設定なので、体調を崩さないよう注意してください。

エアコンの臭いを予防する対策

エアコンで冷房や暖房をつけたときに嫌なにおいが発生しないように、においを予防する対策もあります。
その中で、日常で気軽に実施できる対策をピックアップしてみました。

エアコンの臭いを予防する対策1.室内を換気する

換気している画像

室内ににおいがこもってしまうと、エアコンはその空気を吸い込んでしまいます。
特にエアコンを使う季節は窓を開けない、という方は要注意です。

窓を定期的に開放して風を通し、空気を入れ替えましょう。

エアコンの臭いを予防する対策2.運転停止の前に送風運転する

冷房や除湿運転をすると、エアコン内部に結露が発生し、水滴がついてしまいます。
水滴をそのままにしてしまうと、吸い込んだ汚れを栄養にカビが発生する原因になるのです。

そうならないために、電源を切る前に、1時間程度送風運転で内部の水分を乾かしましょう。乾燥に弱いカビの発生を抑止できます。

温度調整の目的以外でエアコンを運転させるなんて、電気代がもったいなくない?

じつは送風運転の電気代は、1時間あたり0.3円程度なんです。

イオンなどを放出する高性能な機種でも、電気代は1時間あたり0.5円程度で1円にも及びません。

今まで費用を気にしていた方は、あらためてカビの発生を予防できるよう、送風運転を取り入れてみてください。

エアコンの臭いを予防する対策3.使わない時期も送風運転する

エアコンを使わない時期は汚れないと思いがちですが、ホコリなどは溜まっていきます。

積もり積もって大きな汚れになる前に、月一回1時間ほど、送風機能でホコリを追い出しましょう。

エアコンの臭いを消すときの注意点

注意マーク

エアコンのにおいを消そうと工夫すると、かえってにおいが悪化したり、機器が損傷したりするケースもあります。エアコンのにおいを消すときにありがちな注意点をご紹介します。

注意点1.エアコンの臭いをファブリーズ(消臭スプレー)で消すのは危険!

エアコンのにおいを消すために、ファブリーズなどの消臭スプレーを使う方法も思い浮かぶかもしれません。

しかし、消臭剤は布製品に使用することを前提として開発されています。
エアコンに直接吹きかけると、消臭スプレーの成分が本体内部の熱交換器やファンに付着し、臭いや故障の原因になりかねません

置くタイプの消臭剤であればエアコンに影響を与えるわけではありませんので、室内の臭いを緩和する意味では役立つかもしれません。

消臭剤のほかにエアコンの掃除用スプレーも販売されていますが、電気店としては同様におすすめできません

万が一洗浄液がファンや電気部分に付着すると、サビや故障の原因になることがあります。最悪の場合、残留した泡が電気部品を溶かし、火災に発展するケースもあるためです。

エアコンにスプレー

注意点2.エアコンのフィルター掃除に不適切な道具などを使わない

エアコンのにおいを消すために、フィルターを入念に掃除したくなるかもしれません。

しかし、掃除の効果を高めようと、水洗いや乾かすときに不適切な道具などを使用すると、フィルターを変色・変形させてしまうことがあります。

水洗いで使用しない方がいいもの
  • タワシなど硬いブラシ
  • 40℃以上の熱いお湯
  • 漂白剤
乾かすときに使用しない方がいいもの
  • ドライヤー
  • ストーブ
  • 直射日光

エアコンの臭いを消すときは、不適切な方法でフィルターを損傷させないように注意しましょう。

注意点3.フィルターはしっかり乾かす

フィルター掃除をした後は、陰干しでしっかり乾燥させてから、エアコンに取り付てください。

水滴が残っていると、故障や発火の恐れがあります。
また、「ホコリは水分に付着しやすい」ので、せっかく洗ったフィルターがまたすぐに汚れてしまいます。

エアコンの臭いに悩みたくない方は自動掃除機能付きがおすすめ

エアコン掃除は面倒くさい

エアコンの臭いは気になるけど、お手入れを欠かさずやるのは大変……。だからといって、エアコン業者に依頼するのは費用がかかるので、お金をかけたくない方は手が出しにくく感じるかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、自動掃除機能付きエアコンです。

自動掃除機能とは

突然ですが、エアコンのフィルターはどれくらいの頻度で掃除していますか?
じつはほとんどのメーカーでは、フィルター掃除は2週間に1回を推奨しています。

え、そんなすぐに汚れるの?

そこでおすすめしたいのが、自動お掃除機能です!

自動掃除機能とは、フィルターに付いたホコリをエアコン内部のブラシが自動的に掃除してくれる機能です。

最近はフィルターのホコリを除去するだけでなく、10年相当の大容量ダストボックスが備わっているエアコンや、リモコンで自動掃除機能の頻度を設定できるエアコン、ダストボックスを取り外さずにそのまま掃除機でゴミを吸い込めるエアコンもあります。

フィルター掃除をまったくしなくていい、というわけではありませんが、掃除の頻度がぐんと下がるのはうれしいですね。

エアコン内部も清潔に保つエアコンも

清潔なエアコン

しかし、自動掃除機能でも安心はできません。
一般的な自動掃除機能はフィルターは掃除しますが、エアコン内部の汚れまでは掃除してくれないからです。

そこで最近では、エアコン内部にそもそも汚れが付きにくいコーティングが施されているものや、フィルターだけでなく、熱交換器に付着した汚れまで自動で洗浄・排出してくれる自動掃除機能も登場しています。

同じ自動掃除機能でもメーカーごとに仕組みが異なるので、導入する際は比較することが大切です。

こういった自動掃除機能の搭載されたエアコンを活用すれば、においの悩みから解放されることでしょう。

まとめ

エアコンで快適

エアコンのにおいの原因は、室内のにおいとエアコン内部の汚れです。

そのままにしておくとにおいが気になるだけでなく、汚れた空気を吸い込むことで、健康被害につながる危険性もあります。

エアコンのにおいを感じたら、今回ご紹介した方法を試してみてください。

また、清潔に使える機種に買い替えるのも、一つの手です。
エアコンのにおい問題が解決できるだけでなく、省エネ性能の向上で電気代も違ってくるので、今のエアコンを10年近くお使いの方は、検討してみるのもいいかもしれません。

ノジマなら、清潔に使えるエアコンや省エネに優れたエアコンなど、さらに詳しいご案内が可能です!
エアコンのご相談はぜひ、ノジマにお任せください!

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